チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

くわばら

2016年11月30日 | 犬の戯言


連載30年を迎える漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の、

悪役ディオはしばしば、

こう叫ぶそうでございます、

戦闘シーンで主人公たちを威圧する強烈な連呼です、

なんと「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」





我が国の国会も噛み合ってない質疑は、

そもそも議論にならないという考え方のようでございます、

昔から「問答無用」「黙れ」が常套句のお国柄です、





TPPに年金改悪どんどん強行採決が続きます、

国家総動員法案はもとより憲法改悪なんでもやります、

そのうち預金口座封鎖法案や私有財産国有化法案なんかも、

じゃんじゃん出して、

無駄な議論は私致しません、

なにを隠そう、

その名はドクターXでございます、

ばんばん強行採決致します、





知らない間に、

くわばらくわばら、

とんでもない国になってしまいました、

私は鳥になりたい、

貝でも。



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本当かしら

2016年11月29日 | 犬の戯言


いやいや驚いてしまいました、

まさに井の中の蛙大海を知らずでございました、

またしてもの大反省でございます、

懲り懲りでございます、

もう私ボランティアは金輪際致しません、

いえいえ、

それは別の話でそうではございません、





駅を降り町に出てまいりますと、

世の中は今最早好景気なのでありました、

実は不景気なのは私だけだったのでございます、

みなさん夜な夜な飲めよ歌えの大宴会、

お城下はとんでもない騒ぎになっていたのです、





紅マドンナは売れまくり、

鮪やスマの養殖は大成功でうはうはと、

みなさん笑いが止まりません、

空家だらけの寂れた町にも新築ラッシュが沸き起こり、

さして注目もされてなかった材木のプレカット屋さんは、

もう仕事は要らないとふんぞり返って、

とんだ殿様商売でございます、





いやいや本当にすごいのです、

あるところにはあるのです、

ないところは勿論なにもありません、

これが真実ではありますが、

自分がそうだから他人もそうだと思うのは、

大きな間違いなのででございます、

毎日貧乏たらしいことばかり書いてしまい大反省です、

みなさん大変失礼をいたしました、

最果ての町過疎のローカルでこんなんですから、

都会はどんぱちどんぱちこの世のものとは思えない、

まるで戦争みたいな騒ぎでしょうね、

平成元禄アホノミクスは、

此処に極まれりでございます、

でも、

本当かしら。

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どんどん

2016年11月28日 | 犬の戯言


慌てふためいて帰ってきた、

日曜日の夕暮れです、

そんなに用心深くもないのですが、

どういう風の吹き回しか既に車のヘッドライトを、

父は点灯していたそうでございます、





少しだけ青みがかった寒々しい、

夕暮れの景色は、

実は好きなのでございます、

もうすぐに、

なにも見えなくなってしまいます、





なんとも派手派手しい、

黄色の菊であります、

今朝は晴れてまいりましたが、

またすぐ雨のようでございます、

師走がどんどん近づいてきます。

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恋ダンス

2016年11月27日 | 犬の戯言


睡眠不足の頭であれこれ考えておりましたら、

偏頭痛がしてまいりましたので、

お散歩に出かけようとしたのですが、

そうするとぱらぱらとじゃない、

ばらばらとした雨が降っていたのでございます、





お散歩止めようかと言われましたが、

私には私なりの事情があるのでそれはお断りをして、

合羽を無理やり着せられ出かけたのです、

雨の中ではありましたが史上最大の成果です、

実は私も驚きました、

昨日食べた岩手県のシルクスイートという名の、

さつま芋さんの所為かもしれません、





本日は赤い菊です、

「逃げ恥」恋ダンスでも踊りながら、

いろいろなことを忘れてしまいたいのですが、

実は私踊れないのでございます、

笑い話です。


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風前の灯

2016年11月26日 | 犬の戯言


年金切り下げ法案もあっさりと通過なら、

可哀想な私のドッグフードは風前の灯でございます、

問答無用と言わんばかりというよりも、

まさに問答無用の国会審議がまかり通ります、





A君はこう言ったそうであります、

私が述べたことを全くご理解頂いていないようであれば、

こんな議論を何時間やっても同じですよ、


このような不遜な物言いは、

国会の場に相応しいとは思えません、





山茶花のお花が咲いて菊のお花も満開です、

そういえば贈答用の紅マドンナが道の駅に並んでいました、

今年もそろそろお仕舞いになる、

もうそんな季節ですね、

冷たい風が通り過ぎて身体がぶるっと震えます、

父は今日も仕事です。





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最早と最中

2016年11月25日 | 犬の戯言


日米安保と憲法9条、

そして沖縄の米軍基地の時代が終わります、

戦後がまさに終わるのです、

悲しいかなアメリカ大統領選挙で、

トランプが誕生すると同時に、

日本は新たな時代へと突入したのです、





こうした事態をある意味元気溌剌、

喜んでいる方もいらっしゃるのでしょうが、

なかなかそうはとんとん拍子に、

日本に都合よく物事は進まないのでございます、





みかんの木を眺めながらそう思います、

円安もここまで来てしまうと、

いろいろ妄想が膨らんで、

最早不気味です、

病院が終わったら最中を食べたいなと、

惨めったらしい話をだれかがぽつりとしております、

どうせなら熱燗でも飲めば、

すっきりするのです、


寒い冬が始まりました。


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レインボー

2016年11月24日 | 犬の戯言


虹の向こうは晴れなのかしらは、

とても悲しい人間の性(さが)を教えてくれるのですが、

突如現れた虹でございます、





大荒れの海からまだ雨の残る山まで、

滅多に見られないような、

見事な幸運の虹であります、

但し本当にそうなかどうかは、

勿論解らない、

心がけ次第なののでございます、





JR北海道が10路線13区間を、

自力では維持できないと発表したそうです、

やたら新幹線を作りたがっているJRではありますが、

親方日の丸の国鉄から分割されてしまい、

儲かっているところとそうでないところの差が、

歴然としております、

ここでも格差がどんどん拡大しているのです、





公共交通機関がどんどん廃止され、

おまけに高齢者は理不尽にも運転免許証までも、

無理やり取り上げられてしまいそうな風潮です、

これでは地方の高齢者は、

生活のしようもなくなります、





虹の向こうは嵐なのでしょうね、

きっと、

そうだと思います。


虹です。










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喪中欠礼

2016年11月23日 | 犬の戯言


物思いに耽ってしまう、

喪中欠礼のはがきの季節ですから仕方ないのですが、

少し暗いお顔で思うのです、

それにしても日の丸の旗を見ながら思うのですが、

片手落ち感満載の勤労感謝の日でございます、

何が片手落ちかというと、

昔からそうでありますが本当に感謝されるべき人たちが、

報われていないからでございます、

漫才ではありませんが「責任者出て来い」と、

私は言いたいのです、





昨日の朝日川柳にこんな句がございました、

「ドヤ顔ではしゃぐ首相の疎ましさ」 三上様

「マネーよりも信頼だってと笑い声」 小山様

どなたも的確でさすがお上手です、

我先にと尻尾をふりふり高級ドライバーを手土産に、

トランプ詣でをする責任者を選ぶ国民の勤労感謝の日は、

名目だけの単なるお休みのためのお休みに過ぎません、

片手落ちで当たり前なのでございます、





バッタさんも厳しい冬を迎えています、

セミさんやキリギリスさんと同じように、

働かないで飲んで歌って食べて踊って遊んでいたのでしょうか、

でも私も三食昼寝執事付きでございます、

イソップ童話の「アリとキリギリス」は、

正直なところどの結末もなんだかとても嫌いです、

パセリの葉っぱが食べられています、

もしかしたらバッタさん、

そうかもしれませんね。







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完徹

2016年11月22日 | 犬の戯言


きのうの夜もずっと雨でした、

椅子に座って湿り気を帯びた風に身体の熱を奪われた私は、

雨の音にも怯えてしまうような具合で、

やはりじっとまんじりともしないで朝を迎えました、

ほとんど徹夜の状態です、

繰り返しになりますが、

つまり久方ぶりの「完徹」なのでございます、





よく伸びる首でございます、

尻尾は白鷺さんのように、

クエスチョンマークにもなるのですが、

白鷺さんほどシャープではありません、

それにここ数日はとり憑き騒ぎで、

垂れてばかりいるのです、





蝸牛(かたつむり)さんでございます、

おうちの引越しをなさっているようです、

実は私もそうするのです、

実質的な冬も目前だというのに、

妖怪さんに占領された日当たりの良い南のハウスから、

北のハウスへと引越しを致します、

引越し祝いのお蕎麦は生憎ございませんので、

みなさまには、

蒸かしたお芋を、

宇宙便にて届けます。


蝸牛さんです。



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妖怪さん

2016年11月21日 | 犬の戯言


この世から妖怪さんが消えてしまうほど、

人類から自然界は無視され破壊し尽くされているのですが、

それでもまだ、

みかんの赤ちゃんのような木は黙って、

ただじっとしっかりそこに立ち、

大きくて重そうな実をつけています、

これも自然を守ろうとしている妖怪さんの仕業です、





相当重くてしんどいんだろうなと思います、

私が少し持ってあげるか、

食べてあげようかなと思うのですが、

それもいささか問題を残してしまいます、





妖怪さんには山や森が似合いますが、

海にも妖怪さんはいるのだろうと思います、

蛸入道はこの前見たことがあります、

人間の幽霊も確かにおどろおどろしくて怖いのですが、

やっぱり本当に怖いのは、

自然界にいる妖怪さんだと思うのでございます、

ほらあなたの斜め後ろです、

そこに立っています、

これ本当のお話です。
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