ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

言葉の裏側

2022-11-14 07:17:56 | 武久の視線

「病気になって良かった、色々なことに気がつけて」
「障害が教えてくれた」、、、そんな言葉をすんなり受け取る専門職は多い

しかし、自分の身として考えてみても
病気にせよ障害者にせよ、なりたい人なぞこの世に誰一人としていない

受け入れがたいどうしようもない現実を前にした時
人は葛藤し、折り合いを付け自分の心の中に落とし込むしかない

そんな話を美談として取り上げるテレビ番組など
一般の人なら致し方ないのだろうが、専門職の人ぐらいは
患者や利用者の絞り出す言葉の裏側にあるものを理解しておいて欲しい





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