いやぁ~、ここんとこ、メチャクチャ振り回されてます。(本業の方ですが)
このブログを見てくれている方達の中にも、中国生産をしている方もいると思いますが、今の中国の物価の上がり方がメチャクチャで・・・
納期は1週間毎に変わり、見積もりは毎日変わって(上がって)しまって、これでは今までの商談の仕方では仕事にならなくなってしまっています。本気で来年が読めないです。これでは・・・
もっと本気で、ベトナム生産やインドネシア生産を考えようかな?
と、仕事の事はこの辺にして、今日の虫に行きましょう
1つ目は、昨年や今年、突然大量に入荷して、希少種だったのがWILDは売れ残る種に成り下がった虫です。
チャララ・チャッ・チャラ~
ウムハンギ~
Prosopocoilus umhangi (ウムハンギノコギリ) 産地;タンザニア
個人的には未だに難産種なんですが、コツを掴んだ人達は1♀から40頭くらい採っている様なので、そう考えるとやはりノコギリなんですね。
確かにWILDも、昨年や今年あれだけ入荷したのを考えると、現地では普通種なの?って位の虫なのかもしれませんね。
ちなみにこの♂は約65mmくらいで、以前写真を載せた蛹より蛹の全長は小さかった(瓶越しですが)ので、以前の蛹が無事に羽化してたらどうだったんだろう?と考えてしまいました。
以前の蛹は、顎が色付いてそろそろ羽化するのかなと思ったら、お約束のそのまま真っ黒になってしまってたんですよね。大きい蛹ほど羽化不全や羽化できず★になりますね。やってられません
あと、以前いつの間にか自力脱出してた♀を載せたんですが、自力で出てきたくせに、そのまま寝てしまってました。しかも、まだまだ動き出せ無さそうな感じ(足の力的に)で、出てきたのは何だったの?て感じになってます。
やはり、ノコギリらしく休眠期間は長いのかな?
という事で、ぴんくあいすさん、折角の♂が普通に単独飼育になってしまってます。ごめんなさい
今度は2つ目。
初飼育だった為、幼虫飼育の瓶の大きさが解らずガラスM瓶で飼ってたら、軒並み♀が2cmくらいで羽化してたので、スペースを開ける為に整理してたらこんなのが出ました。
チャララ・チャッ・チャラ~
オーウェンノコギリ~
Prosopocoilus oweni ovatusi (オーウェンノコギリ) 産地;ベトナム ハザン
♀の写真ですみません。解りにくいですが目の下が膨らんでいるので、オーウェンで良いと思います。
この虫は世間的にも難産種だと思うので、小さくても羽化させたのは嬉しいですね。
幼虫が軒並み小さかったので、かなり♀に偏ったかも知れませんが、次世代はサイズを狙って育ててみたいですね。水面下でN氏から長歯型を羽化させるよう言われているので、ちょっと頑張ってみたいです。
それと、よく「WILDは難しいけど累代個体は簡単だ」と言う種がいるので、オーウェンはどうなんでしょうかね?休眠期間などさっぱり解りませんが、ハザンの虫なんで一応冷やして保管してみましょうかね。
高々2cm位の♀にガラスのM瓶は邪魔なので、プリンカップに移そうと他の瓶を穿っていたら、おっとビックリ、こんなのが
わぉ!♀と思ったら♂でした
なんと、長歯どころか激短歯。ちなみにコイツは23~24mmです。完全に♀のサイズですね
餌か環境が、全く合わなかったのかな?
知人は32mm位のをbiddersに出していたので、何とかそれより大きいのを育てたいけどウチではどうかなぁ~。
今度はひょんなトコから結構goodなコナラ材が入手出来る様になったので、今度は材飼育でもしてみようかな。