富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

「Osenmai」

2008年09月23日 | Weblog

「おせんまい」と初めて耳にしたときに、その響きが
「御洗米」に聞こえて、
まるで神にでも献上するような特別な米のように聞き違えてしまった。


その後の「汚染米」騒動には、言葉もない
おびただしい操作とやりとりで、農林倉庫から引き出された
「ゴミ」が数々の「食品」に化けて、とけ込んだ


そもそも「汚染米」という言われこそが受け入れられへん
汚染された「米」そのものがこの世に存在してはならないはずだが・・・


米というもの、そのものが、口にするもので
何よりこの国の根幹をなす「主食」そのものである。
それが「汚染」されていること自体があってはならんことのはずやし、
「汚染米」とは、その時点で「米」ではない「毒物」と呼んでいいものだ。


我々は、税金でこの「米」の本質を守る役所を持ち
かって、あらゆる統制や制約の下で、「米」の生産を国是とし
補助金も含めて、農村のヒトの生活も含めて、あらゆるものを縛ってもきた。
それほどの国やから、こと「米」に関しては世界に向けて
その品質と健全化を推進し、リードしていく立場にある


に、関わらず「国策」と称して、国際的協調の為などと理屈つけて
この農薬まみれの「米」のような「毒」をわざわざ「税金」で
年間100億円もの巨費を投じて輸入し保管し
そのあげく始末に困りはてて、市場に流出した「農林水産省」というものの
責任とその官僚の意識は、いったいどこに向いているというんやろか
いまさら管理を放棄するんなら、そもそも農林水産業の役所など必要ともしない。

なんにしても「ミニマムアクセス米」という口に出来ない毒物を
税金をつぎ込んで輸入するという政策を、
作った責任こそ顔を見せない官僚たちに問いたい。
国益や国のありように考えが及んでいるとはとても思えない。
(農林水産物に毒を紛れさせないことこそが、せめて役所の仕事やないのか)

深刻な汚染量とちゃうとか、直ちに健康被害は考えられへんと
いう話が聞きたいんちゃう。
血税むさぼって、責任を押しつけあいして
普段、いったい何をやってるんやねん。

国民の為というなら、詭弁もええとこやわ
とりあえず問題を先延ばしして
時間が過ぎるのを待っているのが、「仕事」としてるんちゃうん?
お題目だけのように、ただ口にしてた
無責任で、何事も思いつきで浅学な「小泉」という人間の
後先を考えず、やみくもに官僚任せで、やってしもた
「規制緩和」なるものの行き着いた先がここにある。

テレビ受けばっかり気にする連中のやらかす
政治の軽さは、ホンマに深刻ですわ
また3世議員の総理大臣とどいつもこいつも2世議員の内閣でっせ
北朝鮮を笑えまへん・・・むしろ見透かされてる気がする