万年筆ブームだ。
ねこも杓子も万年筆。
ついに昨年暮れ、会社での私の部下のW君まで万年筆を購入した。
私のお株を奪ったわけではないだろうが、最近技術の進歩と筆記具の見直しが進められて万年筆に注目が集まっている。
私は大学生の頃から万年筆を愛用している。
その理由はボールペンは途中でインクが出なくなり最後まで使い切ったことが一度もないのに対して、万年筆はインクを補充するだけで何度も使うことができるからだ。
意外にもボールペンは私の筆圧に耐えきれず壊れるが、華奢に見える万年筆の方が遥かに長持ちするというわけだ。
つまり、書き味が違う。
この書き味抜群、時代をとらえたエコでおしゃれな万年筆に困ったことが一つだけある。
それはヒコーキに乗るとインク漏れを起こすことがある、ということだ。
飛行機に乗ると、地上では体験できない色んなことに遭遇する。
気圧差で生じる万年筆のインク漏れもその一つ。
その他、酒のまわりが異様に速い。
どっちに向いて飛んでいるのか分からなくなることがある。
シンガポール航空の液晶ビジョンの任天堂ゴルフゲームは1ホールで飽きてしまうくらい詰まらない。
などなど。
扶桑社刊の「飛行機に乗るのがたのしくなる本」は、以上のようなことは全然書いていないが飛行機にまつわる数々の謎が解説されている文字通り「楽しい」一冊だ。
飛行機の速度はどうやって測っているの?
翼の先端のランプの色はどんな意味?
客室乗務員の給料はいくら?
上空はマイナス50度なのにどうして飛行機は凍りつかないのか?
と言った聞けば「ん~~~なるほど」というようなことが104篇も書かれている。
私はヒコーキに乗ると「ヒコーキ事故」に関係する本を読んではドキドキすることがちょっと好きという悪趣味を持っているが、この本はそういうブラック名と頃は全くなく、本当に楽しくなることができる。
蘊蓄系の本なのでイライラせずにざっと読めてしまうところが、また楽しかった。
なお、コテコテのヒコーキマニアの方には頼りない内容だと思うので念のため。
~「飛行機に乗るのがおもしろくなる本」扶桑社刊 エアライン研究会著~
ねこも杓子も万年筆。
ついに昨年暮れ、会社での私の部下のW君まで万年筆を購入した。
私のお株を奪ったわけではないだろうが、最近技術の進歩と筆記具の見直しが進められて万年筆に注目が集まっている。
私は大学生の頃から万年筆を愛用している。
その理由はボールペンは途中でインクが出なくなり最後まで使い切ったことが一度もないのに対して、万年筆はインクを補充するだけで何度も使うことができるからだ。
意外にもボールペンは私の筆圧に耐えきれず壊れるが、華奢に見える万年筆の方が遥かに長持ちするというわけだ。
つまり、書き味が違う。
この書き味抜群、時代をとらえたエコでおしゃれな万年筆に困ったことが一つだけある。
それはヒコーキに乗るとインク漏れを起こすことがある、ということだ。
飛行機に乗ると、地上では体験できない色んなことに遭遇する。
気圧差で生じる万年筆のインク漏れもその一つ。
その他、酒のまわりが異様に速い。
どっちに向いて飛んでいるのか分からなくなることがある。
シンガポール航空の液晶ビジョンの任天堂ゴルフゲームは1ホールで飽きてしまうくらい詰まらない。
などなど。
扶桑社刊の「飛行機に乗るのがたのしくなる本」は、以上のようなことは全然書いていないが飛行機にまつわる数々の謎が解説されている文字通り「楽しい」一冊だ。
飛行機の速度はどうやって測っているの?
翼の先端のランプの色はどんな意味?
客室乗務員の給料はいくら?
上空はマイナス50度なのにどうして飛行機は凍りつかないのか?
と言った聞けば「ん~~~なるほど」というようなことが104篇も書かれている。
私はヒコーキに乗ると「ヒコーキ事故」に関係する本を読んではドキドキすることがちょっと好きという悪趣味を持っているが、この本はそういうブラック名と頃は全くなく、本当に楽しくなることができる。
蘊蓄系の本なのでイライラせずにざっと読めてしまうところが、また楽しかった。
なお、コテコテのヒコーキマニアの方には頼りない内容だと思うので念のため。
~「飛行機に乗るのがおもしろくなる本」扶桑社刊 エアライン研究会著~