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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



芸能界ではパクリ騒ぎが少なくない。
モーニング娘。の安倍なつみが他人の詩をそのまま引用して自分の本に掲載し謹慎処分を食らったのもまだ記憶に新しい、と思っていたらもう4年も前の出来事だった。
小林亜星が服部克久の作曲した楽曲を「どこまでもいこう」のパクリとして提訴。
裁判所もこれを認め勝訴したことも記憶に新しい、と思っていたが、これも5年も前の出来事だった。

昨日、テレビのチャンネルをひっかき回していると顔の派手なオネエサンが歌を歌っていた。
歌い終わるまで、それが観月ありさであることにまったく気付かなかったのだが、歌そのものがどこかで聞いたことのある「メロディライン」だったのでビックリした。

「これって、谷村有美の『名前のないうた』のパクリじゃないのか?」

私が谷村ファンであることを差し引いても観月ありさの「engaged」という曲の構成と終盤のメロディラインは、谷村有美の「名前のないうた」とほぼ同じだった。
「歌詞だけ差し替えたのかな」
と思って調べてみたが、作詞作曲はまったく別人だった。

「名前のないうた」は大阪教育大学付属池田小学校での児童惨殺事件をテーマに谷村有美が池田市の行事に呼ばれた時に作詞作曲した楽曲。
ライブではよく歌っているが最近谷村自身がテレビにほとんど出演していないこともあり、ファン以外の一般の人はほとんど知らない曲でもある。

知らない曲。
だからパクったのか?

ともかく芸能の世界ではパクリは日常茶飯事。
私には日系米国人の親類にアニメ映画やテーマパークをやってる有名なDプロダクションでデレクターを勤めていたお兄さんがいたが、
「そんなの、無名な人のアイデアを盗むなんてこと、こっち(米国)ではあたりまえよ」
と言っていた。
パクリは世界共通なのかもわからない。

なお、楽曲にもビックリしたが久しぶりに見た観月ありさの派手顔に度肝を抜かれたことは言うまでもない。
(ある意味、「オバハン」になっていたのだ)



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