チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

二枚舌

2017年09月30日 | 犬の戯言


ここまで来てしまえば、もう笑おうにも笑えませぬ。

泣くしかないのではありますが、だれも見ていないのに、

それでも体裁を繕って、笑い乍泣いているのです。

この世は、不条理の極みであります。





調べてみれば「憮然」とは、

意外な成り行きに驚いたり、

自分の力が及ばなかったりで、

ぼうっとすること、とありますがまさにそんな感じです。

「憮然」の誤用の方も、最近になって、

ようやく認められたようですので、言わせていただければ、

兎にも格にも、腹もたっているのです。

詐欺師やペテン師の、親分や子分が、

直ぐに解ってしまうような、超絶安物の、善人の仮面をかぶって、

得意気な顔をして、言いたい放題の、

二枚舌を使っているのです。

だれが得をして、だれが損をするのかぐらい、

解るはずのことが、公然と罷り通っているのです。

騙されるほうも、勿論悪いのではありますが、

騙す奴は、許しようがありませぬ。





波の間に間に、クラゲが大量に浮かんでいます。

あたりを見遣れば、大量の小魚の群れであります。

どこに流れていくのか、皆目見当もつきませぬ、

まるで人の世のようです、

これぞまさしく、烏合の衆でございます。
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おきざり草

2017年09月29日 | 犬の戯言


ひと昔もしかしたら、

もう少し経っているかもしれない、

友人からの手紙と懐かしいCDが本棚の奥のほうから、

先日ひょっこりと出てまいりました、





改めて聴いてみるとやはり懐かしいのです、

歌詞も勿論忘れているのですが、

だれが忘れた「おきざり草」というようなフレーズがあって、

そんな草知らないなと思ってしまったのです、

ところがたぶん日常的に見ることができる、

カタバミそれもムラサキカタバミのことのようでございます、

それでも「おきざり草」と聞くとどきりと致します、

それが人生、

それが人間。



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2017年09月28日 | 犬の戯言


昨日の夜から、

たぶん恐らくしとしとの雨が降っていて、

スポットライトを浴びている人間は勿論のこと、

谷底に棲みついてしまっている人間や私、

そして虫たちも蠢くじとっと湿った朝となりました、

私は少しおとなしめに元気です、





何でも有りの時代だと、

これまでは気楽に申し上げておりましたが、

今回はそんなことでは済まされない想像を絶する、

もしかしたら目を覆いたくなる位の、

とんでもない事態までに発展しそうな状況です、





要は同じ穴の狢(むじな)です、

補完勢力でしかないのであります、

間違い易い図式になっているのですが騙されてはなりませぬ、

雰囲気に飲まれることなく、

本質を見極めたいものです、

私は虫たちと谷底に棲み蠢きながら、

そう思うのです。




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草鞋

2017年09月27日 | 犬の戯言


昨日の朝日川柳で大阪の末綱さんは、

正直だ国民ファーストとは付けず

と詠んでいらっしゃいました、

お上手です、

どうぞ座布団三昧でございます、

勿論本当に正直なのかどうかは大いに疑問なのでございますが、

なるほど国民ファーストなら、

まだ少しは良かったのにと私は思います、

したたかというか、

だから政治家予定通りで、

2月には商標登録までしていたということです、

居眠りの方と同じことを言いたくはないのですが、

二足の草鞋批判は当然の帰結であります、





昨日もまた出かけておりました、

何度も何度も呼び出されて個室で音楽を聴かせてもらうのです、

閉所や密室は苦手な筈でしたが、

最近それには慣れてしまいました、

そんなこんなで投票に行けるかどうかも微妙な我が家ですが、

期日前投票ができれば、

ありがたいなと思っています、





岸洋子さんの「希望」を昨日は思い出していましたが、

こちらも大阪の「然心爛漫」さんは、

当選ファースト「希望」という名の都知事を訪ねー新党参加者

としていらっしゃいました、

流石であります、

こちらも座布団三昧です。



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運動会

2017年09月26日 | 犬の戯言


朝当たり前ですが突然に、

地震があったと思っていたのです、

ところが今朝は日本中どの場所でも地震の情報はないのです、

でも間違いなくぐらっと揺れて、

私は薄い布団の中で身構えたのでした、





もし本当に地震でなければ、

いたずらな風の所為なのかもしれませぬ、

それとも謂なき殺戮に怒ったサナダの軍団が決起し、

ハウスに最終攻撃を仕掛けてきた可能性もあります、

夕焼け小焼けのお空はとても綺麗は綺麗なのですが、

なんだかおどろおどろしく不気味で、

もしかしたら、

この世の不可解な解散総選挙の如く、

魑魅魍魎の運動会のようであります。


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希望

2017年09月25日 | 犬の戯言


希望という名のあなたをたずねての、

「希望」は岸洋子さんが歌った、

当時としては珍しい青春ソングでしたが、

唐突に同じような名前の政党ができるらしく、

怪しげな合流望者が続々と出てきて、

烏合の衆がうようよと、

蠢き始めているようでございます、

こうして喋ってはいますが、

もう呆れてしまって、

黙っていたい気持ちです、





ところで今朝の「天声人語」は、

なるほどなということを書いておりました、

たぶんだれもが大嫌いな月曜の朝の話でございます、

月曜日はやたらと週の初めということで、

会議も多いのであります、

好きな方もいるのかもしれませんが、

私は大嫌いな早朝会議などというものに、

無給で引っ張り出される方もいるのでしょうね、

土日にリラックスした心臓は、

月曜日の午前中一気に、

突然仕事モードになった心や身体から、

猛烈なストレスをかけられるというのです、

心臓は悲鳴を上げますし、

身体にい筈がありませぬ、





怪しげ且つ意味不明なプレミアムフライデーなんか要りませぬ、

それよりもいきなりギアを高速に入れないで、

月曜日の朝は軽い音楽でも流しながら、

コーヒータイムやお掃除タイムにしたらどうだろうと、

これは私も思います、

こちらのほうが助かると絶対に思うのです、

そのほうが心と身体に余程やさしいのでございます、

「天声人語」には書いてありませんが、

勿論有給でございます。




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心模様

2017年09月24日 | 犬の戯言


あへあへあへあへじゃなくて、

あれあれあれあれ言っております、

お彼岸でございます、

暑さも彼岸までで今朝は寒いくらいになりましたが、

だれかさんはまだ元気に半袖で歩いております、





それにしても昔から政治家の言葉と、

秋の夕暮れ時は寂しいものであります、

風が吹いて夕焼けなんかがあると殊更に心ざわめいて、

思わず走り出してしまいたくなります、

現実として全力疾走ができるかどうかは、

全くの別問題でございます、





夕暮れはそもまま「夕暮れ」という他にも、

「夕間暮れ」だとか「黄昏」や「逢魔が時」などという、

呼び方もあるようでございます、

同じ夕暮れでも季節要素やその人の心模様、

微妙な時間のずれがあるのだと思います、

「心模様」ですから井上陽水です、

よって手紙をしたためます。

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2017年09月23日 | 犬の戯言


おやおやおやあれーー、

おやおやおやふんふん、

それにしても不思議なことがあるものです、

どういう風の吹き回し、





考えたって解りませぬ、

こういうの、

とっても不可解意味不明、

今更ながら、

笈(きゅう)を負うのです、

(我が心は)石にあらずの所為かしら、

迷惑至極意味不明。


*尚、桃色の座布団は、新調品であります、
念の為申し添えます。





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2017年09月22日 | 犬の戯言


雨の朝です、

前の見えない朝です、

面白くなくても、

犬は生きてゆけるのです、

人は生きてゆけるのです、

可笑しくなくっても

犬は生きてゆけるのです、

人は生きてゆけるのです、





雨の朝です、

前の見えない朝ですが、

今日一日だけは、

生きていても構わないかな、

そう思うのです。
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2017年09月21日 | 犬の戯言


だれもいない満潮の海でございます、

秋の朝というのは何とはなしにしんみりとしてしまいます、

勿論じっとしてもいられないのです、





実は今朝初めて知ってしまったのですが、

トワエモアさんの「誰もいない海」では、

海や砂や空と約束したので、

つらくてもつらくても、

寂しくても寂しくても、

ひとりでもひとりでも、

死にはしないことになっているのです、





なんと1973年でございます、

当時二百円で購入した新潮文庫、

高橋和巳さんの「我が心は石にあらず」がありましたので、

今からそれを持って出掛けます、

色は随分茶色で活字が小さいのでございます、

はい、

いつもと同じ所に行くのです、

待ち時間が長いのですが、

待たされても待たされても、

死にはしないことになっているのです。








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