チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

あなた

2022年08月31日 | 犬の戯言


今日でおしまいです。

できることなら8月は、

ゆっくりゆったりと流れて欲しい、

と勝手に思っていました。

だれかに会えるとか、

なにか楽しいイベントがあるとか、

そういうのではないのですが、

そう願っていたのです。

それも、

あっという間に、

もう終わりです。






私が北を向いているので、

くるくる丸くなった尻尾は南です。

もしも時間があれば、

あなた、

ジャンケンでも、

してみませんか。

私はぱあーです。











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せりふ

2022年08月25日 | 犬の戯言


伝馬船を上手に漕ぐことは、

極めて難度の高い技であります。

さらにその伝馬船で運んで来た、

たぷたぷと溢れんばかりの液体を、

天秤棒で担いで歩くこと、

ましてや狭い段々畑の凹凸のある坂道を、

登ったりすることは、

命懸けの技と力の職人芸です。

たとえ元気で若かったとしても、

到底できることではないし、

私には不可能であります。

カミュさんや、

コミュさんのことなんかも、

疾うに忘れてしまっておりますし、

そう言われてみれば、

「向上心」とかいうような心も、

さすがに食べ物と間違いはしなくても、

いや食べ物だと思っているのであれば、

まだ逆に救われる、

かもしれないのであります。







ただあの雨の日、

歯ブラシを取りに戻っただけよ、

というセリフだけを憶えている、

ひたすら前しか見ないで歩いていた、

あのときのあの傘の中には、

恐らくは安物であろう、

甘い香水と一緒に、

もしかしたら安い「向上心」は、

瑞々しく大量にあったのかもしれません。

どちらかと言えば、

それは縁がなくもなかったような、

そんな気もしたりするのですが、

そろそろ朧になっているのです。
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たぶん

2022年08月21日 | 犬の戯言



このごろは、

なんだかやたら疲れますな。

なるほど、

たぶんあれのせいでしょう。

間違いありません。






私にお任せください。

直ぐに大丈夫ですよ、

そこにお座りくださいませ。

胡瓜でも食べて、

しばしお待ちください。

とてもよく効くのです。

とても元気が出ます。

これホントウの話です、

きっとたぶん、

嘘じゃないと思います。


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うそん

2022年08月20日 | 犬の戯言



灼熱のコロナ列島であります。

このままじゃサラダじゃなくて、

コロナの国から来た娘さんやらお兄さん、

ばかりになりそうです。

お盆に旅行やお祭り、

宴会もばんばんやったのですから、

当然の帰結です。






とは言え、

籠って寝ていた私は、

うっそーんうっそーん、

うっそーんうっそーん、

なのであります。

念のため英語で言うなら、

JK(Just Kidding)です。

おとに命令されて、

籠っていたいのにいやいやしぶしぶ、

神風特別攻撃隊の気持ちで、

コロナ菌渦巻く世間の荒海へ、

買い物に行かされるのです。

うっそーん。




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たらり

2022年08月17日 | 犬の戯言



ひどいことになったねえ、

こどもだましのちゃばん、

ますますろこつになって、

はずかしくなってしまう。







ますますろこつになって、

はずかしくなってしまう。

わらってごまかすことも、

できないちゃんぽんげき。

うおーんうおーん、

たらたらりんりん。






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むかで

2022年08月13日 | 犬の戯言



いつのころからか、

痛みにとても敏感になって来たのです。

注射一本でも苦痛なのです。

他の人が転んだりしても、

痛みを感じるのです。






痛みというものは、

心理的なものも大きいようで、

痛みを訴えるたびに、

痛みを感じる回路が、

黒々と太くなるらしいのです。

それで「見せず、言わず、悟られず」

にしていたほうが楽だ、

といわれているようです。

痛い痛いいたーいいたーい、

きゃんきゃんきゃーん。

悟られっぱなし、

ばればれですね。

しばらく静かにワンとも言わず、

黙っていようと思います。

お盆ですし、

痛かったのですが、

今朝もまた、

ムカデを殺してしまいました。


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あせり

2022年08月11日 | 犬の戯言


お散歩も終わって、

少し暗くなるのが早くなったね、

と思ってしまうような夕暮れどき、

今夜はなんのご馳走かしらと思いながら、

うとうととしていたときでした。

ばたんばしゃばしゃ、

ばたんばしゃばしゃ、

という音がハウスの屋根の上から、

聞こえてきたのでした。

もしかすると狸さんか狐さんのお祭りかしら、

それにしても騒々しいわね、

といささか苛立ってしまいましたが、

いつものようにモヤモヤ有耶無耶なまま、

おかしいなーでもまあ仕方ないね、

と終了したのでありました。

まさしくこれぞ、

ネガティブケイパビリティー

のようなものであります。






ところが今朝早くまたしても、

ばたんばしゃばしゃ、

ばたんばしゃばしゃ、

という音が聞こえて来たのです。

わんわんわん、

そこにいるのはどこのだれ?

なにをしている、

出て来なさい。

返答はありません。

しかしながら、

8月の太陽が出て来たばかりで、

駐車場の屋根に、

映し出されたシルエットは、

カラスでもなければ鳩でもない、

ヒヨドリさんが、

ボール遊びをしている、

姿だったのであります。

ボールはたぶん赤いほおずきであります。

それを割ってたべようとして、

何度も屋根に叩きつけていたのでした。

そういえば最近コンクリートの上にも、

よく赤い皮と種が、

大量に転がっているのです。

でもあの赤い実がほおずきだとしたら、

ほおずきは果たして、

甘くて美味しいのでしょうか。

甘くないとするならば、

ヒヨドリがほおずきを食べるというのも、

不可解且つ不思議な話であります。

あの赤い実は果たして、

本当にほおずきなのでしょうか。

甘いほおずきが、

品種改良であるのでしょうか。

もし違うのであれば、

長年に亘り私が、

間違えて認識していたことになります。

山桃ではありませんから、

ミニトマトもしくは金柑、

いえそうではありません違います。

逆ネガティブケイパビリティの、

8月は続くのでございます。

もちろん焦り戸惑うのであります。






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いたい

2022年08月10日 | 犬の戯言


新聞で教えてもらったのですが、

性急に解決を求めず,

不確実や不思議さの中で、

宙吊り状態でいることに耐えられる能力、

を持つことが大切なようであります。

これがコントロールできれば、

遅きに失した感はありますが、

人生も犬生も変わること、

間違いないと思うのであります。






耐えて忍んで許しあい共感できれば、

可能になるのであります。

ネガティブ・ケイパビリティという、

ちょっと不思議で寛大な考え方です。

不寛容な時代にまさにぴったり、

の考え方なのだと思います。

しかしながらポジティブばかりで、

これまでは生きて来たのですから、

とても苦手です。

痛いくらいにそうなのです。


*朝日新聞8月6日
 朝刊リレーおぴにおん






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しぶい

2022年08月08日 | 犬の戯言


肝心要の最終日に録画を、

またしても大失態、

きれいにすっかり忘れてしまいましたが、

なんと渋い渋子さん全英で三位でしたね。

良くやるものです十分です。

うーん良かった、

すごいことです大統領。




しかしもの忘れは、

思い込みと同じく、

困るのであります。

昨日はあれこれ大苦戦と申しましょうか、

手も足も出ない達磨状態になってしまい、

万歳万歳で撃沈でした。

連日の危険太陽光線放射警報発令中で、

庭仕事をするわけにもいかず、

録画も出来ていなかったし、

自宅でちんと謹慎しています。  


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あまい

2022年08月07日 | 犬の戯言


先週の新聞の土曜パズルは、

数独のレベル5が解けたので、

喜び勇んで解答を送信していたのでした。

ところが今朝模範解答を見てみますと、

とんでもないケアレスミス発見です。

その前にある別のパズルの話なのですが、

レベル2の比較的簡単な問題で、

とんでもない間違いを、

やらかしていたのでした。






その問題も数独ではないのですが、

数字の穴埋め問題でありました。

マス二つの合計数字が解答となるのです。

改めて先週の新聞を確認してみると、

私は一つのマスだけ埋めて、

もう一つのマスも解っているのですが、

どういうことかそこに数字を、

記入していないまま止めているのです。

一つのマスが真っ白け、

そうブランクなのです。

従って足し算もなにもしないまま、

一つのマスの数字だけを書いて、

それを解答として知らん顔で威張って、

送ってしまっていたのでございます。

大阿呆の粗忽者でございます。

ほんのまぐれでレベル5ができただけなのに、

喜び過ぎで有頂天になってしまい、

検証や見直しもしていなかったのです。

思い込みが激し過ぎるのは、

自覚症状があります。

つい先日も、

とある道の駅で、

緑と黄色の温州ミカンを発見した私は、

極早生蜜柑だと即座に確信して、

一目散に走って行き、

一袋購入したのでした。

ところが早速、

果物らしい酸っぱさを期待して、

まるで梅干しを食べるような気持ちで、

酸っぱい蜜柑にガブリと、

それでもお上品に嚙みついたら、

なんとそれは超が三つ付くほど、

甘かったのであります。

なんとそれは、

ハウスミカンなのでありました。

甘いはずです。

あまーい甘いハウス蜜柑なのでありました。

よくよく考えてみれば、

商品名も値段も日付も、

なーんにも確認していないのでした。

思い込んだら疑うことはないのです。

普段は割とそうでもないのですが、

ふとした瞬間突然に、

こういうことがしばしば、

昔からいや最近は、

とりわけあるようにも思われます。

じっと手を見たりして、

お手したりしています。


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