海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

恒例の長野旅行4日目

2008-07-26 20:44:40 | 山歩き
定年後毎年、女房殿と高原に避暑に出かけている(とは言ってもせいぜい3泊の旅)。2005年は霧ヶ峰高原、2006年は阿蘇、2007年は上高地、乗鞍岳、そして今年は上高地、木曾駒ケ岳。


4日目(7月22日)

昨日の木曾駒ケ岳の眺望が忘れられない中、いよいよ今日倉敷に帰らざるを得ない。帰りたくないが・・・。

昨年は妻籠宿に寄ったので、今年は馬籠宿に寄ることにした。
家並みは妻籠宿と似ているが、昨年は雨の中を早足で通り過ぎたので、今年は昔の情緒を味わうべくゆっくりと散策。

そばどころだけあって、水車が目につく。これがしっとりとした情緒を醸し出している


3連休の最後の日のためか、人通りも少なく、ゆっくり家並みを散策することができた。


ひょうきんな本物のタヌキの剥製に思わず笑顔が


周囲の情緒に溶け込む島崎藤村記念館


約1km程度の町並みを歩くがずっと坂道が続く。暑い中多少堪えるが家並みの雰囲気が暑さを癒してくれる


昔の街道筋の掲示板(高札場)


今でも通じる「定」が書かれている


帰りに信州そばを食べて、一路倉敷に。
今年はすべて4日ともに「晴れ」で、「避暑に長野に行った」ということを実感できた。帰ったら早速来年の計画を考えよう!!!
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恒例の長野旅行3日目

2008-07-26 15:09:23 | 山歩き
定年後毎年、女房殿と高原に避暑に出かけている(とは言ってもせいぜい3泊の旅)。2005年は霧ヶ峰高原、2006年は阿蘇、2007年は上高地、乗鞍岳、そして今年は上高地、木曾駒ケ岳。

3日目(7月21日)
今回の旅行のメイン、木曾駒ケ岳(2958m)登山。登山とは言っても標高2612mまでロープウェイを利用するので登山標高差は340m程度。前日混雑状況を確認してあったので朝5時12分の始発に間に合わせるべく4時50分に菅の台バス停へ。すでに長蛇の列。3便目で乗車できしらび平ロープウェイ駅に到着。ここでも1便待ち。帰りが思いやられる中、7分30秒の空中散歩を楽しむ。そして千畳敷駅での絶景に感嘆の声。すでに先にロープウェイでついた人たちが列をなして千畳敷カール内の登山道を歩き始めている


乗越浄土へ向かう途中(八丁坂)からの南アルプス。雪の白、雲海、そして抜けるような空の青さ。まさしく贅沢な眺めである。しかも富士山(写真中央に小さく写る)までが迎えてくれた。


八丁坂を数珠つなぎで登る登山者


乗越浄土付近からの南アルプス、富士山。何しろわれわれの位置より上に雲が見えないまさに天上人


宝剣山荘付近から天狗岩、三ノ沢岳を望む


中岳から駒ケ岳を望む。手前に見える頂上山荘の周りで二組のパーティーがテントを張っていた。さぞ明け方は満点の星だっただろう


駒ヶ岳山頂から眼前に現れた御嶽山。昨年乗鞍の頂上からも御岳を望むことができたが、今日の御岳の眺望は最高


ちょっと目を右のやると、北アルプスが頭を出している。そして槍穂高がくっきりと確認できる


駒ヶ岳頂上から中岳、宝剣岳、それに連なる空木岳。何しろ空が下界で見る青さとまったく異なる。


ここまで来たら宝剣岳に挑戦。遠くに御嶽山を見ながら宝剣岳に向かう。歩いていて最高の気分


女房殿は下で待つことに。宝剣岳頂上チョット手前から中岳、駒ヶ岳方向。宝剣岳頂上から降りてくる人を待つため、狭い場所で退避。その時間が長いこと。かなり不安定な場所を大人数の人が降りてくるため、待ちが長くなる。


下山するころに雲が湧いてくる。お花畑にまわろうとしたが、そのころ一層霧が出て、視界が悪くなる。さらに下山のロープウェイの整理券を発行しだしたとかで、お花畑を回らずにロープウェイで降りることに。ロープウェイを待つ間にさらに霧が濃くなり、この判断はよかったのだろう。


登りのープウェイに乗車が午前6時ころ、駒ヶ岳頂上で遅い朝食を食べて、帰りのロープウェイを降りたのが10時15分ころ、合計4時間程度の登山だったが、朝早起きした甲斐があって登山の間だけ最高の展望を楽しめたことは、この早起きは値千金だった。
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恒例の長野旅行2日目

2008-07-26 14:44:09 | 山歩き
定年後毎年、女房殿と高原に避暑に出かけている(とは言ってもせいぜい3泊の旅)。2005年は霧ヶ峰高原、2006年は阿蘇、2007年は上高地、乗鞍岳、そして今年は上高地、木曾駒ケ岳。

2日目(7月20日)

今日の予定は上高地
昨年は雨の上高地だったが、今日は天気は良さそう。雨の上高地もいいが、やはり水面に映える穂高連峰があっての上高地


焼岳も姿を見せる

美しい水面に立ち枯れの木々が生える。美しくも幻想的な景色が。


昨年の同じ場所からの写真。やはり構図に山が加わるだけでまったくイメージが異なる。


自然湧出の泉が作る田代池。水の清さとそれに溶け込む緑が神秘的な雰囲気を漂わせている


河童橋付近では穂高連峰も雲の中にかくれてしまうが、人出は相変わらず。雲も出てきて、昨年は明神池まで歩いているので、今日はここで折り返し、シャトルバスに乗ることに


帰路のは河童橋のバスセンターから大正池のバス停を通り過ぎ、さらに2km程度の渋滞。まだまだお客が乗っているバスもあり、今日中に帰っれるのか心配しながら3日の予定地、駒ヶ根温泉に向かう
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恒例の長野旅行1日目

2008-07-26 08:10:36 | 山歩き
定年後毎年、女房殿と高原に避暑に出かけている(とは言ってもせいぜい3泊の旅)。2005年は霧ヶ峰高原、2006年は阿蘇、2007年は上高地、乗鞍岳、そして今年は上高地、木曾駒ケ岳。


1日目(7月19日)

高速道路の夜間割引を利用して4時前に水島ICを入る。山陽~中国~名神~東海北陸自動車道を利用してまずは白川郷へ

よく写真で見る景色が現実に目の前に



土産やもほとんど萱葺きの家で名物の五平餅の販売が多い


稲穂の緑と萱葺民家との調和が美しい


水路を泳ぐあまご?、岩魚? 見た目だけではない水の清澄さが感じられる
米、酒がうまいわけだ


暑くてゆっくり歩くことが苦になる天候だが、こんな風景にはつい立ち止まる


だんだん贅沢になってこのままの景色で、夜の雪景色を見たくなる


このキャラは何と言う名前かを確認していなかった


白川郷の散策を終えて、今日の宿泊先、新穂高温泉に。ペンション「ほのみ亭」は昨年もお世話になり、気に入った宿。料理はうまいし、特に露天風呂が最高


この宿には2つの露天風呂があり、前の風呂は見晴らしが売り物、もう一つは樽風呂でその趣がいい


ゆっくり風呂につかって、うまい料理を食べて、涼しい部屋での就寝。瀬戸内海の凪では考えられない夢心地で1日目を終える
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矢筈ケ山へ

2008-07-15 17:47:24 | 山歩き
7月13日、じめじめして蒸し暑い中、OB会で鳥取県の矢筈ケ山(1359m)へ行くことに。天気予報では曇りと言うことであったが、雲が切れ始めている。頂上からの展望を楽しみに登り始める。

登山口の一向平を出発して緩やかな登りの中を約25分程度で大山吊り橋に出る。
すでに汗びっしょりだが、せせらぎの音が暑さを和らげてくれる。


さらに25分ほどで大山滝に。汗が噴き出るが、白い滝と木々の緑の中に神秘的な濃いブルーが溶け込み一時の清涼剤となった。


元気をもらって最初の目的地「大休峠」に向けて歩く。大山滝を過ぎたころから少しずつ勾配もきつくなる。水分をこまめに補給しながら登る。歩き始めて約2時間30分で大休峠に到着(1112m)。ここからは三鈷峰、ユートピア小屋が見えるが、ガスがかかっていてはっきりとは見えない。がしばし小休止


登山道には山アジサイが満開で紫や青の花がその鮮やかさを競っていた。避難小屋の裏で見かけた、自然が作り出した芸術作品。これぞ本物の生け花


大休み後矢筈ケ山頂上を目指して出発。ここからがかなりの急登。汗が噴き出て息も切れ、だんだん無口になりひたすら登る。矢筈ケ山手前ピーク(1300m)まで来ると勾配もほとんどなくなり、やっと気を休めて歩ける。樹林帯を抜けると突然頂上となり、雲の切れた大山の雄姿が迎えてくれる


いつもと反対側から見る大山は南側から見る大山に比べ山肌が削れ、一層荒々しさを感じる。この頂上からは360度の展望が得られる
東側の天を突き刺す小矢筈


さらに少し北に目をやると登山意欲をそそる甲ケ山(1338m)


久しぶりに頂上でゆっくり眺望を楽しんで下山。登りの時は雲に隠れて見えなかった烏ケ山がその名の通りの山容を見せてくれた。


下山し、登山口に到着したら雷鳴が轟き、帰路の車では激しい夕立に会う。汗をかいたものの、素晴らしい景色と絶好の天気で掻いた汗も心地良いものとなった一日であった。

行程
 登山口(一向平)8時15分 → 大山吊り橋 8時40分 →大山滝 9時05分 →
 大休峠 10時42分 → 矢筈ケ山 11時50分 → 昼食 12時40分 → 
 大休峠 13時時22分 → 大山滝 14時52分 → 登山口(一向平) 15時30分

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宝仏山へ

2008-07-10 11:52:24 | 山歩き
7月6日 久しぶりに県北の山へ。あまり行ったことのない山ということで県境とはいっても、鳥取県に入る宝仏山(10005m)へ。日野町の根雨駅のすぐそばの日野町役場に駐車させてもらい出雲街道を10分程度歩く

駅前の出雲街道にある標識。標識がしっかりしていて、間違うことはない


標識の横にはおしどりの看板。毎年冬に渡来してくるらしく、町起こしの一環として宣伝しているようだ


昔町並の出雲街道。昔ながらの建物のが並ぶ中に、軒先の水琴窟、のれん等しっとりとした落ち着いたたたずまいが暑さの中にも涼しさを呼ぶ


山陰合同銀行の横から登山道に入る。最初から急坂ですぐに汗が吹き出る。ほとんど頂上まで、ひたすら登り。山の紹介本では大平という標高約600m程度からきつい登りになると書かれているが、それより前も案外きつい。頂上までほとんど樹林帯の中を歩くので、直射日光を浴びることはないが、景色の変化が少なく我慢して登るしかない。1002mの手前のピークに二等三角点があるが、ここは見晴らしが悪い


そこから10分程尾根を歩くが、ここにきてやっと木々の間から大山の雄姿を見ることができる


宝仏山の頂上は北側(大山方面)、東側(毛無山方面)の見晴らしが素晴らしい。ここまで暑い中、急坂を登ってきた人にのみ与えられる景色を楽しむことができる。この日はほとんど他の登山者と出会うこともなく、頂上でゆっくり景色を楽しむことができた。


登山道で見かけた花

ホトトギスの花


ササユリ




登り2時間45分、下り2時間(昼食時間を除く)の行程
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種松山はすでに秋の準備

2008-07-03 15:44:16 | 種松山
7月3日
登山用に購入したリストタイプ高度計(BARICO No.46)を装着して、我が家の庭の種松山へ。今日は浦田の方向から登り始める。ミカン山の中を歩いて行くが、道沿いには真っ赤な可憐な花が群生していた。


途中で見かけた、栗の木、柿の木、みかんの木、それぞれ小さなまだ青い実をつけていた。まだ梅雨も明けないうちから、すでに秋の準備。植物の生命を感じさせてくれる。

栗の花の付け根に一人前にイガイガをつけた栗の卵


まだ3cmくらいだが形はすでに柿。


これがあの甘い冬果物になるとは信じられない。


同じ場面を秋に撮ってみたい

肝心の高度計は種松山高度約250mに対し、230mを指示。こんなものなのか?
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