『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

「自分」という過信状態

2023-02-22 | 2023年
自分自身である程度、情報もあれば経験もある。
だけれども、それでも他人の行動につられたり影響され、他人と同じような行動をとってしまうということ、ありますよね?

たとえば、
投資などで「売り」という情報をもっていても、市場が何かをキッカケに「買い」に走ると一目散にその流れに乗ろう、という心理が働くもののようです。
その流れに〈同調〉しようとするんですね。
こうした同調行動、誰かの行動の影響で集団の選択肢が一方向へと集中することを「情報のカスケード」といったりします。




社会の変化にその都度適応し、最適な解を提供する。
その都度アップデートし、言葉、概念、方法を変えながら。

前回のブログ記事で、かつての自分について、概ねこのような内容のことを書きました。
そして、決定的に今とは違う1点があり、その1点が今回の「スクール」では大切になると。


人間は、自分の行動は自分の意思であり、何かに動かされているなどとは思わない…というよりは、思いたくはないといった方が正解に近いかなぁ。
自分を意識できない瞬間がある、というだけでもなんとなくコワい感じ、しますよね?

でもまあ…実際は、意識できていないこと、時間の方が圧倒的に多く、長いです。
たとえば、1日24時間のうち、自分の「呼吸」を意識している時間は、どのくらいでしょうか?
ヨーガや呼吸法などトレーニングされている、という方でもせいぜい数時間…では、そういうトレーニングをしていないとなると…よければ調べてみてください。


誰も、自分の行動のすべてを、正確には把握なんてしてはいない。
その行動のほとんどが、記憶による反応、予測、あるいは先ほどの同調的な「空気」によるものだとしたら…。
この数年の感染症、そのあとのワ…ンなどの社会、および街を歩く人々の姿からみても、「自分の頭で考え行動する」というのは、やはりなかなか難しいことなんだなぁと、改めて思います。


社会に阿(おもね)ること。
世の中の流れに同調し、流れに乗じること。
言葉、方法、概念をアップデートすること。

これを…↓

阿ながらも、阿ることを自覚的に行い、
流れに同調し、乗じながらもその流れの上をスイスイとサーフィンし、
【自らの】言葉、方法、概念のアップデートを重ねていく…

というところに、まずは意識をシフトしてみましょう。
「自分の頭で考える」ことは、ここから始めていくとやりやすいですから。

「自分」という過信状態から、「真の自分」の発現。

ご興味あれば、こちらをどうぞ。




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