帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ山日記 福智山でヒトリシズカに出会う

2014年04月17日 14時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
毎日毎日仕事に追いまくられ、しかもどれもこれも難題課題だらけで、いささか頭がパンクしそうなオデ。こんな時はどうしたらいいだろう・・・
・・・って、することは決まっている。
何とか休めそうな日を見つけて”逃亡”。せっかく頂けるお休みだから、有意義に使わないともったいないよねー。有給休暇で久しぶりの山行だ。
この時期の山は花達が沢山咲いていて、本当に楽しいのだ。そうだ福智山に行こう・・・。
・・・で、この福智山逃亡山行作戦、実は大成功で思った通り沢山の花達を楽しんだ上に、なんともうれしい邂逅が待っていた。
標題画像のヒトリシズカ!。野ねずみ探検隊初の出会いだったのだ\(^o^)/。

 
上野(あがの)登山口の駐車場にX-T探索機を停めて山行開始が9時。登山口で出会った人のいいお父さんが「フデリンドウだね・・・」と
教えてくれる。おやおやセンダイムシクイがさえずっているねー。→福智山上野登山口でさえずるセンダイムシクイ


久しぶりの福智山、いい気持ち。前後して歩く先のお父さんは「私は山はここと決めているのだよ。」なるほどねー。

 
そのお父さんが指差して教えてくれたギョリンソウとウグイスカグラ。

                              
カキドオシも咲いているねー。(ブッブー! 隊長からNG、本名は「キランソウ」なんだって、ゴメンね(^_^;)。

 
登り出して約1時間で上野越えのベンチに到着。山桜の花びらで道はお化粧だね。

                          
こんな不思議な木もあるよ(^^)。ぐるぐるとねじれているのはなぜだろうねー・・・?。

 
7合目ぐらいからはスミレ達が大はしゃぎで現れるのだ。エイザンスミレかな?。スミレは沢山種類があって名前がわからないけど、
後々じっくり調べてみようかね。

 
ショウジョウバカマとヤマルリソウ。

                        
このときはまだそれと知らなかったニリンソウ、めったに見れない花がなんと群生しているのだ。

 
そして・・・、遭遇!。あっ・・・と隊長が息をのむ。その足元にヒトリシズカ。うわー、かわいいねー(^・^)。

 11時過ぎ、福智山山頂に到着。いい天気だ。


素晴らしい眺めを満喫する野ねずみ探検隊。

 

 祠の後ろの広場で昼ごはん。風も避けられてちょうどいいね。


昼ご飯を済ませて片付け終わると、登山口で出会ったお父さんが登ってきて、花の成果を教えてくれる。ヒトリシズカ咲いてましたねー。えっ、ニリンソウ
ですか?、咲いてました?。ええー行ってみよう。ありがとうございました。
山肌はまだ山桜が彩りを添えていて、綺麗だねー。荒宿荘によって行こう。

 
荒宿荘周辺にはスミレの群生がちらほら。隊長はおトイレを借りて、さあ下山準備完了だ。

 

 
 
 このあたりにはスミレ達が沢山、楽しいねー。

 
そして、花のお父さんに教えていただいて、やっとそれと気が付いたニリンソウに再会。おやおや花弁が6枚の花もあるねー(^v^)。

 
下山の道で見送ってくれたソウシチョウ、綺麗な色だねー。

 
スミレ達が見送ってくれて、13時前には上野越えで一休み。ここでは2匹の柴犬連れのご夫婦がいて、柴犬の1匹は実は福智山に捨てられた野良と教えて
頂いた。なんと2年間山に住んでいるとか。ガンバレよー。


山桜が見送ってくれる道を下る。



 
13時半、登山口に下山完了。ヤマガラ達が出迎えてくれたね。


さあ、予報通り空は雲が覆って雨模様だけど、野ねずみ探検隊は大満足。うれしい邂逅の旅を終えてX-T探索機は帰路へと発ったのだ。

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