「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【赤城山】鍋割山、荒山、銚子の伽藍、長七郎山

2008-10-18 23:38:01 | ハイキング
                       銚子の伽藍

箕輪バス停から鍋割山を往復し、荒山を越えて軽井沢峠、牛石峠を経由し、銚子の伽藍を見物して茶の木畑峠、長七郎山、小地蔵岳、鳥居峠を経て、覚満淵の遊歩道を歩きビジターセンターに出ました。紅葉は楽しめましたが、ツツジの葉は枯れ色で全体として盛りは過ぎた感がありました。なお、2007年判の「山と高原地図」を参考にしましたが、牛石峠から銚子の伽藍の手前でオトギの森へ向かう道は見あたりませんでした(見落としではないと思う)。牛石峠から茶の木畑峠の間はしっかりした道標があるのに、道自体は不明瞭で銚子の伽藍前後は危なげな所もあります。

【日 程】2008年10月18日(土)日帰り
【山 域】赤城山
【山 名】鍋割山、荒山、牛石山、横引き峰、長七郎山、小地蔵岳
【メンバ】単独
【天 候】18日晴のち曇り
【コース】箕輪(9:30)→鍋割山(10:40)→荒山(12:00)→牛石峠(13:00)→茶の木畑峠→長七郎山(15:00)→小地蔵岳→ビジターセンター(16:00)
【参 考】山と高原地図20赤城・皇海・筑波

赤城は初めて訪れた。前橋駅からのバスには勝手が分からずバスを待つ列の最後になって座れなかった。箕輪まで降りる人はいなくて、ここで降りたのも私一人だった。バス停の少し先の駐車場から荒山高原へ登る道がある。登りはじめに「赤城栗太郎 樹齢数百年」という看板があって寄り道してみた。それらしい大きな木があるものの木の近くには看板もなくてちょっと拍子抜けした。戻って階段状の道を登ると「展望の広場」と「荒山高原」の分岐があり、「荒山高原」方面に進む。さらに「荒山高原」と「四季の道・荒山高原」の分岐があり、ここも「荒山高原」方面に進む。次には「展望の広場」と「荒山高原」と「木の家」の分岐があり、「荒山高原」方面に進む。地図には出ていない色々なコースが整備されているようだ。

荒山高原は鍋割山と荒山の鞍部で紅葉の山肌が見晴らせる。綺麗な赤もあるが茶色も目立つ。ツツジはすでに枯れ葉になりかかっているようだ。まず、鍋割山に向かった。途中で振り返ると荒山方面の展望が開けているが、少し霞んでいるのが惜しい。鍋割山頂上からは南側の展望を期待していたのだが、こちら側は完全に曇って展望が無かった。少し休んで荒山高原に引き返し、今度は荒山に向かった。途中に「展望の広場」があったが、広場というほどでもなく特に展望がいいとも思えなかった。登っていくと所々に綺麗な紅葉が見られた。やや曇りがちで霞んでおり、すっきり晴れていればもっと紅葉が映えただろう。ちょっと急登があって荒山の頂上に着く。山名板のある場所は木がじゃまして展望もなく、誰も居なかったらそのまま南東へ下ってしまったかも知れない。北側に行く人がいて付いていくと地蔵岳方面の展望が得られた。

展望を楽しんでから「南尾根・ひさし岩」の道標に従って下ると途中の「ひさし岩」では地蔵岳から長七郎山方面の展望が良かった。半分だけ囲いのある東屋に下り、軽井沢峠に向かう。軽井沢峠から牛石峠に向かうと車の通る舗装道路に出て少し歩く。車道脇に「牛石峠」の道標があるところから、笹藪の中の細い踏み跡に入る。登り着くと東屋があって立派な道標があり、「牛石山」と表示されていた。さらに笹に隠れかかった踏み跡を辿っていくと、痩せ尾根の下りになる。沢への急下降にかかる直前に銚子の伽藍を西から展望するポイントがあった(写真)。沢に下り着くと、そこは岩をえぐる滝の落ち口の上になっていた。その下流は両岸大きく切り立った深い谷となっている。下から沢を遡行して来るとどんな感じなのだろうか?

沢から対岸に渡っての登り返しは急で、足場も明瞭ではなく慎重に登る。登り着くとまた笹藪の中の細い踏み跡となる。横引き峰を越えて茶の木畑峠で大猿登山口からの峠越えの道に合流する。小沼方面に向かい未舗装の林道に出る。小沼に出る直前で長七郎山の登山道に入る。緩やかに登っていく優しい道で頂上へ導かれる。長七郎山から下る途中、小地蔵岳に登る笹藪の道に入り、展望のない頂上に着く。頂上から先への踏み跡はないが、つい調子に乗って鳥居峠に向かって強引に笹藪を下った。ひどい笹藪を漕いでなんとか鳥居峠への道に出る。鳥居峠からは覚満淵の南側の遊歩道を美しい景色を眺めながら、のんびりビジターセンターまで歩いた。


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