富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

パソコンの重い・おっそいの解消:メモリの増設

2008年09月02日 | パソコン

使い続けて、その間メンテナンスをしなかったら、パソコンに限らず
車でもセンタッキでも、それこそめんめの体にも支障をきたすでしょう。
パソコンの場合、一旦作業を覚え込むと不要になったら
ファイルやデータを上手に削除してやらんと
いつまでも、しつこく覚えこんで自ら抱え込んでしまいます。


「重い」とか「起動やら終了がめっちゃおっそい!」と目に見えて
パフォーマンスが落ちて感じられる原因の一つです。
以前の状態に戻したいんなら、「リカバリ」以外にありませんし、いっそ買うたときの
状態に戻すのがいっちゃん手っ取り早いのです。
が、「エイや!」でリカバリするわけには行きません
撮りためた写真や作ったデータは予めどっかに保存しとかなあきませんし
PCに対応したドライバ(パソコンの画面やドライブを動かすソフト)をちゃんと確認して
復元可能な状態を確保しとく必要があります。

これと同じように言われるのが「メモリの増設」です。


普段の仕事にたとえてみると、CPUというのは、まさに頭脳とか動かす手足にたとえられますが
データそのものやプログラム自体を記憶しておくHDD(ハードディスク)は差し詰め
本棚やとか道具箱とおもてください。ところが実際作業するとなると、本棚からデータを引っ張り出してきて
道具箱から道具を取り出してきたとしても
」が必要になります。この机が「メモリ」と考えていいでしょう。


メモリは、パソコンで作業を行うときに、処理されるデータが一時的に読み込まれる場所です。
パソコンでアプリケーションを起動すると、アプリケーションのプログラムやデータが、
ハードディスクからメモリに読み込まれ、CPUが処理を行います。


ところがこの机が小さかったり、扱うデータが机より大きかったり
何より散らかっていて、机が狭くなっていたとしたらどうでしょう。
たちまちPCが音を上げて、時にはフリーズ(凍てつく状態)してみたり、ファイルを開くのに
やたら時間をかけてみたりするようになります。
メモリの増設」というのはこの机の大きさを広げると言うことです。


小難しく言えば、PCにメモリモジュールをメモリスロットに追加するという作業になります。
ギョッ!ってなりますが、実際の作業はメモリモジュールさえ手に入れれば
取付は以外に簡単な作業ですんでしまうもんです。


ちょっとばかりのCPUの性能差を求めるよりも、
メモリの増量に予算をかけた方が、実はPCの速度アップに効果的な場合が多いのです。

が、そのためには自分のPCの性能とメモリの搭載量の限界を知る必要があります。
どてらい机がええとは言え、積み込めないサイズのものや
身に余るサイズは、意味がありません。
もちろんCPUの性能にも依存します。そして、やすくなったとはいえ、
モジュールを購入するコストがかかります。

写真サイズがでかくなって、自然とファイルの容量が増えたり
一度にいくつもの作業したり、DVDに書き込みたいなら「メモリの増設」は
結構効果がありますし、速度アップも期待できます。
ただし、ちゃんと自分のPCを知っておくことが何よりも大切です

Kよこちゃんのパソコンが、目に見えて「あかんたれ」を決め込んでいるのは
見ていて気の毒にもなりますが、こうしたリカバリやメモリの増設で
何とか以前の元気を取り戻せるんやないかとは思います。

けどもやっぱり普段のメンテナンスっていうか
ちゃんと世話もしてやらんと、道具はさびついてしまいますよ