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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

トゥガン・ソヒエフ ✕ 郷古廉 ✕ NHK交響楽団でバルトーク「ヴァイオリン協奏曲第2番」、ドヴォルザーク「交響曲第8番」他を聴く ~ N響1月度Bプロ定期公演

2025年01月31日 00時04分13秒 | 日記

31日(金)。早くも1月の月末を迎えたので、1月の3つの目標の達成状況をご報告します ①クラシック・コンサート=12回(本日の夜公演を含む)、②映画鑑賞=4本、③読書=4冊でした。1月は例年こんなものだと思います

さて、読売日響から「2025-2026シーズン」の年間チケット(定期演奏会 & 名曲シリーズ)と会員特典CD引換券2枚、チケットホルダー2つが届きました 特典CDはAとBの2種類あるので両方と引き換える予定です チケットホルダーは溜まる一方で困っています

     

ということで、わが家に来てから今日で3671日目を迎え、トランプ米大統領の立ち上げたSNS運営会社のトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは29日、金融サービス業に参入すると発表し、まず自己資金を暗号資産などに投資するとした  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

     

     いよいよ トランプ・ファミリー企業への利益誘導政策の恐れが 強まってきたぞ!

         

昨日、夕食に「プルコギ」「生野菜とアボカドとモッツアレラチーズのサラダ」「キャベツの味噌汁」を作りました プルコギは簡単に出来て美味しかったです

     

         

昨夜、サントリーホールでN響1月度Bプロ定期演奏会を聴きました プログラムは①ムソルグスキー(リャードフ編):歌劇「ソロチンツィの市」より「序曲」「ゴパック」、②バルトーク「ヴァイオリン協奏曲第2番」、③ドヴォルザーク「交響曲第8番 ト長調 作品88」です 演奏は②のヴァイオリン独奏=郷古廉、指揮=トゥガン・ソヒエフです

     

オケは16型で、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつものN響の並び コンマスは4月からN響第1コンサートマスターに就任する長原幸太です

1曲目はムソルグスキー(リャードフ編):歌劇「ソロチンツィの市」より「序曲」「ゴバック」です この歌劇はモデスト・ムソルグスキー(1839-1881)がゴーゴリの同名の中編小説をもとに1874年から81年にかけて作曲、1913年10月21日にモスクワで初演されました 「ゴパック」は2拍子のウクライナ舞曲です

ソヒエフの指揮で「序曲」の演奏に入りますが、木管楽器が長閑な民謡風の音楽を奏でます 続いて演奏された「ゴパック」はテンポの速い舞曲で、軽快な演奏が展開しました

2曲目はバルトーク「ヴァイオリン協奏曲 第2番」です この曲はベーラ・バルトーク(1881-1945)がヴァイオリニストのゾルターン・セーケイの依頼により1937年から翌38年にかけて作曲、1939年にアムステルダムで初演されました 第1楽章「アレグロ・ノン・トロッポ」、第2楽章「アンダンテ・トランクイロ」、第3楽章「アレグロ・モルト」の3楽章から成ります

ヴァイオリン独奏の郷古廉(ごうこ すなお)は1993年生まれ。宮城県出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位。2013年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝並びに聴衆賞・現代曲賞を受賞 N響ゲスト・コンサートマスターを経て、2024年4月に同響第1コンサートマスターに就任しました

弦楽器が14型に縮小し、ソリストの郷古がステージ中央で 譜面台を前にしてスタンバイします ソヒエフの指揮で演奏に入りますが、この曲は初めて聴くので冒頭から緊張しました 全体的に目先がクルクル変わる変化に富んだ曲ですが、郷古は超絶技巧を駆使して、高速テンポのメロディーは切れ味鋭い演奏で斬り込み、緩やかなテンポのメロディーは美しい音色で歌い上げました

満場の拍手とブラボーが飛び交う中、郷古が客演コンマスの長原を「4月から第1コンサートマスターです」と紹介すると、客席から大きな拍手が起こりました SNS等を通じて多くの聴衆が周知のようでした

2人のコンマスにより、アンコールにバルトーク「44のヴァイオリン  二重奏曲」から第29曲「新年のあいさつ(2)」と第30曲「新年のあいさつ(3)」を絶妙のコンビネーションで演奏、ヤンヤヤンヤの喝さいを浴びました

     

プログラム後半はドヴォルザーク「交響曲第8番 ト長調 作品163」です この曲はアントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)が1889年に作曲、1890年2月2日にプラハで初演されました 第1楽章「アレグロ・コン・ブリオ」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「アレグレット・グラツィオーソ ~ モルト・ヴィヴァーチェ」、第4楽章「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」の4楽章から成ります

弦楽器は16型に戻り、ソヒエフの指揮で第1楽章に入ります フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットといった木管楽器群が素晴らしい演奏を展開します また、トランペットが爽快な演奏を繰り広げます 第2楽章ではオーボエの吉村結実の演奏が冴え渡り、長原コンマスの美しいソロが印象的でした 白眉は第3楽章です。冒頭の第1ヴァイオリンを中心とする弦楽セクションが美しいアンサンブルを繰り広げました 第4楽章では、冒頭のトランペットのファンファーレが爽快でした 弦楽セクションの渾身の演奏が素晴らしく、とくにチェロとコントラバスの低弦による力強い演奏が印象的でした オーケストラの総力を挙げてのフィナーレは圧巻でした

満場の拍手とブラボーのなか、カーテンコールが繰り返されました。ソヒエフは凄い人気です

     

     


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