海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

矢筈ケ山へ

2008-07-15 17:47:24 | 山歩き
7月13日、じめじめして蒸し暑い中、OB会で鳥取県の矢筈ケ山(1359m)へ行くことに。天気予報では曇りと言うことであったが、雲が切れ始めている。頂上からの展望を楽しみに登り始める。

登山口の一向平を出発して緩やかな登りの中を約25分程度で大山吊り橋に出る。
すでに汗びっしょりだが、せせらぎの音が暑さを和らげてくれる。


さらに25分ほどで大山滝に。汗が噴き出るが、白い滝と木々の緑の中に神秘的な濃いブルーが溶け込み一時の清涼剤となった。


元気をもらって最初の目的地「大休峠」に向けて歩く。大山滝を過ぎたころから少しずつ勾配もきつくなる。水分をこまめに補給しながら登る。歩き始めて約2時間30分で大休峠に到着(1112m)。ここからは三鈷峰、ユートピア小屋が見えるが、ガスがかかっていてはっきりとは見えない。がしばし小休止


登山道には山アジサイが満開で紫や青の花がその鮮やかさを競っていた。避難小屋の裏で見かけた、自然が作り出した芸術作品。これぞ本物の生け花


大休み後矢筈ケ山頂上を目指して出発。ここからがかなりの急登。汗が噴き出て息も切れ、だんだん無口になりひたすら登る。矢筈ケ山手前ピーク(1300m)まで来ると勾配もほとんどなくなり、やっと気を休めて歩ける。樹林帯を抜けると突然頂上となり、雲の切れた大山の雄姿が迎えてくれる


いつもと反対側から見る大山は南側から見る大山に比べ山肌が削れ、一層荒々しさを感じる。この頂上からは360度の展望が得られる
東側の天を突き刺す小矢筈


さらに少し北に目をやると登山意欲をそそる甲ケ山(1338m)


久しぶりに頂上でゆっくり眺望を楽しんで下山。登りの時は雲に隠れて見えなかった烏ケ山がその名の通りの山容を見せてくれた。


下山し、登山口に到着したら雷鳴が轟き、帰路の車では激しい夕立に会う。汗をかいたものの、素晴らしい景色と絶好の天気で掻いた汗も心地良いものとなった一日であった。

行程
 登山口(一向平)8時15分 → 大山吊り橋 8時40分 →大山滝 9時05分 →
 大休峠 10時42分 → 矢筈ケ山 11時50分 → 昼食 12時40分 → 
 大休峠 13時時22分 → 大山滝 14時52分 → 登山口(一向平) 15時30分

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする