介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

違い

2023-05-14 08:06:53 | 武久の視線
人それぞれに立場も環境も価値観も違う、そんな人たちが意見交換する場で
自己主張が強過ぎたり、ケンカ腰だったり、指摘ばかりのアラ探しだったり、、、

このことは一般社会でも専門社会でも、国会ですら変わらない
終いには言い争いになったり、マウントの取り合いになったり批判になったり

個々に違いを主張するだけなら話し合いや議論にはならない
その違いを参考にしながらより良いものを創り上げていかなくては時間の浪費なのだ




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変わる高齢者

2023-05-12 09:17:38 | 武久の視線
若者にゆとり世代とかZ世代とかがあるように
高齢者にも生きて来た時代背景で創られた性格みたいなものがある

日本の高度成長期を支えて来たプライド高き団塊の世代
その世代が要介護者となるこれからは今までの高齢者とは感じが違って来る

介護サービスのお世話になると言うよりは
介護サービスのお客になると言った感覚の人が増えて来る

今までのお世話や与える感覚のケア職では通用しなくなる
その変化を現場でひしひしと感じ取っているケア職の人もいる筈




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介護リフトのもう一つの利点

2023-05-11 08:53:05 | 武久の視線


介護リフトは介護をする側にとっては腰痛予防とかになるけれど
介護を受けている寝たきりの人でも介護リフトを使うことにより

介護している人が一人でもベッドから車いすへの移乗を楽に行え
寝たきりの人でも外出する機会が増えストレス解消や気分転換が出来るようになる

実際、四肢麻痺でベッドの上だけでの生活だった私でも
妻の操作による介護リフトで車いすへの移乗が簡単に出来
外出や福祉学習など地域社会へ参加も出来た、これもまた介護リフトが生み出したもの。








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CADLケアプラン

2023-05-10 07:56:45 | 武久の視線
ケアタウン研究所の高室氏が提唱するCADLケアプラン

私なりに解釈をすれば、体(病気や機能など)に対してのケアだけではなく
心(喜び、生きがい、生きづらさなど)に対してのケアも考慮したケアプラン、、、

正しくこの武久塾の「人は体と心とで出来ている」の考え
これまで私が感じて来た医療や福祉での心が部分は置きざりにされている感覚

明るく楽しく元気よく、非日常や賑やかさなどを求める支援や介護などから
穏やかさや喜び、その人が自分の役割や生きがいなどを感じられる支援や介護へ

与える、あてがう支援や介護などではなく
互に感謝し合え同じ気もちなども共有できる支援や介護などであって欲しい。





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退院支援とノーリフティングケア

2023-05-09 07:15:13 | 武久の視線

先日、ノーリフティングケアがテーマのオンライン座談会で
その中の話題として、とある老健の医師とのやり取りの中に

病院から退院して在宅生活へ移行するにあたっての大きな課題として
老々介護の為の力不足、すなわち要介護者の移動に関する介助に対する力

おばあちゃんがおじいちゃんを持ち上げることは不可能
ベッドの上でおじいちゃんを移動することにすら力が及ばない

それらの対処方法としてリフトやスライディングシートなどを使う
ノーリフティングケアが老々介護者への退院支援の大きな要素になりうると言っていた。


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私にとっての地域とは

2023-05-08 06:46:49 | 武久の視線


コロナ禍以前まで地区社協と連携してやっていた福祉学習
活動回数は年/4,5回程度だったが地域の幼稚園、小中学校、、、

コロナを期に私ら夫婦は年齢、体力などに考慮して引退をした
福祉学習への外出がなくなった私は通院の年/1,2回程度の外出となった

そんな状況での、私にとっての地域とは、、、と考えてみた
今の私の主たる活動はSNSやオンラインによる当事者として私視線の発信

私はネットの中で日常を過ごす身
よって私はネットの住人、私の「地域」とはネット地区となるのだろう。






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人として

2023-05-07 07:26:54 | 武久の視線

私は健常者だった頃、医療や福祉のことなどには興味がなかった

だから今、当事者になったからと言って
医療や福祉などに対して不平不満などを発信する気は更々ない

ただ私の人生で培って来た価値観で医療や介護、福祉などの
ここが、そうゆうところがおかしいのでは?、、、そんなことを武久塾では発信している。




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真のグリーフケア

2023-05-05 09:02:05 | 武久の視線
失うことの辛さ悲しみ


喪失感と言わずとも何かにつけて失うこととは辛く悲しいこと
今まであったものを、居た者を失くす、、、失くす辛さや悲しみに順列などない

失くすものは万物にあたる
私の障害に関しては機能の喪失や社会的喪失などなど、、、

人によっては失恋や離婚、、、倒産や解雇、、、あらゆる失くした辛さや悲しみ
失くすことによって生じるそれらをケアしてくれるグリーフケアであるべき。




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ハラスメント

2023-05-04 09:49:44 | 武久の視線


調べてみると2020年現在、介護保険の被保険者は
第1号被保険者が656万人、第2号被保険者が13万人とあった

第2号被保険者が多いか少ないとかは別にして
私が体験して来た介護サービスでは不快や疑問を感じることが多々あった

高齢者扱いと言ってしまえばそれまでなのだろうが
高齢者だったとしてもそれハラスメントにあたるのではと思えるようなことも、、、

私は20年間、介護保険の介護サービスにお世話なって来たが

自分がやったことには鈍感で
自分がやられたことには敏感な介護スタッフが多いような気がする。





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ローテーション

2023-05-02 10:00:10 | 武久の視線


50歳前後の頃だった
機能回復の希望を持ち介護予防のパワーリハビリデイサービスに通った

私の住む地域に介護保険が適応するリハビリはそれぐらいしかなかった
10年は続けようとしたバワリハだったけれど4年ぐらいで利用を断られることとなる

2年ぐらい通った頃から
私のプライベート空間である摘便トイレ介助とか陰洗個浴介助に
「ローテーションですから」と多くのスタッフと関わることに押し切られた

その後、機能回復のためだとしばらくは通ったのだが
やがてストレスが問題行動として表れ利用を断られることとなる、希望は砕け飛んだ。




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