わんわんパトロール、独居高齢者に気配り

2016-06-14 16:35:58 | 賞 prize
 京都府長岡京市奥海印寺谷田地区の住民が、犬の散歩中に独居のお年寄り宅を見回る「わんわんパトロール隊」を結成し、孤立防止に努めている。昨年には、自宅で倒れていた高齢者を犬が発見するお手柄もあった。発足から6年、高齢住民への気配りに対して、市老人クラブ連合会(市老連)が隊の活動を高く評価している。

 同パトロール隊は、地域で散見された高齢者の孤独死や窃盗被害、犬のふん害などをなくそうと2010年9月に結成。犬を飼っている住民に入隊してもらい、散歩中に独居老人宅の前を通る時、ポストに新聞や郵便物がたまっていないかなどを確認してもらう。不審者のチェックやごみ拾いを行うほか、専門の講師を招いて犬のしつけ教室も定期的に開催している。

 当初は30世帯で発足し、現在は25世帯ほどが参加している。新たに犬を飼い始めた世帯もあり、入隊を促している。

 昨年1月の夜には1人暮らしの高齢女性が自宅玄関で転び、出血状態で倒れているのを巡回中の隊員の飼い犬が知らせ、隊員が119番で救助した。隊長の衣川幸夫さん(77)は「寒い日だったので気づかなければ凍死していたかもしれない」と振り返る。

 また、犬の散歩中にふんを片付けない飼い主に注意したり、不法投棄されたごみを見つけて整理したりした事例もある。

 市老連は、高齢者の見守り活動を評価し、全国老人クラブ連合会が各地の熱心な活動に贈る「活動賞」にこのほど推薦した。衣川さんは「光栄なこと。隊員を増やし、これからも高齢者の見守りと地域の安全確保に努めたい」と、意欲を見せる。

【 2016年06月11日 11時12分 】

わんわんパトロール、独居高齢者に気配り

2016-06-14 16:35:58 | 護 help
 京都府長岡京市奥海印寺谷田地区の住民が、犬の散歩中に独居のお年寄り宅を見回る「わんわんパトロール隊」を結成し、孤立防止に努めている。昨年には、自宅で倒れていた高齢者を犬が発見するお手柄もあった。発足から6年、高齢住民への気配りに対して、市老人クラブ連合会(市老連)が隊の活動を高く評価している。

 同パトロール隊は、地域で散見された高齢者の孤独死や窃盗被害、犬のふん害などをなくそうと2010年9月に結成。犬を飼っている住民に入隊してもらい、散歩中に独居老人宅の前を通る時、ポストに新聞や郵便物がたまっていないかなどを確認してもらう。不審者のチェックやごみ拾いを行うほか、専門の講師を招いて犬のしつけ教室も定期的に開催している。

 当初は30世帯で発足し、現在は25世帯ほどが参加している。新たに犬を飼い始めた世帯もあり、入隊を促している。

 昨年1月の夜には1人暮らしの高齢女性が自宅玄関で転び、出血状態で倒れているのを巡回中の隊員の飼い犬が知らせ、隊員が119番で救助した。隊長の衣川幸夫さん(77)は「寒い日だったので気づかなければ凍死していたかもしれない」と振り返る。

 また、犬の散歩中にふんを片付けない飼い主に注意したり、不法投棄されたごみを見つけて整理したりした事例もある。

 市老連は、高齢者の見守り活動を評価し、全国老人クラブ連合会が各地の熱心な活動に贈る「活動賞」にこのほど推薦した。衣川さんは「光栄なこと。隊員を増やし、これからも高齢者の見守りと地域の安全確保に努めたい」と、意欲を見せる。

【 2016年06月11日 11時12分 】

18歳、選挙へ関心高め 京都・長岡京選管が出前授業

2016-06-14 16:34:34 | 政 governing
 22日公示の参院選(7月10日投開票)から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを受け、京都府長岡京市選挙管理委員会はこのほど、同市友岡1丁目の乙訓高で、選挙に関する出前授業を行った。3年生に選挙の仕組みを講義し、投票を呼び掛けた。生徒らも主権者としての自覚を深めた。

 3年生240人のうち、半数近くが参院選で投票できるようになる。授業では、市選管職員が投票所での流れや期日前投票、不在者投票などについて説明。17歳以下は選挙運動ができないことなど、公職選挙法で禁止されている項目も紹介し、注意を促した。

 生徒たちは、財政・税金や子育て、国際問題など参院選で争点になりそうな事項を隣の人と話し合い、社会の課題について関心を高めた。

 最後に職員が「選挙権があれば投票に行くか」と問い掛けると、ほぼ全ての生徒が「行く」を意味する赤い紙を掲げ、間近に迫った選挙へ思いをはせていた。

【 2016年06月10日 11時58分 】

かっぱ姿で田植え、園児ら奮闘 京都・長岡京

2016-06-14 16:33:02 | 習 learn
 5月にオープンした西代里山公園(京都府長岡京市奥海印寺)の水田で7日、園児や児童対象の田植え体験が始まった。梅雨空の下、市内の子どもたちが泥にまみれ、元気よくもち米の苗を植えた。

 子どもらに稲作を体験してもらおうと市緑の協会が主催、地元農家でつくる西代サポーターの会が協力した。

 朝から厚い雲に覆われて小雨がぱらつく中、市内の保育園や幼稚園の園児が集まった。かっぱ姿で田んぼに入ると、同協会員や農家のアドバイスを受け、10センチほどに育った苗を丁寧に植えていった。

 膝まで泥につかり、こけそうになる子もいたが、「足がぬるぬるするう」「冷たくて気持ちいい」などと、はしゃぎながら初夏の風物詩を楽しんでいた。田植え体験は8日も行う。

【 2016年06月08日 10時40分 】

シリア内戦、実情知って 京都・長岡京でジャーナリストが講演

2016-06-14 16:31:13 | 災 disaster
 社会問題を通して命の尊さを考える「京都母親大会」が5日、京都府長岡京市調子1丁目の立命館中・高で開かれた。中東情勢を取材しているフリージャーナリストの西谷文和さんが、シリア内戦の実情と戦争が起こるメカニズムについて話した。

 府内の女性団体や労働組合などでつくる実行委員会が毎年開催しており、今回が61回目。「テロも紛争も戦争もない平和な世界を!」を大会テーマとし、約千人が参加した。

 西谷さんは、3年前にシリアを取材した経験をもとに講演。ミサイル攻撃で破壊された団地や負傷した子どもの映像を紹介しながら、「シリアでは1日100~150人が死んでいる」と説明した。

 さらに、湾岸戦争が起きた背景にクウェート人少女のうその証言があったと指摘した上で、「兵器を売ってもうけたいがために、戦争を望む人がテレビなどを使ってうそを広めてしまう。だまされないようにしてほしい」と呼び掛けた。

【 2016年06月06日 10時58分 】

僕らが描いた安全のまち 京都・長岡京、力作220点展示

2016-06-14 16:28:46 | 会 party
 「安全・安心長岡京市子ども絵画展」が5日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で催された。交通安全や防犯をテーマにした小学生の作品220点が並び、表彰式も行われた。

 向日町署と市少年補導委員会、乙訓防犯協会が初めて企画。手を挙げながら横断歩道を歩く子どもやしっかりと戸締まりした家、不審者から素早く逃げる様子などさまざまな場面が描かれている。

 表彰式では、入賞した児童30人が中小路健吾市長らから表彰状を受け取った。(小野俊介)

 主な受賞者は次の皆さん。

 【市長賞】小中壯太(神足小)渡邊まこと(長岡第六小)中山飛鳥(長岡第九小)【京都新聞賞】尾嵜碧(神足小)林彩乃(長法寺小)【乙訓防犯協会長賞】楠木こころ(神足小)正木怜奈(長法寺小)德田夏帆(長岡第六小)村中千奈美(長岡第八小)中井花織(長岡第九小)【向日町署長賞】塚田早希(神足小)坂上咲樹(長法寺小)長谷優依奈(長岡第四小)足利由実(長岡第六小)西村幸道(長岡第九小)【市少年補導委員会長賞】廣澤奈波(神足小)宇佐美比呂(長法寺小)坂田頼謙(長岡第六小)小林未玖(長岡第九小)福中聖梨(同)

【 2016年06月06日 10時51分 】

古民家や社寺…歴史風景の絵画展 京都・向日

2016-06-05 16:51:22 | 会 party
 京都府向日市を中心に乙訓地域の古民家や社寺、田園風景などを描いた絵画展「むこうし・おとくにの歴史ある風景」が4日、向日市寺戸町の市文化資料館で始まった。約10年から30年前の町の姿が、水彩画の優しい色合いとタッチで描かれている。

 地域の景観を記録する歴史的な資料として、作品を通じて広く乙訓の様子を知ってもらおうと、同資料館が開いた。

 向日市や近畿の風景を描き、2009年に亡くなった伊藤八龍さんの作品と、向日市在住で油絵や水彩画を手がける木村吉太郎さんの作品計約30点が展示されている。

 青々とした竹が静寂な雰囲気を醸し出す竹の径(みち)や、桜が満開の向日神社参道のほか、西国街道沿いにあった商家や加工でんぷんの工場など、現在は失われた建物や風景もあり、訪れた人たちはじっくりと見つめていた。

 7月10日まで。無料。一部の作品は展示替えする。

【 2016年06月05日 10時10分 】

姉妹都市交流深め30年 長岡京市友好協会

2016-06-05 16:49:02 | 会 party
 京都府の長岡京市友好交流協会が、設立30周年の節目を迎えた。文化事業を通じて米国や中国などの友好姉妹都市と交流を深める活動を進めてきた。会員数も2007年の285人から現在は353人と堅調に推移。一方、会員の高齢化が進んでおり、協会は世代交代を進めて活動を活性化させようと、若い世代の入会を呼び掛けている。

 同協会は、市の友好姉妹都市である中国寧波市、米国アーリントン、静岡県伊豆の国市との交流を促進するため1986年に発足。役員会の下にある3都市ごとの委員会が実務を担っている。

 2014年4月にはアーリントンとの姉妹都市締結30周年を記念する式典参加のため市民訪問団が訪米。寧波市には毎年のように会員らが渡航し、昨年11月も訪中した。伊豆の国市で同月に初開催された「時代まつり」行列にも参加した。

 協会は長岡京市内で英語や中国語講座、太極拳、中華料理教室、海外文化を身近に感じてもらう講演会などを開催している。

 会員は個人、18歳未満の青少年、団体・法人の3種類があり、長岡京市以外の個人や団体も入会できる。講座や講演会の参加をきっかけに入会する人が多い半面、早期の退会者も少なくない。大半の人は講座や講演には興味を持っているが、友好姉妹都市への関心は高くない。3都市にも興味を持ってもらい、会員を続けてもらうことが今後の課題だ。

 喜多利和事務局長は「働き盛りの世代を中心に若者の入会を促し、活動を活性化させたい」と話す。協会は設立30周年の記念冊子をこのほど作成、市内の公共施設などで配布する。

【 2016年06月04日 11時04分 】

ごみ減量、児童肌で 京都・長岡京 小学校で出前授業

2016-06-05 16:47:41 | 習 learn
 ごみ減量などの大切さを学ぶ出前授業が2日、京都府長岡京市神足3丁目の神足小であった。4年生73人が、パッカー車への積み込み体験などを通じ、ごみ問題への理解を深めた。

 市内の4年生が毎年この時期にごみや環境問題について勉強するのに合わせ、市環境業務課が実施している。本年度も4月に長岡第九小でスタートし、この日で全10校での授業を終えた。

 パッカー車体験では、代表の男子児童がごみ袋を車の後部に放り込み、女子児童が回転板を作動させるスイッチを押し、車の仕組みを勉強した。

 このほか、同課職員が可燃ごみと資源ごみの違いを説明し、スチール缶が鉄製品に再利用されることなどを紹介。ペットボトルはラベルとキャップを外し、つぶしてから収集場所に出すことを児童が実演した。

 職員は、可燃ごみに混ざっていたガスボンベが爆発してパッカー車が火災に遭った事例を写真で示し、分別の徹底も訴えた。

【 2016年06月03日 10時33分 】

世界禁煙デー、本殿に淡い光 京都・向日神社

2016-06-05 16:46:09 | イベント
 京都府の向日神社の本殿と鳥居が、黄緑色の淡い光に照らされた。「世界禁煙デー」の5月31日夜から、受動喫煙防止などをアピールするライトアップが行われている。

 NPO法人「京都禁煙推進研究会」(京都市中京区)が毎年この時期に高台寺や京都タワーなどで実施しているイベント。今年は同神社が初めて加わった。

 境内では、国の重要文化財に指定されている本殿の「珍しい姿」を一目見ようと、地元住民らがカメラに収めたり、ランニングの途中に立ち寄ってお参りしたりしている。

 ライトアップは5日まで。

【 2016年06月02日 09時40分 】

ハナショウブ、初夏の風情 京都・ 長岡京の八条ケ池で見頃

2016-06-05 16:44:30 | 木 plants
 豊かな緑に囲まれて咲く花が、初夏の風情を醸し出している。京都府長岡京市天神2丁目の八条ケ池で、名物のハナショウブが咲き始めた。紫や白、青色の愛らしい姿に、散策する市民らが見入っている。

 ハナショウブはアヤメ科の多年草。八条ケ池周辺には約500株が栽培されており、市から委託を受けたシルバー人材センターの職員らが管理している。現在は五分咲き程度で、今週末から来週にかけて満開になりそうだ。

 また、池の北側ではスイレンの白い花が見頃を迎えている。7月ごろになれば、ハスも楽しめる。

【 2016年06月01日 10時31分 】

京都・長岡京「西代里山公園」がオープン 芝生や遊具を整備

2016-06-05 16:42:18 | 創 creation
 長岡京市が奥海印寺に整備した「西代里山公園」が29日、オープンし、公園誕生記念祭が開かれた。開園を待ちわびていた多くの親子連れが訪れ、催しや飲食物を楽しみながら元気よく体を動かした。

 同公園は、総面積約3万7千平方メートル。芝生広場や子ども向けの遊具が設置され、子どもが稲の栽培を体験できる水田などを備える。地下には雨水をためる調整池もあり、防災拠点でもある。工事が遅れている管理棟は、7月に完成予定。

 式典で中小路健吾市長は「大勢の方々の尽力で完成した公園。幅広い世代が憩い、里山の原風景がよみがえるような場所になってほしい」とあいさつした。その後、長岡第四中吹奏楽部による演奏や、園名を記した石碑の除幕式が行われ、関係者らが開園を祝った。

 公園内では、ポールを使って歩くノルディックウオーキングや円盤を使ったニュースポーツのスカイクロス、綱渡りを体験するスラックラインなどの体験コーナーが設けられ、多くの来場者たちが楽しんだ。娘2人と遊具で遊んでいた能村晃一さん(40)=同市奥海印寺=は「開園を楽しみにしていた。芝生なので、子どもを思い切り遊ばせることができる」と笑顔を見せた。

 また、たけのこご飯や豚汁、ゴーヤーの苗などが無償で提供され、開演前から長い列ができていた。

【 2016年05月30日 10時16分 】