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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アニキ金本・連続試合出場記録1,766試合で途絶える!

2011年04月15日 23時08分58秒 | 日記
15日(金)。われらが阪神タイガースの兄貴・金本知徳の連続試合出場記録が今日途切れた。今日の対中日第1戦の8回裏二死一塁で投手の代打として途中出場したが、打席中に一塁走者が盗塁失敗してイニングが終了、打席未完了のまま真弓監督が9回表に金本に代えて投手を出したため、連続出場記録が1,776試合で途絶えた。テレビで見ていたが、実にあっけない幕切れだった。これは歴代第2位の記録で、第1位は広島カープの衣笠祥雄の2215試合である。今日途切れていなければ、これを抜く可能性は限りなく高かったのではないか。なお、今日の試合は阪神が中日を5対4で下した。

彼はすでに連続試合フルイニング出場1492試合(1999年7月21日~2010年4月17日)の世界記録、連続イニング出場13,686イニング(同)を達成している。
1968年4月生まれの金本は、広島の広陵高校~東北福祉大学~広島東洋カープ(1992-2002)~阪神タイガース(2003-)という経歴の持ち主である。今年満43歳である。しかし彼に年齢は関係ない。

阪神タイガースが日本一に輝いた1985年、日本シリーズの観戦のため2度西部球場に通った。目の前で吉田監督の胴上げを見た。あの時はバース、掛布、岡田、真弓の強力打線によって日本一になった。あの頃からのタイガースファンであるが、3~4年前までは子供たちを連れて、時には神宮球場へ、時には横浜スタジアムへ、ハッピとメガホンを片手に阪神の応援に駆けつけたものだ。残念ながらまだ甲子園球場へ行ったことはない。これは私の小さな夢だ。

もともと私のラッキーナンバーは6なのだが、金本選手の背番号が6であることから、縁起をかついでメルアドの中にも6を入れている。






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福島そしてチェルノブイリ~1986年、その時、私は

2011年04月14日 22時19分31秒 | 日記
14日(木)。今朝の日経は1986年のチェルノブイリ原発事故と今回の福島第1原発事故を比較している。双方とも国際原子力事象評価尺度(INES)で「レベル7」とされているが、事故の起き方や環境中に放出された放射性物質の量が異なることから両者は全く違うと解説している。

「チェルノブイリ原発事故は試験運転中に原子炉本体が燃料もろとも大爆発を起こし、一気に大量の放射性物質が広範囲に放出された。原発作業員2人が事故当日死亡したほか、28人が3ヶ月以内に死亡した。一方、福島第1原発は地震を受けて運転が自動停止した後、津波の被害によって電源がすべて失われ炉心を冷却できなくなった。格納容器の圧力制御室の一部が破損したことなどにより放射性物質が外に出た。作業員3人が高濃度の放射性物質を含む水に触れて被曝したが、死者は出ていない。環境に放出された放射性物質の量は、福島はチェルノブイリの10%以下である。ただし福島原発事故はまだ収束していないが」

手元に私の古いパスポートがある。スタンプは以下のように押されている。
出国=1986年4月25日(成田)、入国=4月26日(フランス・ドゴール)
出国=1986年5月5日(フランス・ドゴール)、入国=5月6日(成田)

この年のゴールデン・ウィークにパリ経由でオーストリアに観光旅行した際の記録である。旅程は次の通り。成田→エア・フランスでパリへ(知人を訪ね、ルーブル美術館などを観光)→プロペラ機でアルプスを越えオーストリアのザルツブルクへ(モーツアルトの生家、大聖堂、ヘルブルン宮殿=コンサート、知人と会ってザルツ・カンマーグート=サウンド・オブ・ミュージックの舞台、などを観光)→列車でリンツへ(知人と会って市内観光)→列車でウィーンへ(シュテファン大寺院、フィガロハウス、中央墓地=モーツアルトの墓参り、ウィーン国立歌劇場=内部の見学、ウィーン歴史博物館見学など)→飛行機でパリへ→エア・フランスで成田へ。

さて、チェルノブイリ原発事故はこの年の4月26日未明に起こった。ウクライナ共和国にあるチェルノブイリ原発の4号炉で大きな爆発事故があり、火災は爆発から14日後の5月10日にようやく収まった。日本でも5月3日に雨水から放射性物質が検出された。当初、ソビエト連邦政府(当時)はこの事故を公表せず、事故2日後の28日にやっと公表に踏み切った。

つまり私がパリに到着したその日に原発事故が起き、オーストリア観光を終えて帰国してもなお、原発事故は収束していなかったということになる。現地で何らかの報道があれば知人にも会っているのでわかったはずだが、まったく知らなかった。日本に帰国して新聞を見て初めて、事の重大さに気が付いた。今にして思うが、ヨーロッパ各国で報道統制があったのではないか。もしあったとするなら、それは「レベル7」を超えている。今、福島原発は現在進行形である。東電、政府はもちろんのこと、報道側も自主規制があってはならない。

ところで、今日はモーツアルトのバイオリン協奏曲第1番K207が完成した日である(1775年4月14日)。交響曲やピアノ協奏曲が生涯を通じて作曲されたのに対し、バイオリン協奏曲(5曲)は1775年4月から12月(当時19歳)の間に集中的に生誕の地ザルツブルクで作曲された。すべて自筆譜に完成の月日が記入されているという。いまパメラ・フランクのバイオリン、デビット・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏で聴いている。二十歳を前にしたモーツアルトのみずみずしい感性が伝わってくるいい演奏だ。



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AKB48は、なぜ、売れたのか?

2011年04月13日 18時36分30秒 | 日記
13日(水)その2.今日の日経朝刊に「アジア知的財産権シンポジウム2011広告企画」が見開きで載っています。AKB48のプロデューサー秋元康さんの基調講演が面白いので紹介します。題して「AKB48は、なぜ、売れたのか?」

「エンターテインメントでの成功には98%の運と1%の汗と1%の才能が必要だと思う。AKB48が売れたのも運なのである。しかし、1%の努力と1%の才能がなければ100%にはならない。いつも考えているのは”予定調和を崩すこと”。見る前に想像がつくようでは観客にそっぽを向かれる。今ヒットしているものはすべて過去だ。今の流れを読んでひらめくというよりは、周りと関係なく、自分でこれが面白いと思うものが見つけられるかどうかだ。止まっている時計は、日に2度正確な時刻を示す。ところが周りを見ながら合わせようとするとなかなか合わない。世間で流行しているものとは関係なく、自分が”これは絶対に面白い”と思い、それを全力でやり続けることが大事ではないか。今はインフラや技術が急速に進歩しているので、コンテンツを考える時にもメディアミックスをどうするかといった”器”から入りたがる人が多いが、料理がおいしければ、どんな皿に盛っていても食べたいと思う。器の形に関係なく、自分は何が面白いのかというところから始めたほうがいい」

秋元さんは成功するための要素の98%は運だと言っていますが、そのためには周到な仕掛けがあり、それなりの力がなければならないでしょう。それを1%の汗と1%の才能と置き換えてもいいかもしれません。1人の少女をエンターテインメントの世界にデビューさせて成功させるのは非常に困難でしょう。でも一辺に48人まとめてデビューさせれば「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」ではないけれど、そのうちの何人かはヒットするのではないか。少女たちを集めて歌と踊りを仕込んでデビューさせる。そして人気投票をやってお互いの競争意識を高めて全体のレベルアップを図る。それが彼の仕掛けでした。

成功のためには98%が運だと言うけれど、見方を変えて考えると、2%しかない成功する可能性を実現するためには98%の「運を引き寄せる」ための努力が必要だと思うのですが、どうでしょうか。「自分は運がない」と言う人は”運がない”のではなく、”運を引き寄せる努力をしていない”から、運がやってきた時に逃してしまうのだと思います。日ごろから広くアンテナを張って情報を収集することも大事なような気がします。

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再び吉田秀和「音楽展望」に思う~レベル7の東日本大震災を受けて

2011年04月13日 17時04分15秒 | 日記
13日(水)。このところ体調が悪かったが、昨日夕方から急に悪化して夜には38度を超える高熱が出てしまった。保険証がなかったので家に直行して栄養を取ってから寝た。けさ熱が37度台に下がったので会社に休暇願いの電話を入れて、地元のクリニックに行った。待合室には静かな音楽が流れていた。ショパンのマズルカ、ポロネーズ、ワルツ・・・。ショパンだけかと思っていると途中で曲想が変わった。ブラームスのハンガリー狂詩曲が流れた。だれの演奏家はわからないが良かった。

さて、昨日の朝日朝刊の吉田秀和「音楽展望」である。編集者の付けたタイトルは「立ち上がる国 苦難の時にこそ無償の愛」である。内容はタイトルどおりである。つまり「音楽の展望」は一言もない。次のとおり。

1945年の3月に召集令状がきて大阪に出向いたが、結局”身体薄弱”を理由に応召されなかった。東京への帰りがけ見知らぬ人から「帰る方向が一緒だから自分の家に泊まっていったら」と声を掛けられ、一宿一飯の世話になった。それなのに今ではその人の名前さえ覚えていない。その帰りの3月10日、東京大空襲で被災した人々にぶつかった。巨大な夜襲を受けて家を失い、家族親戚知人らとはぐれ、途方にくれたまま歩く姿に出くわした。自分は何とか八王子まで帰りついた。この大空襲のあと半年もたたないうちに日本は降伏した。思えば日本人は、その後も次々大きな災害や苦難に襲われたが、そのつど克服し立ち上がってきた。日本はそういう国だ。偉いものだと思う。

ここまでの内容であれば、音楽界の大御所の「独り言」で済んでしまう。しかし、今回はそうではなかった。彼は最後にこう結んでいる。
「しかし、よくよく考えてみると、このうちの一体何割が人災だったのだろう」。

世界共通語である「ツナミ」を伴った今回の東日本大震災は、確かに自然災害である。しかし、それによって被害を受けた東京電力福島原発の放射能漏れ事故は、自然災害とばかり言えるのか?「想定外の大災害でした」で済むのか?

今朝の朝日によれば「地震の規模が大きいほど余震の数は多く、マグニチュードが本震より1小さいぐらいの余震は起きる可能性がある。今回は本震M9だからM8。2004年のスマトラ沖地震(M9.1)の3ヵ月後にはM8.6の地震が起きている」という。再びM8規模の地震が起きたら福島原発はどうなるのか?今後の対策を誤ったら正真正銘の人災だ。いまや国際的な尺度による重大さの評価はレベル7(深刻な事故)となった。これ以上のレベルはない。政府、東電、関係者には一層の自覚と責任ある行動を求めたい。

吉田秀和の「音楽展望」に戻る。もう「音楽展望」の看板を下ろせとは言うまい。国家の危機のときに音楽評論家として出来ることは何か、と熟慮のうえでの執筆なのだろう。いつかまた音楽の話が書かれた「音楽展望」が読める時が1日でも早く来ることを願っている。





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「11の謎」の答えと、始まる春闘

2011年04月12日 06時54分57秒 | 日記
12日(火)。昨夜「11の謎」をパソコン上でじっと見ていた娘が、「わかった案外簡単じゃん」と言って、解説してくれた。「西暦の誕生年の下2桁と今年の満年齢を足すと下2桁が11になるということだけど、誕生年をゼロとして、つまり0歳と考えて、それに今年の満年齢を加えれば2011年になるから、だれもが11になるはずだよ」。これには納得せざるを得ない。やむを得ず「正解11に因んだものをあげるよ」と言うと「やったぁ何だって11万円くれるのうれしいなぁ」と大幅に勘違いしている。こっちは5月11日にいたチョコ11枚でもあげればいいと思っていたのに・・・・このギャップをどうやって埋めればいいのか・・・・・・これから厳しい春闘交渉が始まりそうだ
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「11」の謎~一連の大地震のキー・ナンバー

2011年04月11日 21時04分18秒 | 日記
11日(月)。東日本大震災の起こった3月11日からちょうど1ヶ月の今日4月11日。午後5:20分ごろ福島・茨城で震度6の地震が起こった。ちょうど仕事が終わりかけて、帰り支度をしようとしていた矢先にずしんと揺れた。事務所が8階にあるので相当揺れる。すぐに防災センターから館内放送が入り「いま地震が起こった。このビルは安全である。あわてて外に出ないように。外の方が危険である。落ち着いて行動を。エレベーターに乗っている人はすぐに降りるように」と伝えた。防災隊員もこのところ地震が多いせいか、放送も落ち着いている。1階の防災センターに降りるとビルの地震計は震度5を示したとのことだった。ついさっき午後8時46分ごろ再び福島と茨城で地震があった。NHKによると現地の震度は4とのこと。部屋の電灯が揺れていた

3月11日、4月11日・・・と11が続いてふと思い出したことがある。Aさんのブログで見た11の謎だ。それはこういうものだ。

自分の誕生年(西暦)の下2桁と今年の満年齢を足した数はいくつになるか?
例えば1960年生まれで今年満51歳になる人は60+51=111
     1975年生まれで今年満36歳になる人は75+36=111
     1987年生まれで今年満24歳になる人は87+24=111
今年2011年生まれの赤ちゃんの場合は    11+ 0= 11

下2桁はすべて11。これをどういう風に捉えたら良いのだろうか?単なる偶然の一致?何らかの根拠ある数字?
個人的には、数学的に解き明かせる考え方なり根拠があるはずだと思っている。この問いに答えられる人がいたら是非教えてほしい。11にちなんだお礼を差し上げます
   
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デセイの「ランメルモールのルチア」~METオペラ・ライブ・ビューイング

2011年04月10日 20時05分56秒 | 日記
10日(日)。新宿ピカデリーに映画METオペラ・ライブ・ビューイング「ランメルモールのルチア」(ドニゼッティ作曲)を観に行った。休憩を2回挟んで3時間半の上映。ヒロインのルチアにナタリー・デセイ(ソプラノ)、恋人エドガルドにジョセフ・カレーヤ、ルチアの兄でエドガルドの政敵エンリーコにルートヴィック・テジエといったベスト・メンバーを揃えた。

物語のあらすじは、ルチアとエドガルドは愛し合っているのだが、兄のエンリーコは自分の保身のため妹のルチアを引き離し別の男を押し付ける。ルチアは結婚式の夜、新郎を刺し殺したうえ狂って死を迎える、という悲劇だ。

指揮者パトリック・サマーズは前奏曲から集中力を見せ、悲劇の幕開けを告げる。オーケストラのメトロポリタン歌劇場管弦楽団も指揮者の意図に応え集中して演奏する。「デセイと言えばルチア、ルチアと言えばデセイ」と言われる当たり役だ。とくに第3幕で気が狂って歌う「狂乱の場」では約15分間一人で演技をしながら歌い続けるのだが、並みのソプラノではとても持たない。しかもコロラチューラ・ソプラノで”聴かせなければ”ならない。バックを務めるオケも十分歌っている。ルチアに寄り添って、フルートが、チェロが泣いている。これ以上のルチアが望めるのだろうか?心の底から感動を覚える。

幕間にソプラノのルネ・フレミングがデセイにインタビューするところが映し出される。「あなたは今回の”ルチア”のような悲劇のヒロインも得意だし、同じドニゼッティの”連隊の娘”のような喜劇のヒロインも得意だけれど、本当のところどっちが好きなの?」という質問に、デセイは「そうね、悲劇のヒロインの方は自然に歌えて歌いやすいわね。でも喜劇の方が、観客の反応を見ながら演じて歌えるので、好きといえば喜劇かしらね」と答えていた。本当にそうだと思う。昨年、ライブ・ビューイングで”連帯の娘”を観たが、小柄な彼女が歌いながらあちこち走り回ったりして、ユーモア精神満開だった。

次の幕間でフレミングが「このたびの日本の皆さまの被災に対し心からお見舞い申し上げます」と挨拶していた。今日の朝刊によれば本日現在で死者は1万2915人、行方不明者は1万4921人という。世界の音楽界も日本の惨状に注目している。

メトロポリタン・オペラは6月に来日公演を挙行する。プッチーニ「ラ・ボエーム」、ベルディ「ドン・カルロ」、そしてドニゼッティ「ランメルモールのルチア」を取り上げる。すべて聴きにいく。アンナ・ネトレプコの「ミミ」、フリットリの「エリザベータ」、ダムラウの「ルチア」を聴くために。メトのあの豪華な舞台を観るために。この機会を逃すと絶対に後悔する。もう、来日中止は止めてほしい。




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ハードロック・カフェ~巨大チーズケーキはいかが?

2011年04月09日 21時18分20秒 | 日記
9日(土)その2.ブログの先輩Aさんとお茶することになり、上野駅構内でコーヒーショップを探しました。スタバもあったのですが、「もっと広いところがいいね」ということで「ハードロック・カフェ」なるお店に入りました。店内はかなり広く、壁にはエレキギターやロック歌手のゴールドディスクのレプリカらしきものや、ビートルズの写真などが飾られており、TVモニターはロック歌手の映像を流し店内いっぱいその音が溢れていました。Aさんの話では横浜にも同じ店があるとのことでした。

3時過ぎで小腹が空いていたので「ケーキセットにしよう」と意見が一致したのですが、セットはないといいます。メニューにチーズケーキがあったので、Aさんはアイス・コーヒーを私はアイス・アップルティーを選び、それぞれチーズケーキを注文しました。

出てきたケーキを見て驚いたのはその大きさ聞いてみると普通の1.5倍あるといいます。ココナッツのツブツブが入っていてすごく美味しかったのですが、小柄で少食なAさんは完食するのに四苦八苦していました。それはそれは見ていて気の毒なくらいでした。

もう一つ驚いたのはアイス・アップルティーを注文したはずが、飲んでみると単なるアップル・ジュースだったことです。お客を”茶”化してはいけません。この店の従業員はどういう教育を受けているのでしょう? その上、頻繁に追加注文を聞きにくるのです。「別のお飲み物はいかがですか?」「お皿を片付けてもいいですか?」。落ち着いて話もできません。

支払いでさらにびっくり。出てくる飲食物に比例して料金も1.5倍なのです。AさんはロックもOKという心の広い人ですが、私の場合はそれほどでもないので、せめてBGMはもう少し静かめな曲を選んでほしかったと思います。「だったら最初からハードロック・カフェという名前のショップに来るなよな!」という声が聞こえてきそうですが・・・・・・あいにく私には1.5倍の寛容さがないのです。ゴメンなさい
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知らないということ~イントロ・クイズから

2011年04月09日 08時14分50秒 | 日記
9日(土)。朝から曇り空だけど気温は高そう。今朝も6時に起きました。朝食後、Yシャツにアイロンがけして、掃除機をかけました。ブログを書き終わったら新聞2紙に目を通します。これが土曜日朝の日課です。

突然ですが、「題名のない音楽会」というTV番組があります。1964年に始まったといいますからもう47年も続いているのですね。今は指揮者の佐渡裕が司会をやっていますが、当初は作曲家の黛敏郎がやっていました。番組は音楽に限らず幅広いテーマを取り上げていて面白かったのですが、時に”これは右翼の政治番組かい?”とツッコミを入れたくなることもママありました。

その黛氏が司会をやっていたときのことです。「クラシック音楽イントロ・クイズ」という番組企画がありました。オーケストラがある曲の出だしの部分を演奏して、指揮者やコンマスや作曲家などのゲストが、早押しクイズ形式で曲名を当てるというものでした。

「ある有名なオペラの序曲です。曲名を当ててください」という問題が出ました。音程の低い弦楽器がたったの1音鳴っただけでしたが、「ひょっとするとモーツアルトの”フィガロの結婚序曲”かな?」と思いました。ゲスト達は頭をかしげています。誰もわからないので、もう少し長く演奏されました。それぞれのゲストがいろいろな回答を出すのですが、正解は出ません。ついに3回目の演奏で誰かが「フィガロの結婚」と答え、「正解です」となりました。

「やったぁ!音楽の専門家たちよりも早く当てたぞ」と有頂天になりました。しかし、後で冷静になってよく考えてみると、ほとんど音楽について無知だからこそ答えられたのではないかと思うようになりました。というのは、回答者のような音楽のプロはあまりにも多くの曲を知っているからこそ、あれでもない、これでもない、と考え過ぎてしまい、なかなか回答できなかったのではないか。逆に知っているオペラの数が限られている素人にとっては、知っている曲が少ないだけに、すぐに曲を絞り込めたのではないか。そう思い直したのでした

「知らない」というのは「恐いもの知らず」です。「自分はこの分野のことはよく知っている」と思っていても、実は知らないことの方が圧倒的に多かったりするのかもしれません。自戒しなければ

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たまにはサン=サーンスなんてどうよ?

2011年04月08日 22時36分27秒 | 日記
8日(金)その2.今週は月曜日から新人歓迎会で飲んだこともあって1週間がすごく長く感じた。昨日も飲んだし

先月下旬に渋谷のチケットぴあに行った帰りにタワーレコードに寄ってみた。例によってCD棚をクルージングしていると「サン=サーンス ピアノ協奏曲全集、七重奏曲」(ピアノ:ジャンヌ=マリー・ダルレ)のCDが目に飛び込んできたのです。この人がどういうピアニストかまったく知らないけれど”名演に違いない”と直感的に思ったのです。2枚組みCDで2,000円、迷わず買ったのですね。直感はかなりの確立で当たります。多くのCDを聴いた経験があると”CDが呼ぶ”のです。すると、そこに残して帰るわけにはいかなくなります。その結果が4000枚です

解説によると、彼女はラベル、フォーレ、サン=サーンスにも直接学んだ人で、リストやショパンも得意だけれど、十八番はサンサーンスだったということです。CD1枚目は第1番から第3番までが入っているのですが、あまり馴染みがないせいか、心に直接訴えてくるものがないのです(本当はもっと繰り返し聴かなければ、良さがわからないのですが)。しかし、2枚目の第4番と第5番はサン=サーンスらしい魅力に溢れていてとても気に入りました。とくに第5番の協奏曲は「エジプト風」というタイトルが付けられており、エキゾチックな雰囲気がただよっていて、まさしく「エジプト風」なのです。耳に残るメロディーです。

サン=サーンスといえば、交響曲第3番「オルガン付き」(大好きな曲)、「動物の謝肉祭」(白鳥が特に有名)、オペラでは「サムソンとデリラ」などが知られていますが、バイオリン協奏曲第3番(ジノ・フランチェスカッティの名演がある!)や、このピアノ協奏曲第4番、第5番など隠れた名曲が少なくないような気がします。もっとサン=サーンスの音楽が聴かれてもいいと思います。





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