今朝の某新聞社のコラムを見て、
僻地在住で即日配達などの恩恵には浴していないし、
スマホも持たない私ではありますが、
とてつもなく違和感を覚えたのでございます、
某テレビ局ののローカル番組でも同じような番組がありましたし、
ネット系のニュースにもあったような記憶が致します、
結論から言えば、
通販会社に注文が殺到してしまい荷物の量が増え過ぎて、
運送業者が迷惑をしているというのです、
従ってもっと通販会社や運送会社に、
消費者はもっと金を支払うべきだというのであります、
私は余計なお世話だと思うのでございます、
某運送会社が某通販会社との取引契約の履行を、
会社も社員も不可能と判断すれば、
それは違約金でも支払ってその契約を終了させれば済む、
どこにでもあるビジネスの話であると思うのです、
某通販会社は他の運送会社を探せば良いだけの話です、
そうした運送会社が何らかの理由で見つけ出せないのであれば、
その通販会社はビジネスのあり方を根本的に変えて、
自らの事業の存続を図るか、
若しくは事業の転換を行うのだろうと思います、
「どこかで誰かに無理をかけるような仕組みは、いずれ行き詰まる」
確かにその通りであります、
技術革新も必要でしょうし意識改革も求められるのだとは思います、
ただ自ら契約し引き受けた仕事量が増加したからといって、
全くその取引に無関係な最終消費者に、
責任の転嫁をするような論調は、
全くのお門違い、
話が違うと思うのであります、
運送会社や社員がぼやくのは自由であり結構であります、
しかしそれはまさしく昭和的に考えれば、
「嬉しい悲鳴」とも言えるものなのでございます、
某新聞社のコラムに違和感を覚えてしまう自分自身にも、
書きながら嫌悪感を覚えてしまう、
あまりもうそんなには寒くない、
曇った空の2月最後の日曜日の朝でございます。