にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【落語】第7回 二の会

2013年04月25日 | 落語会
第7回二の会(2013.4.24 トリイホール)
-演目-
桂二葉さん「子ほめ」
笑福亭鶴二さん「ハンカチ」
林家染二さん「立ち切れ線香」
 仲入
桂米二さん「住吉駕籠」

私の好きな米二さんと染二さん、お二人を同時に見られるという私にとってはとてもおいしい会だった「二の会」今回が最終回ということで残念だなぁ~・・・という思いを胸に会場へ。会場に入ってまず「席少な!」と驚いちゃったよ。(^-^;まぁ、まぁ・・・そういうことなんだろうな。
こんなにカラーの違う三人一度に見られるんだからいいんじゃないの?って私は思うんだけど、きっとそれぞれのファンの中には米二さんは好きだけど染二さんは・・・とか染二さんは好きなんだけど鶴二さんは・・・なんてのがあるんでしょうね。あまりにも個性バラバラすぎて。

開口一番。ホントは二乗さんだったんですが、なんとダブルブッキングしちゃったそうで、急遽二葉ちゃんに。どっかの俳優が上演時間間違えてて舞台に穴あけて、その日は舞台中止なんてのがありましたが、そのこと思えばまだマシだったんじゃないのかとは思いますけどね。
二葉ちゃんのネタは「子ほめ」。舞台が終わって中入の時に着替えて受付にいる二葉ちゃんの姿を見た私の前の席のおじさん二人が、「あれ自分の毛やったんや」なんてことをおっしゃっていた。そんなわざわざかつら被って舞台出る人いないだろう?って思うんですけどねぇ。

続いての鶴二さんは、修業時代の話をマクラに結構長く話された。いいですねぇ松鶴師匠。さすが「寝ずの番」のモデルです(笑)。ネタに入って、どうも新作っぽいなぁ、これはタイトルわかんないよ・・・と思ってたら以前聴いたことのある「ハンカチ」でした。そして今回、新作はそれこそ演者さんによって全く雰囲気の違う噺になるんだと気付きました。現代の話だから余計にその演者さんのカラーが出るんですね。

ツイッターで「立ち切れ線香」やりますと、ネタ出しされていたので、すごく楽しみにしていました。私が染二さんを好きになったきっかけがこのネタなんですよねぇ。最後にこのネタを聴けるなんて・・・って二の会が最後なだけで、染二さんの落語聴くのが最後ではないんだけどね。(^-^; 「泣かせの染二」やっぱいいですねぇ。

本日のトリは米二さん。米二さんの「住吉駕籠」は何回目だろう?私、このネタ当たる確率高いんですよね。とにかく面白くって好きな噺です。

しかし、今回の最終回は見事に三人のカラーがバラバラだと決定づけた回でしたね。まず演目からして、なにこのバラバラさ加減(笑)。「ハンカチ」に「立ち切れ線香」に「住吉駕籠」って・・・。酒のネタには酒のネタ被らないようにとか、噺の内容が被らないようにするってのは知ってますが、ここまで色の違う三本のネタ持ってくるのも珍しいような気がします。以前も気付かなかったけどそうだったのかな?

最終回は残念ですが、しっかり堪能させていただきました。また機会があればやって欲しいな。


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1 Comments

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Unknown (いかなご次郎)
2013-04-30 18:54:27
この番組だったら順序としては
桂二葉さん「子ほめ」
林家染二さん「立ち切れ線香」
 仲入
笑福亭鶴二さん「ハンカチ」
桂米二さん「住吉駕籠」
のほうがすっきりするような気がしますね。

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