「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【桐生周辺】座間峠から岳山、残馬山、三境山

2009-12-08 23:48:43 | 道不明瞭
わたらせ渓谷鉄道の神戸駅から童謡ふるさと館、座間峠、岳山、残馬山、三境山と歩き、三境山からは道の無いところをショートカットして三境林道に下り、分岐する柱戸林道を下って童謡ふるさと館に戻りました。偶然にバスの時刻ぴったりだったので、神戸駅へはバスで戻りました。展望の良いコースではありませんが、冬枯れで木々の間から山々がけっこう見えていました。写真は残馬山の山頂手前からの展望で、左から袈裟丸山、皇海山、庚申山、錫ヶ岳、雪化粧の白根山と連なり、右端は太郎山ですが、その右には男体山など日光連山も良く見えていました。

【日 程】2009年12月8日(火)日帰り
【山 域】桐生周辺
【山 名】岳山、残馬山、三境山
【メンバ】単独
【天 候】快晴無風
【コース】神戸駅(9:00)→座間峠(11:00)→残馬山(12:30)→三境山(13:45)→童謡ふるさと館(15:10)

童謡ふるさと館の前で「座間峠ハイキングコース」の道標に従って右に分岐する車道に入る。100mほどで道標に従って左に分岐する未舗装の林道に入る。植林を手入れする作業の音が聞きながら山腹を巻く林道を行くと、沢沿いの道となる。ところが伐採した枝などが沢筋に放置され、道も完全に隠れてとても歩きにくい状態になっていた。道標があって沢筋から離れると登山道もはっきりする。ジグザグを切って尾根に上がったところには、何と林道が伸びて来ていた。ちょうど登りついたところが今のところの終点で、削られた法面からばらばらと小石が転がり落ちる状態で、まだ供用されていないようだ。林道から草木ダムや男体山などが展望できた。

座間峠までの道は落ち葉のラッセル状態で道が隠れているところもあるが、尾根を登る一方なので迷うような所は無い。木々の葉が落ちて遠くに日光連山、近くにはぽっこりと特徴のある三境山が展望できる。座間峠の道標は2年前に来た時は反対方向に立てかけてあったのが、今回は正しく設置されていた。座間峠からは地形図を見ても北側の等高線の間隔が狭く急斜面となっているので、道迷い対策として、北側の落ち込みを確認しながら歩くことにした。東へ進んで尾根に上がったところで、北に方向が変わるが、南へすぐの岳山に登ってみた。山名板も無いピークだったが、尾根沿いに南へ下る踏み跡と目印が確認された。戻って北へ向かう。

1008m峰から再び東に方向を変え、アップダウンを繰り返して残馬山へ。頂上手前の急な登りのあたりから写真の展望が得られた。残馬山頂上から三境山へは北東に続く尾根となるが、南の尾根にも目印と踏み跡が付いていた。また、南東の斜面下方面から犬の鳴き声が聞こえ、そのうち鉄砲の音も聞こえてきた。この時期に「石鴨」方面から登って来る場合は注意が必要かも知れない。途中、左へ三境林道に下る道があるはずだが、壊れた道標が落ちていたのは見たが、はっきり道を確認しなかった。岩が積み重なった急な斜面を登って三境山へ。頂上は山名板がいくつもある。山頂から北へ少し下ってから道をはずれて左へ下った。すぐに「三境平」とでも名付けたいような広く平らなところに下る。振り返ると岩場の崖が見え、山頂から真っ直ぐ下った場合はその上に出てしまいそうだった。

時間も無いので、尾根通しに下ることはせずに、なるべく南へと進路を取ると、沢沿いに簡易舗装の道が現れた。これを辿ると三境林道に出た。三境林道を下るとすぐに柱戸林道との分岐となり、柱戸林道を下って童謡ふるさと館に戻り、ちょうどやってきたバスに乗って神戸駅に戻った。駅の「列車のレストラン」でお酒を飲みながら電車を待った。


山域別山行一覧 形態別山行一覧


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。