チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

帰れません

2017年03月31日 | 犬の戯言


プレミアムなフライデーですが、

年度末と重なってしまいました、

雨は降っていますし憂鬱な月末になってしまいましたね、

春なんて意外とそんなものでございます、





ようやく染井の吉野さん、

こちらでも開花してくれました、

とても珍しいのですが、

平年よりは一週間は確実に遅いと思います、





蜥蜴の尻尾切りと私が予想したのは、

何時のことだったでしょうか、

私の言うことが正しいのだから信じなさいと言うような、

幼稚で傲慢な首相がいる国のマスコミは、

ゲームオーバーだなんだと騒いでおります、





働き方改革と連携しているのかどうかも知りませんが、

どれほど愚かな制度であれ、

冷たい雨が降る年度末とは言え、

お国が決めたプレミアムなフライデーに違いはないのですから、

どうか余裕のあるみなさまはお早くお帰りくださいませ、

とてもじゃないのですが、

庶犬(民)の私は帰れません。

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難有り難有り

2017年03月30日 | 犬の戯言


春であります野も山もついでに人々も、

思わず着飾ってしまいあれもこれもが華やぐ季節でございますが、

またしても漱石さんの「吾輩は猫である」なのであります、

吾輩は死ぬのが万物の定業で、

生きていてもあんまり役に立たないなら、

早く死ぬだけが賢いかも知れない
と思っておりましたが、

ビールを飲んで酔っ払い、

朦朧とした頭で歩きながら御月様今晩はと挨拶しているうちに、

水の入った甕(かめ)に落ちてしまうのです、





なんとか這い出そうとしてはみるのですが、

どうやらできそうにもありません、

そこで悟ってしまうのであります、

これがもしかしたら、

即ち「則天去私」ということになるのかもしれません、

無理を通そうとするから苦しいのだ、

つまらない、

自ら求めて苦しんで、

自ら好んで拷問に罹っているのは、

馬鹿げている
と考えたのであります、





もうよそう勝手にするがいい、

がりがりはこれぎり御免蒙るよ
と抵抗を止めたのでした、

すると楽なことすら解らなくなる位楽になってしまうのです、

天下太平これぞ極楽です、

不可思議の世界へ入るのであります、

そして念仏を唱えながら、

難有り難有り(ありがたいありがたい)と言うのでございました、

苦しくないのかしら、

少しの我慢で楽になるかしら、

もしもそうなら、

こんなふうになりたいなと思いを巡らせます、

まだ咲いていない染井の吉野さんを見ながら、

ため息ひとつでありますが、

3月はもうお仕舞いです、

豪華絢爛、

春の幕開けでございます、

どこからか聴こえて来るのは「はるなのにーはるなのにー」

ため息またふたつー、

合計みっつになりました。
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お嬢さん

2017年03月29日 | 犬の戯言


「パン食べて和菓子を学ぶ小学生」という川柳が、

昨日の朝日川柳に掲載されておりました、

教科書の検定でパン屋さんの設定であったものが、

より相応しいということで和菓子屋さんに変更されたそうです、

パン屋さんと和菓子屋さんの扱い商品以外の相違点は、

一般人にはなかなか理解できませんが、

こういうことだそうでございます、

違いは国や郷土の文化と生活に、

親しみ愛着を持つかどうかにあるそうです、

パン屋さんもこんなこと言われたら困ってしまいますね、

和菓子屋さんは嬉しいのかもしれませんが、

パンやケーキも一緒に売っている和菓子屋さんは複雑ですね、

却って迷惑かもしれません、

勿論そういう問題ではないのでございます、





それにお兄さんや小父さんよりも、

お爺さんが良いらしいのです、

どうやら和菓子屋のお爺さんの設定が理想的みたいなのです、

何だか解ったような解らない設定ですが、

そんなことを言っていると、

そのうち非国民だと言われてしまうようになるのです、





若いのがタイプでイケメン大好きと言ってるお嬢さん、

いえいえそうではありません、

ここのお話はそういうお話ではありません、

知らないふりしている間に、

到々ここまで来てしまった、

日本の道徳の教科書のお話なのでございます。


追伸

なんと和楽器店も登場するらしいです、
でも田舎にはありませんので、
逆にどこまで行けばあるのか探してみたいです、
またしても無断拝借の朝日川柳、
「忖度は以心伝心和の心」お上手ですね。



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どっちも

2017年03月28日 | 犬の戯言


文庫本も押入れの中から出てきたのではございますが、

もっぱら新聞の連載で眺めております、

その夏目漱石「吾輩は猫である」の中で、

呑気と見える人々も心の底を叩いてみるとどこか悲しい音がする

というのがありました、





「どっちもどっち」と言われて切れてしまうような、

幼稚で傲慢な心の底からは、

果たしてどんな音がするのだろうなと、

昨日はふと思ってしまいました、

「どっちもどっち」とは即ち、

双方ともに積極的によいという評価を下せないようすです、

国会での重要法案の審議を中断してしまっている、

まさにその通りの当事者である自らの妻を、

本来は素直に恥じて、

国民に対し心から詫びるべきところであります、

それを自分の妻が妻がと喚き立てるのは無様であります、

悲しい音どころか、

鐘や太鼓の音が聞こえてきそうなのです、

もしかしたら、

金の音もあるのかもしれません、





染井の吉野さんの蕾は、

昨日現在こんな感じでございます、

年度末ですからみなさんお忙しいですね、

もうしばらく3月のままでいたいような、

気持ちにもなったりしてしまう、

旅立ちの春であります。
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存在証明

2017年03月27日 | 犬の戯言


始まりはいつも雨降りではありませんが、

昨日の夕方くらいから大粒の雨が降ったり止んだりしています、

今朝の始まりもやっぱり雨降りでございました、





お日様が出ているのに音たてて降っています、

途中の公民館で「emergency」というほどのことでは勿論なくて、

当然避難勧告も出ておりませんが、

浮かないお顔で雨宿り的自主的避難でございます、





それにしても言いたい放題の権力者ばかりですね、

どれだけ偉いと思っているのでしょう、

呆れてものも言えなくなるのが普通ですが、

静かになってもいけませんしある種の存在証明ですから、

そうはしないで、

今朝もまた書いてしまいました。

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もしかしたら

2017年03月26日 | 犬の戯言


芥川賞受賞作品「火花」を読んで、

しばらく考えていてようやく解ったことがあるのです、

先輩の神谷さんは、

もしかしたら「肉芽」が好きだったのかどうかは兎も角、

「肉芽」を一皿だけ頼んでちびちび飲んでいたのですが、

この場合の「肉芽」は吉祥寺「美舟」の、

豚肉とニンニクの芽の炒め物だったようでございます、





一体どんなものを食べていたのかと考えたら、

三日間ばかり眠れなくなってしまったのであります、

朝起きると忙しくもないのに忘れてしまって、

夜中眠るころになると思い出すのです、

山芋の葉に付く「むかご」も「肉芽」と書くのです、

先輩の神谷さんはこれを食べていたと書いている方もありました、

でもたぶんこれは間違いだと思います、

それと「肉芽(にくげ・にくが)腫」の「肉芽」もありました、

こちらは怖くてとても痛そうです、





先輩の神谷さんの将来の変身を仄めかす、

もうひとつの「肉芽」の意味も、

もしかしたら込められていたのかもしれません、

ドラマを観て二回目の文藝春秋増刊号だったのですが、

確かにそこらにごろごろ転がっている買って残念な新人よりは、

確かな読み応えがあるのです。

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どうにかなるさ

2017年03月25日 | 犬の戯言


昨日の夜あまり早くはなかったのですが、

かまやつひろしさんの「どうにかなるさ」という曲を発見して、

勿論初めて遭遇したわけではないのではあります、

なんとかなると思って弾いてみたのです、

コード進行は極めて簡単だったのですが、

とてもキーが高いのでヒーヒー言いながらですので、

苦しくなりましたのですぐに止めてしまって、

映画を鑑賞いたしました、





映画はまだ半分くらいしか観ていないのですが、

「駆け込み女と駆け出し男」というものであります、

主役は女性ですがいつの時代も老若男女どなたも悲しいですね、

楽なことはないのだなあと思ってしまいました、

それでも人間という生き物は、

どれだけ苦しくとも「どうにかなるさ」でありますし、

なんとかなるさと言いながら、

健気に生きていくのでございます、

可愛いですね。
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2017年03月24日 | 犬の戯言


真実などどうでもよろしいというのが、

政治家もしかしたら世間の常識だと思うのではありますが、

真実は二つはないことだけは確かなことではございます、

嘘が一つはあるのです、

傲慢で幼稚な人はいつまで経っても、

反省しませんね、





日本の国民のみなさんは、

頭に何かが付くくらい正直者もしくはお人良しというか、

なんと言うか困ってしまいます、





それにしても天声人語でなくても、

1979年の署名できなかった副社長のことを、

ついつい思い出してしまったのでございます、

実にしっかりとした署名でした、

あれで嘘なら、

こちらも役者です。


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2017年03月23日 | 犬の戯言


お彼岸のお供えの百合のお花が、

とてもきれいに咲いてくれました、

でもオレンジ色ですし、

最近のことですからもっとおしゃれな名前があって、

百合とは言わないのかもしれません、





菊のような白いお花もみごとな感じです、

でもこちらも真ん中が緑色ぽっくて、

菊とは言わないのかもしれないと思っています、

知らないことばかりでございます、

昨日の夜爪を切ったら、

思わず切りすぎてしまって痛いのです。






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役者

2017年03月22日 | 犬の戯言


テロ対策を口実にした共謀罪法案が、

昨日閣議決定したそうであります、

与党は今国会での成立を目論んでいるようです、

超監視社会の到来です、

隣組も狙います、

滅多なことは書けません、





曖昧模糊というか暗中模索はたまた五里霧中、

どう言えば良いのでしょうか、

まさしく霧にむせぶ夜のような雰囲気で、

意味不明のまま有耶無耶なままの答弁が続きます、

でももしかしたらこういう答弁が、

国民の権利を奪い誤魔化そうとする出鱈目な事案には、

最良の形態であるのかもしれません、

なお金田さんは父と同い年でございます、

たぶん役者です。




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