10日(月)。昨日は「N響2023-2024シーズン」座席変更手続き開始日でした 現在私はNHKホールでのAプロ2日目、サントリーホールでのBプロ2日目の定期会員ですが、両方とも座席を変更する旨を伝えてありました それに従って、変更手続きに入ったのですが、A、Bとも現在の席より条件の良い席(もっと前の通路に近い席)が残っていなかったので、仕方なく現在の席を継続することにしました どうもN響の場合は、現在の指定席をそのまま継続している定期会員が多いように思います あと1年間現在の席で我慢して、1年後に再び席替えにトライするか、継続を止めるか判断しようと思います
ということで、わが家に来てから今日で3100日目を迎え、全国統一教会被害対策弁護団の村越進弁護団長は6日、東京都内で記者会見し 弁護団の声明を発表したが、その中で「教団は、献金記録の開示にも応じず、時効を理由として対応しない不誠実な対応を続けている」と批判した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
信教の自由は 信者からの強制献金の自由にあらず 記録の隠蔽は何かあると疑われる
新国立劇場から「2023/2024シーズン ポイントアップサービス アイテムのご案内」が届きました 同サービスは「クラブ・ジ・アトレ」カードの会員を対象に、手持ちのポイントの範囲で選べる「選択アイテム」と、獲得ポイント数に関わらず応募自由の「抽選アイテム」があります 私の所持ポイントは500Pです
500ポイントの対象アイテムは、カタログギフトや弁当箱やカレンダーなどいろいろ揃っていますが、とりあえず選択の幅を広げたいと思い、「カタログギフト」を選びました 今の段階では、カタログにどんな商品が載っているのか分かりませんが、”選べる”のがメリットです
「抽選アイテム」には A「ゲネプロ見学または公演招待」(オペラ、バレエ、演劇)と B「バックステージツアー」があります 私の場合はオペラかバックステージツアーかを選ぶことになります。オペラは9公演が対象で、そのうちゲネプロは3公演(各30人)、公演招待は6公演(各4人)あります オペラであれば、当選確率から考えるとゲネプロを選んだ方が確立が高いと言えます 私はこれまで2回ゲネプロに当選しています。一方、バックステージツアーは、オペラでは「シモン・ボッカネグラ」の11月19日(日)の1日しかありませんが、これも招待者は30人です 私はこれまで一度も新国立劇場のバックステージを見たことがないので、これを申し込むことにしました 当選するといいな、と思います
娘が先日発注しておいた「サッポロ CLASSIC ゴールデンカムイ」(700㎖✕12缶、350㎖✕6缶)が、届きました 「ゴールデンカムイ」のヘビー・ファンである娘は、1年前の今ごろ、「サッポロCLASSIC」がコラボしていることを知り、さっそく発注したのでした 一方、私は同じころ、クラシック音楽関係の個人のブログに投稿されていた写真から「サッポロCLASSIC」を知りました 私の場合は「ゴールデンカムイ」はどうでも良く、「サッポロCLASSIC」が飲めれば良いのです 基本的に北海道限定で年2回しか販売されないので、なかなか手に入りません 親娘そろって、生ビールで一番美味しいのは「サッポロCLASSIC」だということで意見の一致をみています なお、2人ともサッポロビールから1円ももらっていないことを付言しておきます とにかく、美味しいです
伊坂幸太郎著「逆ソクラテス」(集英社文庫)を読み終わりました 伊坂幸太郎は1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー 2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞、20年「逆ソクラテス」で第33回柴田錬三郎賞を受賞するなど受賞歴多数
本書は小学生を主人公とする5つの物語(「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」)から成る短編集です
最初の「逆ソクラテス」は、「あの生徒はダメな奴だ」という担任の先生の先入観をひっくり返すために、周囲の生徒たちが協力してカンニング作戦を立て、その「ダメ生徒」にテストで高得点を取らせようとする話です 他の物語も同様に、「〇〇君は△△だ」と決めつけたり、先入観で物事を見るのは良くない、ということを語っています
巻末に「『逆ソクラテス』文庫化記念インタビュー」が載っていますが、その中で伊坂氏は次のように述べています
「メッセージや問題提起は、小説の面白さとは関係ない、と思っていますし、特に伝えたいこととかないんですよね あったとしても言わない(笑)。ただ、『逆ソクラテス』をはじめ、この短編集は意外に、自分がいろいろと考えてきたことや、人間関係において、どうしたらいいかなあ、と悩んできたことを書いている気もしていて。唯一と言っていいくらい、子供とかに読んでほしいなと思いました」
つまり、この本では子供を含めた読者に「伝えたいこと」があるということです 大人の世界も子供の世界も、立場の強い者の前では 弱い者はつい卑屈になり、声の大きい人の前では自分の主張を曲げて相手の言いなりになったりしてしまうものです しかし、いつまでのこのままではいけない、とも思っています 伊坂氏が問題提起しているのは、「どんな場合でも、自分の意見を言うべきだ」ということではなく、自分が馬鹿にされたり、自分の大事なものを貶された時に、「僕はそうは思わない」とか「僕は好きだけどね」と言えることが大事だ、と語っています
この短編集に収録された5つの作品は、小学生たちの小さな「逆転劇」です 伊坂幸太郎の作品は、いつも弱者の立場に立って書かれていますが、本書はかなりその性格が顕著に表れています もし、学校の夏休みの宿題で「読書感想文」の課題が出たら、絶好の課題図書になると思います