富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

住所録を利用する。

2007年11月24日 | エクセル

 

 

住所録を作るといえば・・・間髪を入れずに「筆○○」やろ
って答えが返ってきそうですが、
・・・確かにそうかも知れませんし、決して否定はしません

が、そうならそうで、その作った「住所録」をどんなことに使たはりますか?
年賀状の印刷と・・・う~んっと・・・ひょっとしてそれだけ?
それで良いと言えばええんですが・・・

(考えてみれば、住所録なんてなモンをこしらえるっていう作業は
年賀状作るときぐらいとも言えそうですが・・・・)


ところがこの住所録っていう代物が、名前や郵便番号や住所や電話番号
などが入った、れっきとしたデータベースなわけでして
コレを年賀状の印刷にだけにしか使えないということなら、
いかにも「もったいない」話に思えてならないのデス。


では具体的にどうするのかというアイデアなんですが
そのためにはちょっとした工夫をこらす必要があります。

住所録を作ってみて、それを保存するときに
あんまり考えずに、テキトーな名前つけて「保存」すると
それは「筆ナントか」の住所録としてだけ保存されたわけで
実際、その「住所録」はその筆何とかでしか使えない仕組みが
メーカーのたくらみによって、仕込まれています


このままでは、筆ナンとかの言いなりで全くおもろないんですが・・・
そこで住所録を保存したりする際も
確認のために住所録を開いた時にちょこっとだけ頭を使います。

実は、それぞれの年賀状ソフトには「住所録」を
小難しくゆうといくつかの拡張子に関連付けて出力出来るようになってます。
要するに、筆ナントかとは違う形式に書き出せるんです
前にもCSVっていう結構万能の形式に書き出す話を記事にしましたが
もちろん、Excelの形式にダイレクトに書き出すことも可能なのデス。

「筆王」でも「筆まめ」にしても、住所録メニューの「書き出し」で
ファイルの形式を「▼」で選択して
別のファイルとして保存・書き出しが可能なのです。


一つの理由として、「住所録」という性格上
データの中身や構造がそれほど変わらないわけでして
せいぜい拡張子が違うくらいの違いしかないために
いとも簡単に変換も修正も可能なようです。


※ただし、今ある住所録を別の形式に
書き出すときに、写真のように個別の名前とか住所1とか住所2のように
それぞれのデータの「割り振り」を聞いて来ます。この場合は
何を書き出すのか、項目を選択し「追加」ボタンで割り振る必要があります

ここんとこがちょこっと面倒な話ですが
ナントかがんばれます。この仕組みを理解しておくと
今度はエクセルなどでこしらえたデータを
住所録として「読み込む」時にも同じ理屈と方法で
可能となりますので、覚えておくとお得です。


さて、苦労して作り上げた住所録というモンを
エクセルのデータに書き出したあとは、コレを元に何かのリストを作るとか
「住所録」を別の形式にしてバックアップとして保存しておくとか
なかなかの用途が期待出来るでしょう。

住所録と宛名の印刷は、「筆なんとか」の専売特許なんかとはちゃいます
むしろ、メーカーのキャッチコピーを鵜呑みにして、そう思いこまされて、
年賀状だけのためのもののように取扱いされて来ました。


筆ナンとかの実態なんて、考えてみれば、年賀状デザインの編集と
宛名印刷がドッキングしているソフトにすぎません
この二つの作業は実際は、別々の作業でするもんですから
一つである必要はないのです。


年賀状のシーズンには、毎年新しい「筆ナントか」を買い換えている
律儀な人に申し訳ありませんが・・・・

裏面の文面て言うか、デザインの編集なら
もっと使い勝手のいい物があると思うし
宛名印刷だけなら、フリーのソフトに
「筆ナンとか」よりすぐれたモノが無料であります。
住所録の用途ならエクセルで扱う方が
より多くのアイデアと用途にすぐれていると思います。



住所録を筆ナンとかのデータだけに眠らさずに
CSVとは言い切りませんが、エクセルに書き出す事も
覚えといて損はおまへんでぇ~

 それに僕個人の趣味の話ですが、
パソコンのお仕着せのソフトだけでなく、上手に「フリーソフト」
使たはる人が、PCの使い手って思えるんです。
ここでは、なかなかの出来映えの「フリーソフト」も紹介しときます。

 

  Vector : 宛名印刷のリスト