JR旭川駅構内の旭川観光物産情報センターに石川啄木の歌を刻んだ啄木像が没後100年に当たる2012年4月に建立されました。啄木は明治41年、小樽から釧路に向かう途中、滝川をを通過し旭川で下車して一泊している。啄木は旭川に関する短歌4首を「一握の砂」に収めている。この啄木像にはこの歌4首すべてが刻まれています。
像の正面には次の2首が刻まれている。
啄木像と啄木歌碑
啄木像の左側には次の2首が刻まれている。
また、啄木像の右側は、横に座って記念写真が撮れるように椅子になっている。
啄木は旭川に下車して、停車場前の宿に一泊しました。現在、宿の跡地には西武デパート旭川店が建っており、その一角に「啄木宿泊の地」の標柱が立っている。この標柱は旭川駅から見て建物の手前左側の角です。
旭川駅から見た西武デパート旭川店
「啄木宿泊の地」標柱
啄木は旭川に1日滞在しましたが、北海道での滞在期間を調べてみると、次のようになっている。
函館132日:弥生尋常小学校、函館日日新聞社
札幌14日:北門新報社
小樽115日:小樽日報
釧路76日:釧路新聞社
像の正面には次の2首が刻まれている。
啄木像と啄木歌碑
名のみ知りて縁もゆかりもなき土地の
宿屋安けし
我が家のごと
伴なりしかの代議士の
口あける青き寐顔を
かなしと思ひき
宿屋安けし
我が家のごと
伴なりしかの代議士の
口あける青き寐顔を
かなしと思ひき
啄木像の左側には次の2首が刻まれている。
今夜こそ思ふ存分泣いてみむと
泊りし宿屋の
茶のぬるさかな
水蒸気
列車の窓に花のごと凍てしを染むる
あかつきの色
泊りし宿屋の
茶のぬるさかな
水蒸気
列車の窓に花のごと凍てしを染むる
あかつきの色
また、啄木像の右側は、横に座って記念写真が撮れるように椅子になっている。
啄木は旭川に下車して、停車場前の宿に一泊しました。現在、宿の跡地には西武デパート旭川店が建っており、その一角に「啄木宿泊の地」の標柱が立っている。この標柱は旭川駅から見て建物の手前左側の角です。
旭川駅から見た西武デパート旭川店
「啄木宿泊の地」標柱
啄木は旭川に1日滞在しましたが、北海道での滞在期間を調べてみると、次のようになっている。
函館132日:弥生尋常小学校、函館日日新聞社
札幌14日:北門新報社
小樽115日:小樽日報
釧路76日:釧路新聞社