「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【北海道】道東・斜里岳

2015-09-24 23:47:10 | ハイキング

                 山頂(左から2番目)から新道コースを下る

【日 程】2015年9月24日(木)清里から日帰り
【山 域】北海道東部
【山 名】斜里岳
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】清岳荘前登山口(5:50)→山頂(10:30-11:30)→熊見峠(13:30)→清岳荘前登山口(15:50)

まだ暗いうちに宿を出て、車で登山口に向かいました。登山口の清岳荘の駐車場まで、未舗装の林道がけっこう長いです。登り口の入山ノートを見ると私たちが2番目でした。清岳荘にはこの日、ご夫婦1組が宿泊されていました。なかなか快適な宿とのことでした。
清岳荘からの登山道は旧道、新道ともに初めは沢に沿って行きます。前の日、カムイヌプリ(摩周岳)の頂上で出会った方にこのコースは水量が多いと聞いていたので長靴を履いて歩き出します。下流では何度も沢を渡り返すので、登山靴の場合は濡れるのが避けられないでしょう。
やがて新道との分岐の下二股を過ぎると滝が次々と現れ、巻き道がつけられています。上部では長いナメ滝も現れ、水流の横を直登します。上二股で再び新道と合流すると水流はほとんど無くなり、そのまま乾いた登山道になります。辛い藪こぎと緊張する直登や高巻きを除いた、沢登りの快適な部分だけ抽出したようなコースといえます。
視界が大きく開けて、青空と山肌の紅葉がさらに気持ちを盛り上げてくれます。右手のピークのすぐ下に大岩が不安定に留まっていて、今にも落ちてきそうで気になりました。振り返ると昨日登ったカムイヌプリと摩周湖、一週間前に登った藻琴山、遠くに雌阿寒、雄阿寒岳が見えます。
やがて「胸突八丁」の表示のある所で長靴を運動靴に履き替え、長靴は藪の中へデポしました。頂上は360度の展望で知床の山や国後島なども見えていました。
下りは上二股から新道コースを取りました。新道コースは旧道コースに比べてかなりの遠回りになりますが、斜里岳の全体が展望でき、旧道コースとは違った雰囲気が楽しめます。しかしせっかくここまで道をつけたなら、ついでに下二股より先まで尾根沿いに登山道を伸ばせば良いのにと思います。沢沿いを避けたい人にとっては下二股までの沢の渡り返しは特に増水時は困るだろうと思いました。

 

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