富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

Windows vista(ビスタ)まで待つの?

2006年10月13日 | パソコン
「パソコン買い換えたいけど、春には新しいWindowsに
なるって聞いたんやけど、
vista(ビスタ)まで待った方がいいの?」
って尋ねられることがあります。
その多くの人のPCが、一方的にMicrosoftから
サポートを断ち切られた
98や98SEあるいはMeのユーザーだったりします。

正直、どう答えていいか困ります。
なぜなら、MicrosoftのWebサイトやいろんな情報を
考えるとき、Vistaは明らかに大きな変化を遂げています。
それは今XPになじんでるひとの多くの想像を超えており
デスクトップの画面も結構変化して
様変わりして見えるはずで、アイコンだらけの
画面を見慣れたひとには、戸惑いすら与えるでしょう。

マシンというかPCに要求されるスペック(仕様)は
到底現行の器械で対応できるものではありません。
多くの性能を求められるからです。

ノートがもはや、10万円を切り、液晶のディスプレイ付きの
ディスクトップが7,8万円台で購入できた
時代はきっと終わりを遂げ、Vista搭載のPCは、
購入費用もかなりの高額を要求されるでしょう

もちろん、今もってる周辺機器はたとえばプリンターなども
その仕様から使えなくなるだろうし
そのあたりも一切買い換えの覚悟のある新しもの好きの
方々なら、待って買い換えることは苦にならないかも知れません。

ただ言えることは、今のパソコンを
やがてXPからVistaにアップグレードするなんていう
レベルにあるような変わり方ではありません。
今あるマシンでは、Vistaは動きません。

Vista ReadyといわれるVistaになったときに
アップグレード可能な、
マシンの性能は、今のユーザーには贅沢すぎるほどの
高性能でこの秋冬に売り出されるでしょう
どうやらVistaの登場は、家電メーカーなどの
パソコンの買い換えという
目的に引っ張り出される役目を負っているようです。

さて、早くからふれ込みのあったVistaの登場は
いつものことながら、随分と手間取って発売にこぎつけようと
しています。新しい機能はいつもながら見切り発車で
売り出されるのは必至です。
いずれにしてもMicrosoftが発売するVistaの不具合は、
何年もかけて修正を余儀なくされるに違いありません。
XPでさえ、まともになるのに相当の時間を必要としています。
実際、XPからVistaまでに開発に5年も要しているのですから

僕自身は、XPに不都合を感じませんし、
XPユーザーの数はこの5年間にほとんどを占めていますし
その人たちがこぞって切り替えるなんてあり得ないと思うのです。
Windowsは、いつもバグ(不具合)をかかえて
見切り発車で発売されます。多くのユーザーによって
もっとこなれてちゃんとした形のVistaになって
ようやく使えるようになっていくのでしょう。
どれくらい?
さぁ最低でも2,3年はかかるでしょう きっと
それに、忘れてました
アプリケーションも総入れ替えになるでしょう
今のソフトのほとんどは、動かなくなるはずです。
Vista対応のソフトは、その後に発売されます。
これもまたいつもながらの商売の手順ですよね