「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【足尾周辺】中尾根コースから袈裟丸山最高点

2016-06-20 21:51:33 | 道不明瞭

                     袈裟丸山(1,961mピーク)

【日 程】2016年6月19日(日)日帰り予定
【山 域】足尾周辺
【山 名】袈裟丸山(1,961mピーク)
【メンバ】単独
【天 候】曇りのち雨
【コース】原向駅(9:10)→中尾根取付(11:10)→縦走路(14:15)→袈裟丸山(15:35)→小法師尾根入口(16:30)→原向駅(20:10)

餅ヶ瀬川沿いの長い林道歩きから中尾根を登って縦走路に出て尾根を北に向かい袈裟丸山の最高点に登り、小法師尾根の途中から餅ヶ瀬川沿いの林道に下りました。
時間がかかることは予想していたのですが、小法師尾根を途中で端折って林道に下れば最終の電車には間に合うのではないかと考えたのが甘い判断でした。
日が長い時期なので暗くなる前に林道には出ましたが、最終の電車に乗り遅れ、原向の駅舎に泊まることになってしまいました。

中尾根は4年前に登ったことがあり、縦走路に出てから南に向かい中袈裟、後袈裟丸山、前袈裟丸山を経由して折場登山口に下ったことがあります。この時も折場登山口からが長く、途中で暗くなりました。
今回、縦走路に出てから雨に降られ見通しが利かず、目印はあるものの踏み跡が不明瞭でルート判断にも時間を取られました。縦走路中で現在位置がはっきりわかる標識は袈裟丸山の最高点(写真)と小法師尾根入口ぐらいでした。
小法師尾根入口は前に地形図を見ていて、はじめ沢状を下って途中から尾根に乗るのだなと思ってはいましたが、この時はその事を忘れて少し迷って時間をロスしました。そして小法師尾根を途中で端折るのがちょっと早すぎたため、沢に沿って下ることになり時間がかかりました。
さらに沢を下る途中から林道を探して左岸を登り、林道に出たもののこの林道がぼろぼろであちこちの崩壊部分を通過するのに時間がかかってしまいました。この林道には熊にでもやられたのか、鹿の頭蓋骨が白骨化してそこら中に転がっていて気持ちの悪い思いをしました。最後は林道を走って下ろうかと思いましたが、足の力が尽きて息も上がらないのに足が出なくなってしまいました。

原向の駅舎は無人ですが外にはトイレも水のみ場もあり、しっかりした建物で壁に沿って長椅子が作りつけてあり、障害者の施設で作られて寄贈されたマットが備えてあります。北海道の大和君みたいにマットの間に挟まって寝ると良く眠れました。(笑)
夜中に一時はげしく雨が降りましたが、朝には上がって青空が綺麗で、霧の中から始発の電車が現れた様子は感動的でした。
わたらせ渓谷鉄道は大部分の駅で乗り降りしたことがあるほど良く使っていますが、とうとう駅舎の寝泊りまで経験してしまいました。

なお、4年前に中尾根から中袈裟、後袈裟丸山、前袈裟丸山を経由して折場登山口に下った報告はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20120530
また、小法師尾根は5年前の5月に巣神山経由小法師岳までは登ったことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20110519

 

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