チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

不思議

2015年09月30日 | 犬の戯言


紙の月は、

文庫本で読んだのです、

神の月でもありません、

ただの今朝の月なのでございます、





左下に見えるのは、

ただの今朝の月なのでございます、

何の変哲もない、

ただの今朝の月なのでございます、





でも中秋の名月とかの、

直後ですから、

少しくらいは、

大きいのかもしれませんし、

名前があっても、

不思議ではありません。





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飛んで跳ねて

2015年09月30日 | 犬の戯言


飛んで跳ねているようです、

何か嬉しいことでもあったのでしょうか、

初めてのドライシャンプーと、

ブラッシング用トリートメント剤を買ってもらって、

喜んでいるわけでは勿論ございません、





突然浮かんできたメロディーでしたが、

中宗根美樹さんの「川は流れる」を聴いて、

それで喜んでいるわけでもありません、

どちらかといえば明るく楽しい感じの曲ではありません、

でも「明日は明るく」という詩で終わります、





いろいろ考えることが面倒になって、

こうやってはしゃいでいるのかもしれませんし、

もしかしたら無理をして飛んで跳ねて、

嬉しがっているのかもしれません、

肌寒い朝です。




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牛鬼さん

2015年09月29日 | 犬の戯言


昨夜の豚カツのことを思い出しています、

満月のことは忘れましたが、

ロースの豚カツのことだけは憶えているのです、





わざわざ私にも大盛りが届けられたのでございます、

父曰くお月見弁当だそうです、

月末なのにとても珍しいことでありました、

何でお月さまがロースの豚カツになるのか読めませんでしたが、

美味しくがつがつといただいてしまいました、






ちなみに母だけはヒレだったのでした、

食いしん坊の私は一切れだけ、

またしてもおすそ分けをいただきました、

食べすぎでございます、





お箸の袋には、

可愛い牛鬼さんがありました。
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きっと

2015年09月28日 | 犬の戯言


お向かいのベランダに間借りしている、

うさぎさんがお月見のお饅頭を作ったからと言って、

美味しそうなお饅頭を届けてくれました、





なんでも中秋の名月は終わったけれど、

今日は十六夜で満月だから今夜食べても、

おかしくないないのだそうです、

私が聞いたのではなくて、

うさぎさんがそう言っていたのです、





まだ食べておりませんが、

私と母はとても楽しみにしております、

要らないと父は言っていますがきっと食べると思います、

今夜はお月さま、

まだ出ていません。

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われら

2015年09月28日 | 犬の戯言


吃驚したのでまたしても「天声人語」であります、

昨日鎌倉のおちゃさんやイブさんとお話をしておりました、

井伏鱒二さんの詩について書かれていたのです、

詩自体については前段のみでしたので、

こちらでは全文をご紹介しておきます、





井伏鱒二さんの「初恋を偲ぶ詩」です、

今宵は仲秋名月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあわせ
よしの屋で独り酒をのむ

春さん蛸のぶつ切りをくれえ
それも塩でくれえ
酒はあついのがよい
それから枝豆を一皿

ああ 蛸のぶつ切りは臍みたいだ
われら先づ腰かけに坐りなほし
静かに酒をつぐ
枝豆から湯気が立つ

今宵は仲秋名月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあわせ
よしの屋で独り酒をのむ


独りで飲むのに「われら」とはどうしたことか、

「天声人語」は矛盾していないかと指摘して、

お月さまと飲むのだと、

どなたかの解釈を書かれていましたが、

もう少し踏み込んだ考えもあるのではと思うのです、

ともあれすてきな詩であります、

私の祖父の愛した詩でございました、





湿度は相変わらずですが気温が下がりました、

汗はかいても秋も段々それらしくなってまいりました、

熱燗の美味しい季節であります、

満月は今宵です。
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偲ぶ夜

2015年09月27日 | 犬の戯言


日本の上空に現在、

雨雲は無いようでございます、

お月様はあなたのものでございます、

いつでもご覧いただけます、

勿論お代はいただきません、





すぐにそれでもゆっくりと、

お外に出てきてください、

お月さまは東の空でお待ちです、

本日はこのお月さまを観ながら、

「初恋を偲ぶ夜」だと、

井伏鱒二さんは言うのです。
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ジュリー

2015年09月27日 | 犬の戯言


昨日の夕方は作業の後、

しっかり水遣りもしたのですが、

そういうときに限って、

じれったいような雨がじとじと降っています、

身体もじとじとで、

合羽の中も蒸れ蒸れでございます、





こうなりますといつものジュリーですが、

雨がじとじと日曜日でも、

いつものお散歩だけは欠かせません、





川も重く淀んでいます、

君の帰りを待ち続けたせいか、

ドッグフードも欲しくありません、

夏に逆戻りのお天気ですが、

お月さまは観えます。
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職人の世界

2015年09月26日 | 犬の戯言


朝はそんなに早くはなかったのですが、

土や砂そして砂利、

更にはレンガと材料調達をしてからは、

追加の赤玉土小粒を追加で取りに行ったとき以外は、

飽きもせずにずっと作業をしておりました、

父は独楽鼠のようなものですので、

効率的に休むことがとても苦手です、





そこで私が「休憩でーす」と声をかけるのです、

そうするとようやくそこで煙草に火をつけます、

そして本物の缶ビールを一杯一息で飲み干すのです、

時間が来たら休憩するのが、

仕事の効率も上げるのです、

職人の世界はそうしたものなのでございます、





ちなみに私は庭師見習いです。


煙草に火をつけたり缶ビールを飲んだりは実際にはしておりません、
麦茶と飴だけをいただいております、
威勢の良い雰囲気作りのために書いただけでございます、
ご了承ください、
庭師見習いも真っ赤な嘘でございます。



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ずるずると

2015年09月26日 | 犬の戯言


恐れ入りませんではないのですが、

日本においては先の戦争の責任者や指導者がいないのだそうです、

しかも丸山真男さんによれば、

「何となく何物かに押されつつ、ずるずると」

戦争に突入していったのだそうであります、

日本では主体的な責任意識が成立するのは、

難しいと氏は言うのです、

ずるずるとと形容すべき事態は、

今も繰り返されていているのです、

昨日も書いた新国立競技場問題がそうでありますし、

これから起こり得るであろう新たな問題に対しても、

そういうことになる可能性はきわめて大きいと、

考えるべきなのでございます、





こちらは今朝の「天声人語」ですが核心を突いております、

新国立に戻るのですが責任の主体は文科省とJSCなのですが、

実質的な指導権や拒否権を持つのが、

森喜朗元首相らの有識者会議なのです、

権限を振るうが責任は負わない日本の「無責任の体系」の典型です、

大会組織委員長でもある森元首相に何のお咎めもない、

ずるずる体質は許せるものではありません、





オリンピックも止めてしまえ、

責任者出て来ーいと、

父が喚いております、

母と私が止めておりますが、

思いは同じでなのです。


本日より執事ではなく父とさせていただきます、
本ブログは犬の私が書いている有り得ないようなお話を物語ということでお許しいただき眺めていただく内容のないような内容なのですが、誤解を生じ易いので再度の変更をさせていただきます、お料理番は同じように母とします、
尚私はMIX犬現在7才です、性別女であります。
事実ばかりでは勿論ありません。




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手遅れです

2015年09月25日 | 犬の戯言


待合室でY新聞の一面コラムを読んでいて、

なるほどと感心してしまいました、

前にも呆れかえっていた新国立競技場建設の件です、

馬車馬や独楽鼠のように働くという言葉はあるのですが、

「狛犬のように働く」と言った人がいるそうです、

勿論言い間違いなのですが、

狛犬のようにしか働かなかったのが今回の文部科学省や、

JSCだというようなお話でした、

天声人語よりも感心したのです、





もっと酷いのが「恐れ入りません」と言った人です、

これも言い間違いで、

「恐れ入ります」と「申し訳ありません」を混同したものです、

ただ本当に「恐れ入らない」厚顔無恥な輩も、

お役所の役人を筆頭に広い世間にはたくさんいるので、

注意と監視が必要です、





うちの執事なんかは恐れ入りすぎて申し訳ないくらいですので、

MさんやA君のところへ弟子入れさせて、

教育し直したい気分なのですが、

最早手遅れです。

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