京のタクシー自動認可運賃9・9%値上げ 来月14日から

2014-01-05 14:37:38 | 商 trading
 国土交通省は24日、京都市と京都府中南部の地域でタクシー事業者が料金設定できる「自動認可運賃」を来年1月14日から9・9%上げると発表した。値上げは1997年以来で、小型車の最安運賃は初乗り2キロで620円が1・7キロで570円となる。今後、2週間以内に事業者が運賃変更するか現状維持かを決める。

 現在、自動認可運賃は、小型車では初乗り2キロで620円、630円、640円の3種類で、事業者が選ぶ仕組みとなっている。自動認可運賃以外の料金体系でも、国交省が認可すれば可能となっている。

 改定後は、小型車は初乗り1・7キロで570円、580円、590円の中から選ぶことになる。加算運賃も最安運賃で80円上がる距離が400メートルから331メートルとなる。

 今年4~7月に44事業者が経営基盤の改善や社員の労働条件改善を目的に自動認可運賃の値上げを申請し、国交省が審査していた。

 ただ、改正タクシー事業適正化・活性化特別措置法が来年1月に施行され、4月から別の運賃制度が導入されるため、事業者が運賃を今回改定するかは不透明だ。

【 2013年12月24日 22時10分 】

神足小「すくすく教室」に文科相表彰 放課後の活動支援

2014-01-05 14:35:03 | 護 help
 神足小(京都府長岡京市神足)の児童の放課後活動を支援する「神足すくすく教室」がこのほど、地域による学校支援活動の優れた事例として文部科学大臣表彰を受けた。英語や茶道などの特技を持つ地元住民が多彩な教室を開き、児童の参加も多い。メンバーは「子どもを中心に地域が一つになれる場にしていく」と意気込んでいる。

 同小のすくすく教室は2007年度に発足した。現在登録しているコーディネーターは約70人。茶道裏千家教授や陸上競技の元指導者、サッカークラブのコーチ、英語塾経営者、元教員ら専門分野の人材がそろう。それぞれの得意分野を生かして児童を指導しており、定員がすぐにいっぱいになる教室もある。

 地元農家も校内に整備した竹林でのタケノコ栽培やしめ縄作りなどに活躍。手伝いを買って出る住民や保護者も少なくないという。

 文科相表彰では「地域社会の絆を強める取り組みができている。内容が多彩で参加児童も京都府で最も多い」と高く評価された。

 すくすく教室運営会議の坂本豊代表(67)=開田=は「表彰は地域住民や保護者、教員らが一つにまとまった結果。これからも継続していきたい」と気持ちを新たにしている。

【 2014年01月03日 09時32分 】


西園寺公望宛て書簡公開 7日から長岡京市立図書館

2014-01-05 14:15:33 | 歴 history
 明治から大正にかけて首相を2度務め、「最後の元老」と呼ばれた西園寺公望に宛てられた書簡類が7日から、京都府長岡京市天神の市立図書館で展示される。西園寺の執事の子孫にあたる同市在住の男性が保管していた貴重な資料で、伊藤博文や原敬ら首相経験者の手紙もあり、当時の大物政治家たちの息づかいを伝える。

 書簡は西園寺の京都での居宅だった清風荘(京都市左京区)の執事を務めた神谷千二氏が西園寺の死後に譲り受け、孫の厚生さん(75)=長岡京市河陽が丘=が保管していた。同市教育委員会の馬部隆弘主査が内容を分析して本物と確かめた。

 展示は市教委の主催。首相経験者では、伊藤博文が明治中期に設置された法典調査会について西園寺とやりとりしたとみられる手紙や、桂太郎が自身の設立した東洋協会への寄付の仲介を感謝した礼状、原敬が立憲政友会の今後をめぐって総裁職にあった西園寺に送った書状がある。

 徳川宗家16代当主の徳川家達や明治期の法学者である梅謙次郎の手紙、明治から昭和にかけて政界の舞台裏で活動した杉山茂丸が満州事変さなかの軍部の動向を伝えた文書、西園寺自身が伊藤博文に宛てて書いた手紙の下書きも見つかった。

 ユニークなところでは西園寺が清風荘で使ったと見られる米ゼネラル・エレクトリック社の扇風機(1901年製)や、手紙の差出人を示すために押した印判、NEC製の電話機も残されていた。

 3月30日まで。一部は写真パネルのみの展示。

【 2014年01月05日 10時34分 】


神足小「すくすく教室」に文科相表彰 放課後の活動支援

2014-01-03 10:03:56 | イベント
 神足小(京都府長岡京市神足)の児童の放課後活動を支援する「神足すくすく教室」がこのほど、地域による学校支援活動の優れた事例として文部科学大臣表彰を受けた。英語や茶道などの特技を持つ地元住民が多彩な教室を開き、児童の参加も多い。メンバーは「子どもを中心に地域が一つになれる場にしていく」と意気込んでいる。

 同小のすくすく教室は2007年度に発足した。現在登録しているコーディネーターは約70人。茶道裏千家教授や陸上競技の元指導者、サッカークラブのコーチ、英語塾経営者、元教員ら専門分野の人材がそろう。それぞれの得意分野を生かして児童を指導しており、定員がすぐにいっぱいになる教室もある。

 地元農家も校内に整備した竹林でのタケノコ栽培やしめ縄作りなどに活躍。手伝いを買って出る住民や保護者も少なくないという。

 文科相表彰では「地域社会の絆を強める取り組みができている。内容が多彩で参加児童も京都府で最も多い」と高く評価された。

 すくすく教室運営会議の坂本豊代表(67)=開田=は「表彰は地域住民や保護者、教員らが一つにまとまった結果。これからも継続していきたい」と気持ちを新たにしている。

【 2014年01月03日 09時32分 】

1年の無事、先祖に感謝 長岡京の社寺で迎春準備

2014-01-03 10:02:18 | イベント
 迎春ムードが一気に高まる京都府の乙訓で、社寺では参拝者を迎える準備が進んでいる。

 長岡京市粟生の西山浄土宗総本山光明寺を、供花を手に訪れた孫、父母、祖父母の5人家族は「この一年を無事で過ごせたことを感謝して墓に参ります」と話した。作務衣姿の随身学生が参道をはき清め、地元の檀家が鮮やかな大門松を飾った。

 同市奥海印寺地区の氏神にあたる走田神社では、大みそかの深夜に参拝者を迎えるため、石段や参道に照明の設置作業が行われた。参拝者に福笹を授与するための作業を31日に控える。社務所には笹を飾る小判や大福帳など授与品が準備された。「五つものめでたい品で飾られるのは、ここの福笹だけでしょう」と氏子は話す。

【 2013年12月31日 11時27分 】

僧侶ら力合わせ餅つき 長岡京・楊谷寺

2014-01-03 10:00:32 | イベント
 「柳谷観音」と親しまれている京都府長岡京市浄土谷の楊谷寺で29日、恒例の餅つきが行われた。修行を積んだ僧侶や地域住民らが集い、迎春準備を整えた。

 古くから続いている行事で、文化として残し、地域のコミュニティーを再確認するため毎年師走の29日に実施している。

 この日は寺がある西山がうっすらと雪化粧するほどの寒さとなったが、子どもから高齢者まで約30人が朝早くから参加した。

 もち米90キロをかまどで蒸した後、木臼と石臼に入れ、僧侶らが力強くきねでついた。

 湯気を上げるつきたての餅を女性たちがちぎって丸め、子どもらがうちわであおいで冷ました。大きめの鏡餅と白餅、食紅を入れた赤餅を作った。31日に境内の建物に供える。

 参加者は出来たての餅にきな粉や小豆、大根おろしを付けて味わい、伝統の行事を楽しんだ。

【 2013年12月30日 12時10分 】