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宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』を読む。映像化されるなら成瀬を演じるのは誰?(ときめき研究家)

2024-04-29 21:38:53 | ときめき研究家
本屋大賞を受賞した宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』は、ユニークな主人公成瀬あかりが地元滋賀で活躍する痛快青春小説だ。続編の『成瀬は信じた道をいく』も併せて、一気に読んだ。読み終えるのが惜しく、まだまだ続きを読みたくなる小説だ。第三弾、第四弾を期待したい。
本作の最大の魅力は、何と言っても成瀬の痛快なキャラクターだ。他人の目を全く気にせず、自分が興味を持った物事に没頭し、成果を挙げて行く。例示すると、M-1グランプリ関西予選に出場する。髪の伸びるスピードを検証するために突然丸坊主になる。高校ではかるた部に入部して頭角を現す。京都大学に進学後は、びわこ観光大使に就任する。等々。それだけでなく、その都度周りを巻き込み「成瀬ファン」にして行くのが成瀬の素晴らしいところだ。
成瀬は時に突飛な行動を取る変わり者だが、常識や素直さもある。勉強もスポーツもできるが、それを鼻にかけるのでも謙遜するのでもなく、至って自然体なのだ。

ここまでベストセラーになれば、近い将来、映画かテレビドラマになることは確実だろう。そうすると誰が成瀬を演じるのか気になる。勝手に予想してみたい。
非常に個性的な成瀬役を演じられるのは、普通のアイドルではないだろう。過去のアイドルなら、真鍋ちえみ、つみきみほの名前が浮かぶ。個性的な性格、短髪でボーイッシュなイメージだ。しかし成瀬はボーイッシュな訳ではない。
ハイスペックで我が道を行くという点では、昔なら斉藤由貴あたり、最近では生田絵梨花か伊藤万理華か。
いずれにしても、既存のアイドルや女優ではしっくり来ない面がある。キャスティングは難航するだろう。

一方、小説の中で欠かせない役割を果たしているのが成瀬の幼なじみの島崎みゆきだ。本人は目立たないながら、誰よりも成瀬のことを理解していて、意外に行動力もある。実際、M-1グランプリに成瀬の相方として出場する。こちらの方はすぐにキャストが決まった。昔なら冨田靖子、現在なら深川麻衣で決まりだ。
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