たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

セミの声

2016年08月08日 | 啄木歌碑
皆さんのまわりでセミの声を聴くことがありますか。8月の第一日曜日の7日に宮城県の栗原市に行きました。セミの声がするので近づくとアブラゼミ?が木にとまっていました。


アブラゼミ  




近くの木を見ると地面から1m前後の高さにセミの抜け殻がたくさん張りついていました。



セミの抜け殻





アブラゼミはどのような一生を過ごすのでしょう。調べてみました。アブラゼミは、7〜8月に、木の幹や枝などに開けた穴に長さ2.2mmほどの細長い形の卵を産みます。ひとつの穴には5〜10個の卵を産みつけ、卵はそのまま冬をこして、翌年の6月ころにふ化する。ふ化した幼虫は、土の中に潜り、木の根から養分を吸って成長する。幼虫は、土の中で半年から1年ごとにだっ皮をくり返して、しだいに大きくなり、卵から7年目に地上に出る。地上に出た幼虫は、木の枝や葉の裏などで羽化をして成虫になる。
成虫になったセミは、約1〜2週間しか生きることがでず、成虫の時期に比べて、幼虫の時期がずっと長い。



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啄木の歌

かぞへたる子なし一列驀地(ましぐち)に北に走れる電柱の数

明星 明治41年7月号 石破集(32首、その22)

署名 石川啄木
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