人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

こだわりのレコード収集 ~ 綾部徹之進氏のロシア盤1万枚 / 新文芸坐、早稲田松竹、ギンレイホール ⇒ 6月から上映再開へ / 読書のBGMはバリリ四重奏団のベートーヴェン「弦楽四重奏曲」

2020年05月30日 07時32分36秒 | 日記

30日(土)。わが家に来てから今日で2068日目を迎え、米国は新型コロナウイルス感染による死者が10万人を超え 世界全体の死者の3割となり、過去10週間の失業保険の申請件数が4000万件に達するなど大打撃を受けたが、直近の世論調査ではトランプ大統領の不支持率は53%と 支持率を8ポイントも上回ることが分かった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ツイッター社と中国に国民の目を向けさせて コロナ対応の失敗を隠せ ってか!?

 

         

 

昨日、夕食に「鶏のから揚げ」を作りました もう作り慣れたので 今回も美味しく出来ました   唐揚げにはビールですね

 

     

 

         

 

待ちに待った嬉しいお知らせです 池袋の「新文芸坐」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館中でしたが、ホームページ上で6月1日から上映を再開すると発表しました 6月1日(月)から6日(土)までは、フランシス・フォード・コッポラ監督「タッカー」とヘクトール・バベンコ監督「蜘蛛女のキス」の2本立て。7日(日)から16日(火)まではフランソワ・トリュフォー監督特集となっています 上映作品は「夜霧の恋人たち」「大人は判ってくれない」「突然炎のごとく」「ピアニストを撃て」「恋のエチュード」「隣の女」「私のように美しい娘」「柔らかい肌」「終電車」「日曜日が待ち遠しい」の10本ですが、各日とも2本立て、各作品とも2回上映(12日以降がアンコール上映)されます ウイルス感染防止のため、入場時に検温・手指の消毒があり、3密防止のため途中休憩が20~30分となり、マスク着用が入場の条件となります。新文芸坐の定員は264席。何人入れるのでしょうか

また、早稲田松竹も6月1日から営業を再開、「新聞記者」と「楽園」の2本立て、「宮本から君へ」(レイトショー)を上映します ウイルス感染防止のため新文芸坐と同じような対応をとります なお、座席(定員153席)はすべて指定席となり 2席ずつ空けて全55席となります

一方、神楽坂の「ギンレイホール」は6月6日(土)から上映を再開、「イエスタディ」と「レディ・マエストロ」を日替り(奇数日と偶数日)一本立て・完全入替制で上映するとのこと なお、座席(定員198席)のうち90席のみ使用するとのことです 当然のことですが、ウイルス感染防止のため新文芸坐と同じような対応をとります

私は6月1日からは まだ観たことのない映画「タッカー」と「蜘蛛女のキス」を、7日以降は「フランソワ・トリュフォー特集」を観に行きます

 

         

 

昨日の日経朝刊 文化欄に「ロシア盤名奏者の宝庫 旧ソ連時代に国外不出の音源 1万枚収集」という見出しにより綾部徹之進氏のエッセイが載っていました   超訳すると、

「ロシアのクラシック音楽に魅了され、ピアノやヴァイオリンのレコードを収集している それも音質の優れた旧ソ連の共産党幹部専用盤ばかりで、20年ほどかけて1万枚以上コレクションした 旧ソ連時代、国際舞台に登場するのは国内では2番手の演奏家。外貨稼ぎの手段として国に選ばれた存在だった 傑出した演奏家は国内に留まり、後進の育成にあたったため、彼らの演奏をオリジナル版で聴くにはロシア盤を集める必要がある。敬愛する演奏家は、ピアノではアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルと、その門下生のサムイル・フェインベルク。ヴァイオリンではユリアン・シトコヴェツキ―。30歳の頃、ロシア盤の在庫が最も豊富だった神保町のレコード店に2日に1回は通い、そこでピアノやヴァイオリンのソロの録音を聴いて衝撃を受けた ちょうどインターネットが普及し始めた頃で、東欧の業者とのやり取りをしながら、ロシア盤を数十枚まとめて購入したり、オークションに参加したりするようになった 起きている時間の95%はレコードについて考えている。欧州のコレクターと意見交換するため、午後2時ごろ起きて午前6時過ぎに寝る。現地時間に合わせた生活だ ロシア盤を聴き比べられる資料館を作りたいと思っている

ロシア盤だけ、しかも旧ソ連時代のレコードだけで1万枚は凄い CDとLP合わせて5,500枚の私は とても追いつきません アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルと言われても Who?という感じです    そういえば確かにロシア盤が揃っているレコード店が神保町にありました 私もその頃、LPレコードを買い漁っていたので、一度は訪ねたことがあると思います

ところで、私が綾部氏のエッセイをご紹介しようと思ったのは、徹底的に一つのことに「こだわっている」からです 趣味とはこだわることだと思いますが、誰もが何かしらこだわりを持っているのではないかと思います

現役時代、管理部に新人を採用することになり、管理部長の私が作文(800字以内)のテーマを考えることになりました 私は「これだけは誰にも負けない」とか「こういうことに関してはこだわりを持っている」という信念を持った人を採用したいと思ったので、「私のこだわり」というテーマに決めました その結果、K君が採用されましたが、彼は作文の中でギターが弾けると書いていました もちろん、彼がギターが弾けるというだけで採用したわけではなく、一般常識と作文と面接の総合評価で決めたわけですが、作文はその人の性格や考えや知識を正直に反映するものだな、とあらためて思いました ちなみにK君の先輩のT君は総務部採用だったので総務部長のE氏が作文のテーマを決めました お題は「酒」です   お察しの通り、E部長は会社一の呑兵衛です 幸い、採用されたT君は、テキーラには弱いようですが 大酒飲みではありません コロナ禍のため外出自粛が続いて、外で飲む習慣が途絶えてしまいましたが、緊急事態宣言も解除されたので、6月に入ったら そのE元部長、S元監査役を誘って フェイスシールド着用で飲みたいと思っています

 

         

 

ここ数日、読書のBGMで流しているのは、バリリ四重奏団によるベートーヴェン「弦楽四重奏曲」全曲(1952~1956年録音・8枚:ウェストミンスター盤)です

愛聴盤の「イタリア・クァルテット」とは違った趣があり、ソフトで温かみを感じる演奏が特徴です 何回聴いても飽きない演奏です

①弦楽四重奏曲第1番、第2番、第3番

 

     

 

②弦楽四重奏曲第4番、第5番、第6番

 

     

 

③弦楽四重奏曲第7番”ラズモフスキー第1番”、弦楽五重奏曲ハ長調

 

     

 

④弦楽四重奏曲第8番”ラズモフスキー第2番”、第9番”ラズモフスキー第3番”

 

     

 

⑤弦楽四重奏曲第10番”ハープ”、第12番

 

     

 

⑥弦楽四重奏曲第11番”セリオーソ”、第15番

 

     

 

⑦弦楽四重奏曲第13番、大フーガ

 

     

 

⑧弦楽四重奏曲第14番、第16番

 

     

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