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HKT48『タンスのゲン』CMは、アイドル史上に残る秀逸なパフォーマンス。(ときめき研究家)

2013-02-23 21:00:00 | ときめき研究家
偶然テレビで見かけて度肝を抜かれた。
70年代っぽい古臭いメロディの曲に合わせ、HKT48のメンバーが「タンスでダンス」している

HKT48は、現在パチンコで言う「確率変動」状態で、何をしても大当たり、アイドルとして素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。『初恋バタフライ』も最高の出来だったが、この短いCMも抜群の仕上がりだ。

思わずネットで検索して収集した情報では、「タンスのゲン」は、福岡県の大川市にある家具販売会社。資本金1,000万円。従業員45名。九州では「大川家具」は有名なブランドで、同社も当初は店舗を持っていたのだろうが、現在はネット通販に特化している。
関東での知名度アップのための勝負手として、アイドルを使ったCMを投入したと思われるが、地元のHKT48を使った点、関東限定で15秒スポットを大量投入している点、何よりCMの内容が見事だ。

メンバーは10名。前列が、田島、兒玉、宮脇、指原、多田。後列は、穴井、村重、森安、松岡、朝長。それぞれが1台のタンスとペアになっている。
タンスは高さ80cm程度で、チェストと言った方がいいかもしれない。5色のパステルカラーで、引き出しが5段ついている。この引き出しが、なぜかランダムに前に出て来て、メンバーはそれを、モグラ叩きよろしく、ダンスをしながら色々なポーズで閉めていくという趣向だ。最上段の引き出しを足で閉めたり、背中越しに2つの引き出しを両手で続けて閉めたり、不思議な振り付けだ。因みに体操監修は、新体操元日本代表の秋山エリカだった。

衣装は、白いブラウスと、春らしいパステルカラーの柄物のスカート。スカートにもタンスと同じ5色が使われている。メンバーの若々しく可愛らしいイメージにぴったりだ。

曲は、前述のように70年代のような懐かしいアイドルポップ。「ゲン」という名前のボーイフレンドに、空っぽの私の部屋を埋めてほしいと歌っている。これもなかなかシュールな曲だ。一度聴いたら耳に残って仕方がない。CMの監督自身の作詞作曲らしい。凄い才能だ。
ギターのコードも公開されているので、いつか穴井に弾いてもらいたい。

不思議だったのは、10台のタンスの引き出しが、同じタイミングで同じように前に出て来る仕組みだ。コンピュータ制御の装置が付いているのかとも思ったが、いかにも低予算のCMでは無理だろう。後ろに人間がいるのかとも思ったが、画面には全く映っていない。
メイキング映像を見て、謎が解けた。メイキング映像のカメラは、本番カメラとは別角度から映しているので、タンスの後ろに隠れている人間の姿がチラチラ映り込んでいた。引き出しを浅くして、タンス内部に人間が半分入りこんでいるのだろう。できればメイキング映像は公開せず、謎のままにしておいてほしかった。

ネット上に、意図的にパンチラを見せていて下品だという意見を見かけた。確かに、しゃがんで立ち上がったりする際に、スカートの中が見えるカットがある。しかしもちろん、見えてもいいような「衣装の一部」を穿いており、騒ぐほどではない。『スカートひらり』の頃から繰り返されている手法で、チアガールやテニス、フィギュアスケート選手の衣装と同じと考えるべきだろう。

「タンスのゲン」の業績が伸展するかどうかはわからないが、この1本のCMはアイドル史上に残る秀逸なパフォーマンスであることは間違いないと思う。

CM紹介サイトはこちら。

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1 コメント

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Unknown (1ファン)
2013-02-24 01:33:25
このCMは不思議と耳と記憶に残りますね。これからデビューのHKTとしては良いCMを貰ったと思います。私の好きな、わかはるが居ないのは残念ですがwww
推し補正があるのでしょうが、最後の引きのシーンでは端っこのサッシーに目がいってしまいます。何故か目が惹かれるダンスなんですよね。。。
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