海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

久しぶりの種松山

2009-07-30 15:04:15 | 種松山
種松山も案外景色がいい

燕岳から帰って8日目、前に種松山を歩いて14日目。久しぶりに種松山を歩いた。

燕岳に行く前から、微熱が出て悪寒を感じていたが、折角の計画であり多少無理して、往復1200kmの
車の運転、燕登山、山小屋泊まりを強行した分、微熱がなかなか下がらず、体のだるさも抜けなかった。

27日、28日には病院で胸のレントゲン、血液検査、喉が痛いので喉のファイバースコープで検査
するも異常なし。では何で微熱が続くのか少し心配していたが、今朝になって熱も下がり、悪寒もなし。
喉の痛みは続いているが・・・。

今日は気分も爽快でしかも外は澄んだ青空が広がっている。暑いのを覚悟で久し振りで種松山を歩くことにした。

燕岳に登った時は有明荘から登山口まで歩くだけで、息切れが有ったが、今日はまったく普通に歩けた。

今は花も少なく、歩くことそのものが目的となっている
とは言っても所々で、新しい花に出会える
「???」


「ヤブジラミ(藪虱)」
可憐な可愛い花なのにシラミとは可哀想


「マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)」


「冒険の森」公園の売店の屋上から見た笹沖方向の展望。
天気が良ければ、ここからの景色もまんざらでもない。


水島コンビナート方向。遠くうっすらと四国山脈も確認できる。


帰りに池の横の手すりの上で盛んに手をすり合わせて「写真を撮って!」とお願いするような
ポーズの虫を見つける。「カメムシ」の仲間だと思うが、名前はわからない。
写真を撮り終わると飛んで行ってしまった。


昨日まで約2週間微熱が下がらず憂鬱であったが、今日の青空で鬱気分も洗われたようだ。
やはり年齢のためか、ちょっとこじらせてしまうと治りも遅くなるのだろう。頭に置いておこう。
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恒例の長野旅行 燕岳(2763m)

2009-07-24 08:48:59 | 山歩き
19日雨、21日雨、20日晴れでその日に燕岳に登ることができた幸運!!

7月19日、恒例の長野旅行(登山)に夫婦(64歳と61歳)で出かけた。
安曇野の有明温泉まで車で約600km。年々ここまで来るだけで疲労度合が強くなってくる。

梅雨が明けたはずなのに、連日の雨。
宿泊予定の有明温泉「有明荘」には当日燕岳に登った人たちでいっぱいであったが
雨と、風による寒さで多くの人が頂上をあきらめたようだ。
寒さで足が動かなくなり、ヘリに救助を求めた人もいたとか。
いやな雰囲気だったが、天気予報では晴れ。期待しながら就寝。

翌日7月20日は登山日和の晴れ!!
晴れ男の神通力か?。有明荘に車を置いて、登山口まで約20分ほど歩くと中房温泉の登山口。登り始めは7時丁度。


登り始めからの急登りであるが、第1ベンチ、台2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと
程よい所にベンチがあり、登りやすい。
富士見ベンチでは名前の通り、遠く富士山を望むことができた。


第3ベンチを過ぎたあたりから、木々の間から、大天井岳、大天荘を見ることができ、雪渓がくっきりと
浮かび上がる景色に急登の疲れも吹き飛ぶ


合戦小屋までの連続する急登を登り切ると、待っていたのは名物のスイカ。
天然水で冷やされたスイカの冷たさと甘さが、
水分の少なくなっている体に沁みわたる。(合戦小屋まで3時間20分)


合戦小屋を過ぎたあたりから、大天井岳の奥に槍ケ岳が見え隠れするようになる。
ますます気分はハイになってくる。
12時10分頃に燕山荘に到着。(登り始めて5時間10分)
見晴らし台から見た、燕山荘、その奥に燕岳。このロケーションは素晴らしい。


燕山荘の裏から、大天井岳への尾根と天にそびえる槍ヶ岳を間近に見ることができる


燕山荘前の広場からの北アルプス裏銀座パノラマ写真。穂高連峰、槍ヶ岳、双六岳
鷲羽、野口五郎岳などが連なっているのであろうが、穂高岳、槍ヶ岳ぐらいしか分からないのが残念


燕山荘に荷物を置いて、燕岳へ出かける。途中、雑誌で見る光景に出合って感激
(頂上での休憩を含めて往復1時間10分)


燕岳頂上から、北燕岳、その奥に立山、剣岳が。右側の山は餓鬼岳か?


同じく燕岳頂上から、燕山荘方向の大パノラマ
左に燕山荘~大天井岳~常念岳の尾根。穂高連峰、槍ケ岳~北アルプス裏銀座の連山を一望でき山荘へは戻りたくない気分。


澄んだ青空に、山荘の屋根の赤と緑、石の白、遠くに浮かぶ雲、それを突き刺すようにそびえる
槍ケ岳。ついつい山荘に戻る足取りも遅くなる


山荘前の広場へ戻って振り返ると、すでに稜線には雲が湧きあがり、風で飛ばされている景色が。


食事後、ブロッケン現象を見ることができた。太陽を背にすると、霧の中に自分の影が映る、珍しい現象だそうだ。
カメラを構えた影が霧の中に浮かぶ。



反対側でも珍しい現象が。左側の太陽の光が雲の中の水滴に反射してできる「幻日」。北アルプス裏通り
の山々の上に2つの太陽が現れたような、まさに幻の日。
「ブロッケン現象」、「幻日」と2つの珍しい現象を同時に見ることができるのは
これまた非常に珍しいことのようだ。


そして日没。


翌日は雨。雨と雨の間に挟まれたピンポイントの晴れの日に、素晴らしい景観、めずらしい現象を味わえたことは、何と幸運なことか。
下山後は毎年お決まりの、お気に入りのペンションで新穂高温泉にある「ペンションほのみ亭」でゆったり温泉気分を味わった。
ここは、家族露天風呂とオーナーの旨い料理が魅力

日の出を拝むことはできなかったが、今年は過去の長野旅行(登山)でも最高の日になった。
早速来年の計画を立てねば
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種松山の花-11

2009-07-17 09:01:24 | 種松山
これだけ運動していても太る

7月16日 今日も種松山。

今年3月に定年後のアルバイトが終了して、毎日家にいる状態。

アルバイト中は1日置きに会社まで往復12kmを歩いていたし、昼休みは会社の脱衣場

にあるマシンでの筋トレで筋肉の衰えを防止していた。

会社が休みの時は、種松山歩き。

食事と酒だけは、我慢しないで普通に飲食していたが、それでなんとか体重を保っていた。

会社を辞めてからは、1日置きにジムに通って、30分の自転車漕ぎ、45分程度の筋

トレを行い(おかげでジムのインストラクターも驚く筋肉を保っている)、ジムに行かない日は、

種松山歩きで肥満を防止してきたが、ここにきて、少しずつ太り気味。

運動量はそれほど変わらないのだが・・・?

いろいろ考えてみると、やはり間食が増えているようだ。

家にいることが多いので、ついつい何かつまんでしまう。

しかし、この山歩き、筋トレ、水泳をやっていなかったら、もっとどんどん太ってしまっていたであろうと

自分なりにいいように解釈して、間食もしながら、今日も種松山を歩く。

2日に1回の頻度で歩く種松山だが、それでも新しい花を見つけることができる。

「ヨウシュヤマゴボウ」
名前は「ヤマゴボウ」がついていて食べられそうだが、食べると中毒症状を起こすという。


「リョウブ」
山でよく見る花である。リョウブは日本では1科1属1種で親戚縁者の居ないさみしい植物らしい。


「アキノタムラソウ」
梅雨時期から咲き始めるのに、なぜか「アキノタムラソウ」


「・・・・???」
花の名前は不明。5mmくらいのかわいい花びらがカタクリの花のようにそっくりかえっている。


「・・・・??」
この花も名前が分からない。こんなに優雅な花が、山の雑草と一緒に咲いているのが信じられない。
時々、家庭栽培しているような花を見受けるが、これらはたぶん、家庭の残土を山に捨てにきて
そこにお混じっていた種、球根、根などが成長して野生化しているのではないだろうか。
種松山は不法投棄のごみ、残土などが各所に見られるのは残念だ


なぜか中心部が白く目立つ蜘蛛の巣。この蜘蛛にとっては何か意味があるのだろう。


歩く先の溝から出てきたトカゲ。こちらに気づくと完全停止。写真を撮り終わると素早く元の溝の中へ。
写真を撮ってくださいと言わんばかりのタイミングであった。
前日に孫が「きょうヘビトカゲを見たよ」と言って絵を描いてくれた。
多分、このトカゲだろう。孫に見せてやろう。


これが前日に孫(小2)が描いた「ヘビトカゲ」。記憶だけで描いたにしてはなかなか旨く描けている


これからも海のカツオと一緒で、常に動きまわっていないとメタボになってしまうであろうから、今の生活を続けるしかないかな?
旨いものを好きなだけ飲み食いできるのだから仕方ないか?
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ちょっとコースを変えた種松山

2009-07-13 09:29:05 | 種松山
今日も暑い中、3時間半の種松山歩き

7月12日

 今日は新鮮味を求めて、種松山をいつもとちょっと違ったコースを歩いてみた。

 ゴルフ練習場の方から登って、頂上~粒江の方に下り、瀬戸中央自動車道沿いに歩き、

 ちがった道から頂上に戻り、特養ホーム横を通って帰宅。合計3時間半

頂上から粒江方面に歩いて行くと、こんなヒノキ林が見られる。今までの種松山の

イメージとは全く異なる景色に感激。


ヒノキ林の麓に咲いていた「ヒメヒオウギズイセン」
鑑賞用であったもにが、野生化したものだろう。


雑草が生い茂っている中にひっそりと咲いていた薄紫色の花
キク科の花だろう。「ユウガギク」「ヨメナ」などに似ているが・・・?


粒江側に山を下りたところで見つけた「ハルジオン」の中に咲く「ノアザミ」。
「アザミ」も種類が多く、何と言うアザミかはよく分からないが、そんなことより白い花の中に咲く紫の
「ノアザミ」についつい立ち止まってしまう。


ここにも「ハルジオン」の中に咲く紫の花が。
これも花の名が分からない。「ミヤマウツボグサ」にも似ているが花茎が少し
ことなる。


同じ山でも、コースを変えることで、違う表情、異なる景色、新しい草花を発見
でき、これも山歩きの楽しみだ。
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種松山周辺

2009-07-11 15:34:33 | 種松山
種松山にセミの声

7月11日

昨日までの雨も上がりうっすらと陽が射す。

あまり暑くならないうち、朝7時に種松山を歩きに出る。

昨日の雨の湿気が残っていて、おまけに陽が射していることから蒸し暑い。

登り始めるとセミの声が聞こえてくる。

セミの声が、暑さに追い打ちをかけてくるが、この雰囲気の中で、吹き出る汗を感じながら歩くのが夏の楽しみだ。


ゴルフ練習場の方から登るがその麓にレンコン畑があり、今、蓮の花が満開。
蓮の花も色々な種類が有るらしくこの花は「紅君子蓮」と思われる。


普通の蓮の花に比べ、花びらの数が多いこの花は「錦旗」と言う種類だろうか


頂上付近の絵手紙教室の家の前に咲いていたサボテンの花。
鮮やかで豪華な花だ。名前はエキノプシ属の「短毛丸」か?


下山途中の竹藪の端に咲いていた花で名前不明。これから開くのだろうか?


約2時間歩いて、家に帰ってシャワーを浴び、自家製の梅ジュースを飲む。これが旨い。
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種松山の花-10

2009-07-07 19:38:21 | 種松山
一昨日の宝仏山の筋肉痛が残る中、種松山を歩く

宝仏山の下山時に、雨に濡れた道を、滑らないように足を踏ん張ったためか太ももが痛い。
今日も暑い中、種松山を歩いた。汗が吹き出る中、この湿度を楽しむように。
これは「ヒルガオ」か?でも紫が濃い気がする


「ヘクソカズラ」と言う名前のようだ。
可哀想な名前が付いているが、花とか葉、茎が臭いわけではないらしい。
秋に実がなり、それをつぶすと臭いが有るらしい。
秋に試してみよう。


今、種松山の道端にはムラサキカタバミが咲き乱れている。
これを見ながら歩くだけでも楽しい。


これは何と言う花、草だろう。花の径が7~8mm位の花。葉が特徴が有るが、調べるも分からない。
緑のじゅうたんの中に、ポッと咲いている姿が優雅でもあり、可憐でもある。


栗は、すでに花が落ち、毬が育ち始めている。植物はすでに秋の準備。


柿の実も3cm位の実がなっており、夏を感じながら、秋を待っているのだろう。


頂上の池から流れる水が一旦、溜め池を経由しているが、その溜め池の淵に、大きなザリガニが。
カメラを向けると威嚇の体制。背中にコケが生えているところを見ると
この溜め池の主か?


2日に一度は約2時間くらいかけて種松山の頂上まで往復しているが、その都度、新しい発見があるのがうれしいし、楽しい。
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鳥取県 宝仏山

2009-07-06 19:35:12 | 山歩き
梅雨の合間に夏に向けての訓練

この夏は妻と北アルプス燕岳へ登山予定。その練習を兼ねて、7月5日、標高差800m強の宝仏山へ出かけた。
天候は良いとは言えないが、妻は「太陽が照らない方がいい」と言う。

倉敷から約2時間かけて鳥取県の日野町役場到着。車はそこに止めさせてもらう。
伯備線根雨駅の前ですぐにわかる。(写真は根雨駅)


駐車場を出て左へ10分ほど歩いた山陰合同銀行横に「登山口」の標識がある


細い道を入っていくと正面に「日野町歴史民俗資料館」があり、登山の記帳を行って、
建物の右側を迂回。谷川沿いに案外急な道を登ってゆく


じめじめした、森の中の登りが続く。差し込む陽が、森の湿気を写しだす。


標高600mの標識を過ぎたあたりから、こう配が一層きつくなる。
陽射しがない分助かるが、湿気が体にまとわりつく感じで汗が噴き出てくる。


標高800mの標識を過ぎるころから、何箇所かで迂回道が有るが、この際、直登を試みる。
昨日多少雨でも降ったのか、土の斜面が滑る。
下山時のことを心配しながら、三角点に到達。三角点から100m程さらに進んだところが頂上で、
見晴らしも良い。(駐車場から頂上まで2時間45分)
今日は、ガスがかかっていて遠望は利かず。東側には「毛無山1218m」


北側の展望。
大山まで18kmくらいしか離れていないが、今日はあいにく雲の中。
梅雨のまっただ中、仕方ないか。


頂上の広場には大きなブナがこの山の守り神のごとく天に突き出ており威厳を感じさせる、


下山は同じ道を下りる。登りで気になっていた斜面で3回ほど滑ったが、幸い尻もちまではいかず、
汚れも大したことがなかったが、雨でも降っていたら、危険な登山道となりそう。
登山口から駐車場まではゆっくり出雲街道の町並みを楽しむことができる。
頂上から駐車場まで2時間10分。 昼食時間込みで5時間15分


途中、3か所で写真のような水琴窟が軒下に見らる。ためしに水を注いでみると
清涼感を奏でる音色に出会える


山で見かけた花
何の花か分からず。これから咲くのだろうか?


多分「オカトラノオ」


「ヤマホトトギス」


「ササユリ」
登山道、頂上の毛無山側の2か所で見ることができた


宝仏山は1005mの山だが、登山口の標高は188m、その差は817m。練習にはもってこいの山だ。
妻は案外平気な顔で登っていたのを見ると、燕岳も大丈夫だろう。
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種松山の花-9

2009-07-06 09:27:36 | 種松山
汗をかいて歩くのが気持ち良い

7月4日、久しぶりに雨が上がり陽もさしているので朝早く種松山へ出かける。
前日の雨で空気は
じめじめと体にまとわりつくが汗をかきながらの歩行もまた楽しい。

木漏れ日がレーザー光線のように林に差し込む。湿気の多さがよくわかる。


「ツユクサ」
名前のとおり露に濡れて日陰にひっそり咲いている


「チョウセンアサガオ」に似ているが・・・?
花の径が3cm位のかわいい花


これはたぶん「ヤブジラミ」


種松山を降りた田んぼで見かけた「アオサギ」。
もう少し角度を変えて、しゃがんで撮ろうと思ったら一斉に逃げてしまった。残念


約2時間30分の山歩き。今の時期、花が少ない。
家に帰ると汗びっしょり。でも、これがまた気分がいい。
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