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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



「台湾の主権未定」 日本代表が不適切発言 当局の抗議受け撤回(産経新聞) - goo ニュース

現代は正しいことを言うと何かしら非難の対象になるようで、まったくもっておかしげな世の中になったものだ。
その最も大きな原因は「放置しておくこと」。

あやふやな内容を確認しておかずに放置しておくと、そのもとになることに誰もが勝手に自分の都合の良いように発言するようになってしまう。
たとえば、日中間の歴史認識がそう。
中国が南京大虐殺をはじめとするあれや是や尤もな嘘を並べているにもかかわらず、村山富市のように反省が足りないなどどわけの分からない政治家が多くいたため、抗議をせずに放置を続けた。
その結果、なんだか日本軍のナチスに似た暴力はホントにあったの、なんて雰囲気になっている。

台湾の帰属問題にしてもまったく同じ。

サンフランシスコ講和条約を結んだとき、日本は台湾を放棄するのはしたものの、それを「中華民国に譲ります」なんて一度も言っていない訳で、いわば1945年8月16日以降、台湾は中華民国によって不当に占拠された状態になっている。
というのが事実だろう。
だから今回の日本交流会事務所の斉藤代表が講演会で発言した内容にちっとも誤りはない。
従って抗議を受けるいわれも無い、ということだ。

だからといって、再び日本が台湾を領有しますよ、というのも国際社会でも日本人自身でも許されないこと。

要は台湾の台湾人による台湾のための国家作りを日本が支える時代がきているということだ。

以前このブログに書いたことがあったけれども台湾は日本にとって唯一の遺伝子を共有する国家だ。
その台湾を日本は歴史上三回も大きく裏切っており、その台湾の歴史に対して日本が応える道は唯、「台湾の独立に協力する」こと。

帰属問題について「台湾は中華民国ですよ」、なんて口が裂けても言ってはいけない。
ウソは中国人の始まりだ。


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