『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

備忘録 その4

2010-12-01 | 2009-2010年
前日の予報では、この日は穏やかな晴れ、ということだった。
確かに朝は、穏やかにお日様が差していた。

しかし、

「たぶん降るな…」

と思っていたら、、、やっぱり。。。




電車→タクシーにて、最初の目的地に直行。





『石上神宮』






何というか、静謐ななかにピンと張りつめた、でも柔らかい…
何というか、神話がそのままここに顕現されているのかというような…


この拝殿の後ろは禁足地(入ってはいけないところ)になっている。
しかし、明治七年に当時の宮司の方が政府の許可を得て発掘をしたらしい。
ご神体とされる神剣が、そこに埋めてあるとされて伝えられていたからだ。

そのいい伝えが本当であると実証しようとしたのだが、そのいい伝えの通り
地下一メートルのところに、曲玉など多数の玉類とともに、埋められていたという。。





その『石上神宮』の脇から伸びているのが、「山の辺の道」。




日本の歴史に登場する最古の道とされるこの道を歩いて、三輪山に向かう。

歩き始めてちょっとすると、空が暗くなってきた。
…と、ほどなく雨が、小降りながら降ってきた。
「たぶん降るな」と思いつつも、雨具は持たずに出た私。
寒いわ濡れるわで、途中、道すがらの屋根で雨宿り。。。

降ったり止んだりの雨。
しかし、気にしていては三輪山に登拝できないため、先を急ぐ。



この日は天候の影響なのか、はたまた普段もそうなのかはわからないが、歩いている人も
決して多くなく、道端には家々が立ち並ぶも、そこでも人を見ることは少なく。。

そうしたなか、多くの寺院の跡や無数とも思われる古墳群、古い神社が点在している。

たとえば、





こちらなども、ごく静かに、道の途中に鎮座されている。




大和平野を見渡しながら、曲がりくねった道々をひたすら、歩く。






やがて、次なる目的地に到着。





独特の三つ鳥居が、印象的なこちら。


ここから、今回の佳境へと、突入していく。。。





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