「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【日 光】外山と高原歩道

2008-09-25 20:48:19 | ハイキング
                         外山頂上

東武日光駅から歩いていける外山にまず登ったあと、高原歩道に向かい、見晴台を経由して高原歩道入口バス停に出ました。外山は近くまで道標がなくてちょっと迷いましたが、登山口には「毘沙門天参道」と書かれ、鳥居があり山頂には祠や毘沙門天像があります。山頂から別方向に藪っぽい道が続き、目印も付いているようですが、おとなしく来た道を戻りました。一方、高原歩道の見晴台はイメージと違って単に開けた笹原になっているだけで、晴れていたとしてもあまり展望は良くないだろうと思います。

【日 程】2008年9月25日(木)日帰り
【山 域】日光
【山 名】外山
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り
【参 考】山と高原地図13日光
【コース】東武日光駅(7:40)→外山(9:15-40)→見晴台(12:20)→高原歩道入口バス停(13:40)

バスに乗って奥日光に行くつもりだったが、駅に着くと山の方は雲に覆われていて、涼しかったので、計画を変更して標高の低いところを歩くことにした。日光の商店街を見物がてら神橋まで歩き、右折して美術館の前を通る。前方に外山らしい三角形の山が見える。稲荷川を渡って車道を行き、住宅と別荘が入り交じっている所の奥に登山口がある。鳥居が立ち並ぶ中を登っていくと中程と上部にも鳥居があって、頂上手前は岩っぽく鉄製の手すりも整備されていた。登り切ると東照宮と町並みが見下ろせ、鳴虫山方面の山並みが見渡せる。神社のような建物の裏手に道は続いてすぐに毘沙門天の像のある山頂に着く。大山方面の展望が開けるが霧降高原方面はガスがかかっていた。山頂から東方向と西方向にも藪っぽい道が続き、目印なども付いている。西方向に降りられれば高原歩道へ行くのに効率的かと思ったが、地図を見ると急斜面なのでおとなしく来た道を戻った。登りはじめにリス、下る途中にシカを見かけた。

高原歩道へ続く道はゆるい登りの舗装道路がしばらく続く。途中に外山キャンプ場があるが、バンガローなどは廃墟状態でもう営業していないようにも見える。さらに歩いていくと別荘地が出てきて舗装道路が終わり、未舗装の林道が続く。この道ではアケボノソウの花を見かけた。林道終点からいよいよ山道になるところでやっと「見晴台1.6KM-神橋3.5KM」と道標が出てきた。道が稲荷川に近づくころ猿の集団を見かけた。稲荷川の堰堤工事を上から見下ろし、薄くなった踏み跡を辿ると舗装道路に飛び出す。見晴台を示す道標に従い、すぐにまた山道に入ると急な登りになる。尾根を巻ながら、所々笹藪に隠れかけた踏み跡を辿って行くと開けた笹原に出た。右手に尾根を下る道を分けるが、道標が壊れていてどこに向かうのか不明だ。すぐ先に「見晴台」との道標があるがこれも壊れていて「バス停」を示す道標が落下していた。曇っていて展望が無かったが、晴れていたとしてもたいした展望は無さそうだ。

見晴台から先は道も道標もしっかりしている。下っていくと白いプラスチックの筒状のものが立ち並んでいた。たぶん鹿の食害から苗木を守るためのようだが、見渡す限り無数といえるほど続いていて驚いた。これだけ整備するにはどれだけの手間がかかるのだろう。また、白い墓標のように見えてちょっと気味が悪かった。高原歩道入口バス停に着くとちょうどバスが行ってしまったばかりなので、次の「メルモンテ日光霧降」前のバス停まで車道を歩いて行くと「メルモンテ日光霧降」は「大江戸温泉物語」に変わっていた。様子を見に中へ入ってパンフレットを貰ったり、トイレを借りたりしているうちに時間になったので次のバスに乗って帰路に就いた。


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