晴歩雨読

毎日よく降る。
ウォーキングも、自分の時間で出るより、天候任せで雨上がりを見計らって
出なければならない。
今日も昼前から雨と言うことで、朝早くから2時間ほど歩いてきた。
田圃にはシロサギ、アオサギ、カモなどの野鳥が雨を待っていたように
餌を求めて飛来している。


コガモが餌を探している間、親ガモが周囲を警戒する光景にほのぼのと
したものを感じながら見とれてしまう。


雨続きのおかげで読書の時間が長くなった。
まさに晴歩雨読である。
昨日読み終わった本は久坂部羊著「虚栄」。
ガン治療方法を巡っての覇権争いを中心に展開していくが、各治療方法の良し悪しなどと
ともに、自分や家族がガンと言われた時の拠り所などいろいろ考えさせられる。
話の中に、ガンは何もしなくても治るガン（悪化しないガン）と何をしても
治らないガンがあるという実際に話題となった話も織り交ぜて小説を感じさせない中に引き込んでいく。
ガン年齢真っ只中、焦りを感じる内容であった。

最近、 帚木 蓬生とか久坂部　羊　とかの医者が書いた小説を好んで読んでいる。
歳が求めているのか。
　

激しい雨の合間に種松山ウォーク

6月25日
　ここ2～3日、激しい雨が続いていて、連日大雨の警報が出ている。
世界経済もイギリスのEU離脱ショックで荒れているようだが、一時的な
もので終わってくれるといいのだが。更に深刻になってきそうな気配も。

今日の空も厚い雲に覆われて、今にも降りそうだが意を決して歩きに出た。
種松山の日本庭園はいつもカワセミを撮りに来ているカメラマンが必ず居るが
今日の空模様で誰もいない。


いつもはカワセミを逃がしては悪いと思って池には近寄らないようにして
いたが、今日は池の淵まで足を入れた。
スイレンの花が見事に咲いている。


宝物を見つけた気分。

頂上の真弓池には朝早くからボートでバス釣り。
この池にはバサーが多く訪れているが釣っているところをあまり見ない。


帰りは野草園に寄ってみる。3日前とは大分様子が変わっている。
雑草が刈られて歩きやすくなっている。ありがたいことだ。
咲いている花の数も増えている。

花の名前はわからないが、名前はどうでもいい。楽しめれば。

これはユウスゲ？


クサレダマ？


ナデシコ、これは判る。


家に着く頃、雨がポツポツ。久々に2時間半歩いた。

種松山の合歓の木

6月22日
　参院選が始まった。各メディアの分析を見ると、結局安部自民党が
議席を維持しそう。本当にそれで良いのだろうか。
一方の言い分だけを信じないで、いろいろな考え方を比べるなどすれば、多少なりとも
違った面が見えてくるはず。とは言っても、興味がなければそんなことできない
とも思うし。娘や孫には時々そんな話をしてみるが、鬱陶しそうな顔。考えるのが
面倒らしい。なんか空しい選挙になりそう。

種松山の野草園にネムの木がある。ここのネムの木の開花は遅く、
やっと咲き出した。
最初にこれがネムの木と知った時は「これが花？」と思ったが、以来
毎年、この時期を楽しみに待つようになった。
特に、葉っぱと花の取り合わせが気に入っていて、写真に撮ると波を打つ葉の
間にハケのような花が咲く姿に虜になっている。
この葉っぱは夜になると重なり合って閉じるらしい（ネムの名前の由来）。
ネムの木を漢字で書くと「合歓の木」と書く。夜になると葉が重なってくる
ことから、男女の営みに例えて合歓と当てたと言う。
こんな艶っぽい意味があることを知り、ますます気に入ってしまった。

透き通った空

6月21日
　最近テレビでわが青春時代を楽しんでいる。
BSで「あの人に逢いたい」とか、ムード歌謡とか。
最近では、江利チエミの歌を、懐かしく聞いた。その頃の時代を思い出しながら。
毎日、テレビの番組表をみて、懐かしのうた番組を探している。

今頃の歌は、みな同じ曲に聞こえる。詩は良くても、メロディーがみな同じ。
孫に言わせると「全然違うよ」と言う。
私が中学生の頃、ロカビリーが流行っていて、良く聴いていた。その時叔母が
言っていた言葉が「どの歌もみんな同じに聞こえる」。
自分が時代の歌についていけないそんな年になったのだ。

昨夜の猛烈な雨も上がり、久しぶりに青空が出た。
しかも雨に洗われた空は透き通ったブルー。
それが田圃に投影されて緑を一層引き立てていた。本当に「綺麗」と言う
言葉が頭に浮かんだ。

珈琲会4回目

6月17日
　吉備路で4回目の珈琲会。
元職場の同僚が今年から始めた、不定期で珈琲を飲みながらの雑談会。
今回のカフェは吉備路にある「まほろば珈琲」。
休日はモーニングで賑わうカフェだが、今日はウイークデイ。
さすがに空いている。これこそシルバーの特典。

話はやはり自分の健康状態、仲間の病態等々。陰気な話ではあるが
これはこれで盛り上がる。
今日は珍しく写真談義に花が咲き、2時間ほどカフェで過ごした。
その後、五重塔付近の散策。

傍に「三宅酒造」と言う造り酒屋があり、まずそこをのぞいてみた。
仕込み時期は終わっていたが、見学館（有料）があり、30分ほどかけて
工程説明を受けた。200年前の建屋らしいが、その趣は今の世でも十分
見ごたえの有るものである。


見学館にある格子窓を開けると正面に吉備五重塔が飛び込んでくる。
もう少し、絵になる角度があるのだろうがこの辺が下手くそで上手く
撮れない。


春には試飲会で賑わうようである。

夏、秋にはヒマワリ、コスモスが五重塔の引き立て役になるが今の時期は
田んぼがそれを引き受けている。






次回の珈琲会の約束をして解散。この会はいつまでも続けたい

これも老化？

数年前から、手の親指の付け根が痛い。
最近特に痛みが増してきた。
数年前に診てもらったところでは「母指CM関節症」と言うことであった。
物を強く握ったりすると、痛みが増加する程度であったが、最近は何も
していなくても、手首の神経までも痛む。
原因は手の使い過ぎと加齢に伴うものとのこと。
なんでも加齢で片づけてしまうのには納得がいかないが、だれでも加齢は
年々積み重ねられることで、加齢が原因と言うより、老化が他の人より速い
とともに、他の人より手を酷使していると言うことなのだろう。
今は固定バンドを装着（作成に8千円投資）しているが、全く治る気配なし。
もっとも、筋トレでいろいろなものを握る動作を続けていては、悪くなる
一方かもしれない。
岡山の笠岡に手の骨の名医がいるというので、さっそく予約を入れた。


今日は暑くなるということで朝6時前から歩き始め、遠周りで3時間種松山歩き、
合わせて、アジサイを観賞してきた。
登りの途中で遠望できる水島コンビナート～瀬戸内海


種松山のアジサイは見頃






体力的には元気なのだが・・・。身体の老化に気づかない、これが一番良くないのか？

住心院のアジサイ、花ショウブ

児島の住心院へ。
花ショウブ、アジサイの穴場と言うことで今回は車で出かけた。
車で20分位なので、ウォーキングでも行ける距離。

和尚の話では今年のショウブは早く咲き、今はもう終わりに近いらしい。
実際に、枯れ気味の花が多い。それでも少しでも元気の良い花を見つけて
写真に収めた。寿命の短い花は訪れるタイミングが難しい。




アジサイは今が見頃。株数は少ないが種類が多く、種松山では見かけない
花を楽しめる。






しばらく見とれていた花はこの花。


アジサイはまだ咲いていない株もあり、今度はウォーキングで行って
見る予定。

種松山のアジサイー２

6月8日
　曇り空が続き、アジサイを観るには絶好の天気。
と、思って種松山まで2時間少しのウォーキング。
種松山までの道路周りでは、田植えが終わった田んぼ、これから
の田んぼとほとんどが水張が終わっている。曇り空で湿度が高く
湿気が身体にまとわりつく感じであるが、半袖Tシャツで歩くには
ちょうど良い気温。


種松山のアジサイは一週間前よりは花が増えているが、咲き乱れるまでには
もう少し時間が必要だ。




日本庭園にはすでに「カワセミ」を狙ってのカメラマンが3，4名来ている。
以前にここに来ているカメラマンに聞いた話ではカメラが30万円前後、レンズ
は50万円位とか。
「カワセミ」が来るまで待っているわけだが、このくらい辛抱強く待たな
いと、いい写真は撮れないのだろう。中には弁当持ちで来ている人も。
自分にはとても真似できない。

（コンパクトカメラのWBを「蛍光灯」にして撮ってみたが、良い出来ではなかった。コンパクト
カメラとは言えいろいろな機能が負荷されているので何とか使いこなしたいと思って、
いろいろ試しているが、なかなか自分のものにならない）
来週が見頃になりそうで、再挑戦予定。

種松山のアジサイ

6月2日
　我が家の庭のアジサイはまだ色づいていないものの大きな花をつけている。
　種松山のアジサイはまだ早いかなと思いつつ歩いて出てみたが、やはり
　少し早い。日当たりの良いところでは色づいたアジサイが咲いているが、
　ほとんどがまだ緑かかった花。あと10日くらいか？




日本庭園を回って


野草園へ。
楽しみにしているネムの木はまだまだ。
いま最盛期はホタルブクロ。
西日本では白の花が多いが、関東地方では赤紫が多いらしい。
土壌の違いによるものだろうか。


久しぶりに3時間のウォーキング。

ツバメが少ない

6月1日
　陽射しは強いが、湿度が低く日陰に入ると心地よい。
坂道を歩くとじっとり汗を掻くが、平坦な道になると空気が気持ち良い。
家の周りは田植えが始まった。


まだ水張が終わっていない田が多いが、すでに苗を植え終わっている田も。
ここに我が家を立てた頃は向こうの山裾まで見渡すことができたが、今は
どんどん宅地開発が進んでいる。


以前のブログにも書いたが、今までは耕運機で耕した跡、水張した直後の田んぼには
多くのツバメが飛んでいたが、最近は姿が見えない。たくさんのツバメが飛び交ったり、
家の軒下に巣を作って雛を育てたりの光景を、孫たちは知らないで育っていくのも寂しい限り。