にゃんこな日々

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【落語】桂米二 不定期落語会

2012年01月07日 | 落語会
桂米二 不定期落語会(1/6 太融寺)
-本日の演目-
桂小鯛さん『時うどん』
桂米二さん『阿弥陀池』
桂文三さん『芋俵』
桂米二さん『仔猫』

まずは、はじめましての小鯛さん。バイク事故で亡くなった友人に捧げる小噺。ウケました。こういうの私好きです(笑)。演目は有名な『時うどん』実は私、関東が『時そば』で関西が『時うどん』だというのを知ったのは最近・・・数年前なんですよね。昔テレビで上方落語でこの噺聞いたことあるはずなんですが、お芝居なんかのネタで出てくるこの噺が『時そば』として出てくるものだから、そばだと記憶してたんですよね。ま、何を食べてたってことより「今何時だい?」っていうのだけがインプットされてたんでしょうけどね(笑)。

続きまして米二さんの『阿弥陀池』。この噺は私全くの初めてだったんですが、面白い。『時うどん』もそうなんですが、兄貴分的な奴がちょっとボケた奴に、見本みたいに何かをやってみせると、そのボケがそれを真似してやってみるっていうのは落語のパターンの一つのようで、この演目も、洒落のネタでからかわれたボケが、これは誰かにやってやろうと挑戦するけどもうまくいかないという噺で、言葉遊びのようで楽しかった。そういや先日聞いた『十徳』もこのパターンでしたね。

お次もはじめましての文三さん。先日の宗助さんの米朝師匠のものまねもうまかったですが、文三さんの文枝師匠も似てました。まくらが長くってすごく楽しかった。それになんか口調が文枝師匠っぽいんですよね。明るいしすごく聞きやすい声だし、やってる文三さんが楽しそうなんだ。また文三さんの落語聞きたいなあ。

そして再び米二さん。演目は『仔猫』。私はこの噺も全くの初めてで、猫好きなものだからちょっと期待してた。ところが・・・「えっー!!!そ・・・そんなあ!」もうびっくりです。まさかまさかの展開です。なんで猫なの!?とは思いますが、これ猫じゃないとオチないですしねぇ。(^-^; 「えっー!?」とか言いながらもあのオチには笑ったんですけどね。それにしても米二さんって人はもう・・・でございますよ。ツイッターで、今日の演目は『仔猫』ですって猫の写真までつけてつぶやいてたから、まさか猫があのようなつかわれ方をするとは思わないじゃないですか。見事なフェイントです。ま、ご本人はそんなつもりはないんでしょうがね。でもあのネタで猫の写真も一緒にアップできるっていうのは・・・以下略。

太融寺本坊2階。全部椅子席でとても見やすく、いい会場でした。


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