へそ曲がりというのは、
世の側から見た「曲がり」であり、
へそ曲がりの側から見れば、
世の側が曲がっている。
今朝の「折々のことば」で、
文筆家の芥川喜好さんです。
やたら寒いので熱燗でも、
きゅっと飲めば良いのですが、
熱燗は勿論のこと、
ホットミルクもビールもなーんにも、
じっと我慢して飲まないで、
そりゃーそうだその通りだ、
と思って座っているのです。
ビールまだでしょうか、
熱燗はどうなりました。
時計を気にしています。
なごりじゃない雪が、
ひっそり閑と、
降っても来ましたし、
寒すぎるので、
遅すぎるので、
ぜんぶ熱燗に変更です。
真冬の月曜日ですし、
晴れていたのですが、
関係ないので朝から穴蔵に潜って、
柚子の果汁を搾り、
ゴボウやニンジンにシイタケ、
そしてレンコンやら、
グリーンピースまで入れて、
野菜のお寿司を作りました。
ここしばらくはほとんど、
いつも「むかっ」としていたし、
野菜だらけのお寿司ですから、
当然といえば当然なのですが、
蛋白質はといえば、
干乾びた海老と期限切れの油揚げ、
だけなのであります。
それでさらに、
「むかっ」とした顔をして、
それなりに集中はしていたものの、
淡々と渋々作っていたのでした。
それが、
いざ食べ始めると、
お腹がなんとか満足してくれたのか、
少しだけ嬉しそうに、
「にかっ」と笑うことが、
できたような気がします。
サンバさんばサンバ
ルンバるんばルンバ
もうひとつおまけに
ソンバそんばソンバ
できたてつるつる
まんまるタマゴは
どうやって食べるのかしら
勿論小さなお口で
するっとまるのみ
致します
とっても暖かいので、
もうすぐ桜が咲くのかしら、
と思っておりましたら、
なんとなんと、
週末は大寒波らしいのです。
ハウスで縮こまっていても、
すでに今朝の段階で、
背中がぞくぞく、
ぞくぞくとして、
さむーいのです。
あーあん、
やんなっちゃった、
あーあん、
驚いた。
牧伸二さん、
なのでございますが、
芯まで温かい、
あんかけ白菜炒飯を、
いただきます。
原木椎茸入れたら、
もっと良かったな。
返さなくてもよい借金など、
世界中どこを探してもない。
否たぶん世間にはたくさんある。
恐らくきっとそうなのであろう。
あるにはあるのだが、
この場合はその限りではない。
札片を刷りまくり、
湯水のごとく使い、
道理に合わないことを、
当たり前のようにやりたい放題、
無節操且つ無責任に、
懲りずにやり続けて来たのが、
つまりこの場合である。
あっという間にA君は消えてしまって、
K君も終わった人になった。
張本人は知らん顔して、
いなくなったのである。
もはや責任はだれも取らない。
不況とバブルが混在し、
分断され尽くした上に、
混迷を深める社会の構造だけが
根無し草のように揺れている。
だれかが言っていた、
正に新しい戦前の到来である。
パズルをしていたら、
懐かしい言葉に出会ってしまった。
その名も「敗北主義」
こちらはもう半世紀以上前に、
よく聞いた言葉である。
完全に忘れていた言葉であるが、
それこそ妙に、
今この時代に、
しっくり来るのである。
世の中はつれない人ばかり、
でもないのでしょうが、
なかなかそれは、
いろいろあるわけです。
じたばたしてもしようがない、
とは思ってはおりますし、
正にその通りなのですが、
またしてもじたばたあくせく、
足搔いて駆け回って、
今日の一日も終わりました。
元来私は感受性の強いほう、
でありますので、
どなたさんよりも数倍くらいは、
びしばし感じるのでありますが、
果たして「つれない」仕打ち、
所謂「つれない」文章 言葉 態度など、
の「つれない」とは、
どういう漢字になるのだろう、
ふとそう思ったのでした。
「釣れない」でもないだろうし、
ましてや「吊れない」は全くないし、
「連れない」が中ではしっくり来る、
などと思ったりしながら、
ネットからふるーい国語辞典まで、
総動員して調べてみたのでしたが、
思いやりがなくて薄情にして冷淡、
の「つれない」は、
どうやら平仮名書きが、
正解のようであります。
一先ず納得はしたのでしたが、
「しようがない」は、
勿論食べる生姜じゃなくて、
仕様がないなのでしょうが、
今度は「しっくり」来るの、
「しっくり」という漢字は、
どんな漢字なのであろう、
と思い始めて眠れなくなってしまい、
お昼寝ができなかったのであります。
それでお散歩の途中ですが、
冬の海に沈む夕日を浴びて、
こうして休んでいるのです。
あれこれ用事はあるもので、
追い立てられるばかりです。
すぐに時間は経過してしまい、
暇なんぞは、
これっぽっちもないのですが、
何をしても面白くも、
おかしくもないので、
年末以来初めての、
お買い物に出かけました。
そろそろ食料在庫も、
尽きかけてはいたのですが、
あっという間に、
とんだ大出費をしてしまい、
面白くもなくても、
おかしくなくても、
やはり「こもる」に限ると思い、
逃げるようにして、
走って帰って来ました。
うろちょろ歩き回って、
お腹も空いたので、
買ってきたばかりのキャベツで、
馬場式「キャベツ焼き」を、
急いで作って食べたら、
お腹が一杯になりました。
晩ご飯は食べられないみたいです。
また叱られます。
キャベツ２５３グラムも、
食べたのです。
５６７グラムは違います。
年末からずっと、
「お節料理もどき」
のようなものを、
食べ続けておりましたが、
いささか限界に達してしまい、
きゃんきゃんきゃん、
もう降参ですという次第で、
冷蔵庫で眠っている、
高級肉を使って牛丼にしよう、
と思っていたのです。
ところがレシピを見てみれば、
牛丼にはやはりお醤油や味醂を、
使うのであります。
お節料理臭さを一掃し、
お醤油と味醂それに酢からの、
脱却を図りたいのに、
牛丼ではその目的が、
達成できないのでありました。
そこで突如、
脳裏に思い浮かんできたのが、
昔懐かしのコマーシャル、
「お節もいいけどカレーもね」
なのでございました。
あれー
それー
で、
高級肉はいつもの大嘘、
実は細切れ牛肉山盛り、
ビーフカレーになったのです。
いやー実に、
ジャガイモばんばん、
ソースもどんどんで、
美味しかったのです。
