人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

上岡敏之 ✕ 田部京子 ✕ 新日本フィルによるベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番」の公開リハーサルを見学する / 上岡敏之 ✕ 新日本フィルのブルックナー「第8交響曲」(3/25)チケット先行受付

2022年10月14日 07時03分31秒 | 日記

14日(金)。昨日は私の100回目の誕生日でした もちろんトランプ級のフェイクです 大幅にサンマを、もとい、サバを読んでいます 娘がピザ(大・小)・唐揚げ・ポテト・ナゲットを大量に注文してくれたのでビールと一緒にいただきました 量が多すぎた( ↓ これで2人前)ので、余りは翌日に回すことにしました

 

     

 

バースデーケーキ(シャインマスカット)も娘が用意してくれました 季節のケーキはとても美味しかったです

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2833日目を迎え、193か国で構成される国連総会は12日に「緊急特別会合」を開き、ロシアによるウクライナ4州の一方的な併合を「違法」で「無効」などと非難する決議を143か国の賛成で採択した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     独立国家に侵略し 破壊し尽くした上で「俺の土地だ」と主張するのは泥棒の論理だ

 

         

 

昨日午前10時半から、すみだトリフォニーホールで「第10回すみだクラシックへの扉」公演の公開リハーサルを見学しました 本公演は10月14日(金)、15日(土)の両日、同ホールで開かれます 本番のプログラムは①モーツアルト「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299」、②ベートーヴェン「ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58」、③ブラームス「交響曲 第2番 ニ長調 作品73」です    事前の案内ではブラームスのリハーサルが公開される予定でしたが、ベートーヴェンに変更されました 望むところです

パトロネージュ部の登原さんによると、上岡氏は滅多にリハーサルを公開しないそうで、今回は急逝したラルス・フォークト氏の代役ということで、もともと公開リハーサルが予定されていたことから本番ともども引き受けてくれたとのことです しかも、公開リハーサルの多くはソリストの入る協奏曲は避けられる傾向があるのに、今回はピアノ協奏曲ということなので、極めて貴重な機会となります 賛助会員・維持会員の特権です

 

     

 

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58」はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770ー1827)が1805年から翌06年にかけて作曲、1807年にアン・デア・ウィーン劇場で公開初演されました 第1楽章「アレグロ・モデラート」、第2楽章「アンダンテ・コン・モト」、第3楽章「ロンド:ヴィヴァーチェ」の3楽章から成ります

オケの編成は左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつもの新日本フィルの並び。コンマスは崔文洙です

舞台中央のグランドピアノにはソリストの田部京子がスタンバイします    ジャケット姿の上岡が指揮台に上り、さっそく第1楽章のリハーサルに入ります    冒頭はピアノ独奏から入り、オーケストラが続きます。上岡は途中で止めることなく演奏を進め、田部のカデンツァに入ったところで止めて、カデンツァの終結部から演奏するよう求めました カデンツァはソリストにとっては聴かせどころですが、オケとのリハーサルでは全部弾く必要はないという判断です 見学者としては全部聴きたいところですが、仕方ないでしょう その後は楽章の最後まで通して演奏し、その後、冒頭近くの箇所に戻り、演奏しては止めて弦楽器に指示を出し、再び演奏に戻り、ということをかなり細かく繰り返しました 次いで第2楽章に入ります。冒頭はピアノのモノローグとオケとの対話が繰り返されますが、オケが思ったよりもソフトに出てきたのは意外に感じました また、この楽章はたったの5分しかないことにあらためて気が付きました この時点で11時半頃です。普通の指揮者なら、ちょうど1時間たったから15分休憩して、その後第3楽章の演奏に入るという方法を採ると思いますが、上岡は休憩を入れず第3楽章のラストまで続けて演奏する形を採ります この楽章では、上岡の弦楽器の弱音に対するこだわりが見られました コンマスにリードを任せ、自分は会場に降りて後方席まで移動して、弦楽セクションの演奏を聴いて「音が大きい」と叫んでいました 弱音重視によるメリハリを求める上岡の指揮の特徴を垣間見た気がしました

リハーサルは休憩なしの1時間半で、正午近くに終了しました 本日午後2時から本番を聴きます モーツアルト、ブラームスともども楽しみです

 

         

 

新日本フィルのホームページによると、2023年3月25日(土)14時から すみだトリフォニーホールで「新日本フィル創立50周年特別演奏会」が開かれます    プログラムはブルックナー「交響曲第8番ハ短調(ハース版)」で、指揮は上岡敏之です   チケット代はS:7000円、A:6000円、B:5000円、C:4000円で、NJPメンバー割引があります

本日と明日の「扉」公演終了後、先行販売の受付をするとのことです。私は申し込みます

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