チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

面倒(2)

2017年12月31日 | 犬の戯言


大晦日だから、どうした、

酒も飲まない正月なんか、面白くもなんともない、

だれかさんは、言いたいようです。





いちいち、どちらでも構わない、面倒な事を、

言わないで欲しいと思う私は、

沈む夕日を、眺めていました。


*面倒 手数がかかって不快なこと、煩雑でわずらわしいこと


追伸、

これは、酷すぎると、自分で思います。

「面倒」というタイトル、昨日と、全く同じでございました。

余程、「面倒」だと、思っているのです。

今、悲しいことに、ようやく気がついて、

最早、もう、どうしようもないのですが、(2)を入れます。

これは、笑うしか、ありませぬ。

どうか、笑って、くださいませ。
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10才

2017年12月31日 | 犬の戯言


とうとう、

嬉しいような、悲しいような、複雑な気持ちの、

大晦日になりました。





意外にも、例年になく真面目に、

家のお手伝いばかりを、しているのですが、

その割には、成果が上がっていないのです。

そうです。

大台に、乗ってしまいましたし、

一年中の思いが、溜まり過ぎて、

動きが、鈍くなっているのです。


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面倒

2017年12月30日 | 犬の戯言


もう、年末のスーパーマーケットなんかに、行きたくない、

昨日は、そう思っていたのでしたが、

今朝になってみれば、折込チラシが入っていて、

どうやら、今日は、

臨時で、特別なポイントの日のようでございます。





私は、それでも、もう行きたくないのですが、

だれかさんが、一人では行きたくないというものですから、

どうやら、無理矢理に、連れて行かれそうなのです。

ゆっくりと、籠っていたかったのですが、

従って、それは今しばらく、お預けです。

年末は、面倒なのでございます。
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指先

2017年12月29日 | 犬の戯言


年末の、スーパーマーケットなどというものには、

決して、近づかず、

ましてや、立ち入らないようにするべきだと、

ご先祖様から、きつく言われていたのでしたが、

昨日は、その禁を破り、

のこのこと、出かけてしまったのでした。





すると、年末が悪いのか、A君が駄目なのか、

若しくは、その両方が災いしているのか、

目玉が飛び出るようなお値段の、洪水なのでございます。

庶民にとっては、最早インフレでありバブルなのであります。

数の子さんにイクラさん、海老さんも凄いのです。

蟹さんやお刺身さん、霜が降っている牛肉さんは、

とてもとても、犬の分際では、

手が出るようなものは、ないのであります。

年末年始は、モヤシとカイワレ、

そして、エノキ茸で暮らしたいと思います。

それでも、どういう訳か、

鰻の蒲焼だけは、発見できなかったのです。

不思議で、仕様がないのですが、

私の目が節穴なのか、

本当に置いていないのか、分かりませぬ。

もしかしたら、冬に鰻は、食べるものではないのでしょうか。

私って、変人ならぬ、季節感のない変犬かしら。





もうひとつ、実は不思議なことがあるのです。

そのスーパーで、お菓子、個包装してバラ売りをしている、

とある最中のことなのです。

購入するたびに、包装はきれいな状態なのですが、

中身の皮がぐしゃりと、潰れているのです。

指先で、いかしているというか、ぎゅっと摘んであるのです。

なかなかこれは、やれそうで、やれるものではないのです。

流通の問題ではなく、何者かが、悪意を持って意図的に、

継続反復して行っているとしか、思えないのです。

犯人さんは、名乗り出てくださいませ。

私ですか、いえ、私は無実です。

ご覧のように、

私の指先では、摘めませぬ。




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そんなこと

2017年12月28日 | 犬の戯言


犬も、それなりに、

それは、生き物ですから、悲しいですね。

もしかしたら、悲しくないと、

あなた、思って、いましたか。

それって、とても不思議です。





人間は、それよりも、

もっと、お利口で、嬉しいことばかりだなんて、

たぶんきっと、それは、そうなのだとは思うのです。

でも、それは、それなりに悲しくて、

そんな、それほどでもないよね、なんて、

意味不明なことは、

そんなこと私、言っていませぬ。

お日様だって、もうどこかに帰ってしまって、

みなさんや、お父さん、

もう、完璧な、夜です。
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勿の論

2017年12月28日 | 犬の戯言


燃える塵芥は、年内最終ということでしたので、

緊張感を持って、塵芥ステーションの周りを、

若干、丁寧に作業をしておりましたら、

邪魔そうにされてしまったので、お詫びをしながら致しました。

鈍臭い私が、悪いのであります。





今朝の、天声人語を見ておりましたら、

あの福沢諭吉さんは、

「桃太郎ばかりではなく、鬼の立場になって考えろ」と、

言われていたそうです。

ある意味、問答無用、切捨御免の世の中です。

立場が変われば、確かに、全く違う考え方が成り立ちます。

来年は、戌年でありますが犬の立場もあるのです。

それでも、横断歩道を爆走する車の運転手の言い分や、

やりたい放題の、A君の立場なんぞを、

考慮したりする気は、勿の論、ありませぬ。

それにして、考えれば考えるほど、

ややこしくなって来て、堂々巡りになってしまいます。

そんなでもないのですが、

少し、困ります。
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こいぬ

2017年12月27日 | 犬の戯言


明日あたりからは、

ゆっくりしたいなと思っていたのですが、

そうもいかないような、

微妙な、雰囲気なのでございます。





別に、取り立てて、

お話できるようなことではないのです。

言うなれば、極めて個人的な、

いえ、人間ではなくて犬でございますので、

極めて個犬(こいぬ)的な、

つまらないことでございます。

とりあえずは、年内最後のつもりで、

出掛けてしまいます。
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超弩級

2017年12月26日 | 犬の戯言


とても強い、北からの風が吹いたのでした。

その超ド(弩)級の、爆弾低気圧とともに、

イブも、クリスマスも終わってしまいました。

誕生日は、超美味なる、味なしすき焼きでございましたが、

いつもはある筈のケーキは、食べておりませぬ。





ちょうど、祖母の命日と重なった、

狸の「たぬ子」さん事件で、

父も母も、ケーキを買うのを忘れてしまったようです。

それでも、まだかすかな淡い期待はしているのです。

もしかしたら、都会あたりでは、

今日あたりは、クリスマス関連商品の在庫品処分セールが、

盛大にあるのかもしれませぬ。

超ド(弩)級の田舎ですので、たぶん期待はしない方が、

賢明なのだとは、思いますが、

今日あたり、父がとぼけた顔をして、

バーゲン品の、クリスマスケーキを、

しっかり買って、帰るのではないかと、

心の底では密かに、思っているのです。

尚、恥ずかし乍、超ド(弩)級の「ド」・「弩」は、

イギリス海軍の、怖いものなしを意味する、

「ドレッドノート」という名の、

大型戦艦に由来するという話は、

今朝、初めて知ったのでありました。

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成仏

2017年12月25日 | 犬の戯言


真冬のクリスマスミステリーでございます。

狸の「たぬ子」さんは、

水路とか側溝というよりも、溝と言ったほうが、

寧ろ、相応しいのでありますが、

その冷たい人家の、入口のすぐ側の水路の中で、

かすかな流れに、身をまかせ、

しかし、絶対に流れて行ったりはしない状態で、

静かに、寂しそうに、

横たわっていたのでした。





父の目は、節穴なのでございます、

私の鼻も、只の飾りでございます。

しかし本当に、昨日はなかったのです。

間違いなく昨日一日、

法面にあった「たぬ子」さんは、いなくなっていたのです。

三日月の、お月様の下にもなかったのです。

それが厳然と、今はあるのです。

また、消えたとしたなら、

それは、ミステリーです。

取って付けたみたいで、極めて、恐縮ではありますが、

クリスマスですし、

成仏してください。




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真の姿

2017年12月24日 | 犬の戯言


道端に、きれいなまんまの、お顔で横たわっていた、

狸の「たぬ子」さんの、

そのお姿は、既にもう消えてなくなっておりました。

もしかしたら、昨日のことは、私のいつもの幻覚で、

いまごろは、みかん畑に在って、クリスマスイブの大宴会で、

裸踊りを、踊っているのかもしれませぬ。





そう考えてまいりますと、

昨日お寺で、図らずも目撃してしまった、

あの痩せたお尻も、私の見間違いであったのかもしれませぬ。

痩せたお尻は、世を忍ぶ仮の姿であって、

真(まこと)の姿は、とても豊満なお尻だったのです。

それが見抜けない私は、真の愚か者でございます。

それにしても、

クリスマスイブだというのに、

明日は、私のお誕生日なのに、

よりにもよってお尻の話とは、

なんとも、恥ずかしく嘆かわしいことでございます。

なにを書いているのでしょう。

でも本当にそうなのですから、

書きたいのでありました。
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