そんな桜

雨になりそうな予感です、

先程強風注意報も発令されました、

早く咲いた桜は早く散るのがこの世の定めでございます、

覚悟はできております、





それでもやっぱり寂しいのですが、

少しだけ笑って散って行こうと思います、





そんな桜の季節です。

スタンス

暑くもなくて寒いこともありません、

風はそよ風微風です、

塵の確認もありません、

おかしな汚染物質の浮遊も感じません、

陽ざしも強くはありません、

怪しい人はぽつぽつ見えますが許容範囲です、

ほぼ絶好のお散歩日和でございます、





ぼーっと放心状態で眺めております、

コンクリートとアスファルトの隙間に生きる、

紫のお花はんたちであります、





工事がずさんだとこうなります、

お花はんの根性を称えずに工事に文句をつけてしまう、

このスタンスが私です。

夜桜

夜になると結構冷えてまいりましたが、

昼間はもう初夏の様相で、

桜も満開近くになっております、





私も思わずはーはーしてしまいます、

お父さんお水頂戴と言いたいような気持です、





昼は冷房夜は暖房でございます、

夜桜はお気をつけくださいませ。

肉球

昨晩は盛大な送別会が催されたのかもしれません、

お姉さんがお母さんに送られて、

海と山の里からビルと人の街へと旅立って行きました、

お仲間のみなさんがお見送りでございます、





そんな季節なのでございます、

桜が咲く季節はそんな時期なのでございます、

別れがあってそして出会いがあるのです、

苦しいという字に似ていますが、

それが若いということです、

出会いのない別れはとても危険です、

じっと肉球眺めます。

あひる

おかしな影が私のお顔に映っておりますが、

お気になさらないようにお願い申し上げます、

このころまでは元気だったのです、





ところがこの後春の病にかかってしまうのです、

夜はいつまで経っても眠る気持になりませんでした、

ずっと椅子に座って暗闇を眺めておりました、

お父さんがささ身ガムを持って来てくれても知らん顔です、

さつま芋も要りません、

ニヒルには程遠いのですが、

「あひる」になってしまいました。

嘘です

初夏の様相を呈してまいりました、

決して取り残されてしまったわけではありません、

日焼けしそうなお天気の中、

一人お花見開催中でございます、




お弁当はいりません、

お花があればそれで満足でございます、

嘘です、

そんな訳ありません

お弁当欲しいと泣いているのです。

とても若い

波紋がすぐ側までやってまいりました、

遠い世界のお話で無縁だと思っていても、

どこかで何かが起きればいろいろな影響が及ぶものです、

余程感性を研ぎ澄ませていないと、

大変なことになってしまうと、

つくづく考えてしまったりしておりますが、

余計なことは考えるなと、

お父さんから言われておりますので、

とりあえずすごい波紋だということだけお伝えします、

私はキャスターではありません、





去年のお花見が甦ってまいりました、

私がとても嬉しそうなので吃驚しております、





とても若いです。

愚かなの

お買い物があって近所のホームセンターに出かけたお父さんですが、

そこでとてもお利口さんな柴犬さんと猟犬さんに出会ったそうです、

軽四トラックに乗っているのですが、

お父さんがそばに行ってもワンとも吠えたりしないのです、

とても大人しく飼い主さんのお帰りをじっと待っているのです、

涙を流して感動したお父さんでしたが、

お家に帰ってみると私が大穴を掘っているのを見てまた涙です、

だれが悪いのかというと理研の理事長じゃありませんが、

飼い主の問題ですね、

責任者が愚かなのであります、





つまりお父さんが悪いのです、

自業自得でございます、

お家桜も咲き始めました、





雨になりそうです。

樫の木が

朝が来ました朝が来た、

九州までは見えませんが晴れた青いお空が、

静かに広がります、





昨日の夜は遅くまで椅子に残って、

だれにも喜ばれない警戒態勢を続けておりました、

毛布をかけてもらって暖まります、





桜の花が散ったら初夏なのですね、

樫の木がそう言っています。

苦労

あれこれとございまして、

とても大変忙しくて夜は眠れませんので、

こうやって昼間仮眠をとっております、





お父さんは解ってくれませんが、

なかなか私も苦労いたします、

賢明なみなさんは、

どうかお解りくださいませ。