ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

世間は遠くになりにけり

2022-10-19 09:46:16 | 武久の視線


僕が倒れたのが20年前10年ひと昔5年ひと昔と考えたら
だいぶ日常生活や街並み、風潮なども変わったのだろう

一つ上げれば愛煙家の僕はセブンスター¥220を吸っていた
当然、何とかカードもなく、歩きタバコも怪訝な顔をされることもなかった

で何が言いたいのか、闘病や介護が長い患者や利用者に
エンタメや流行の食べものとか話されても適当な返しで聞き流すしかないのだ

よほど沈黙が嫌いか苦手なのか世間話に終始するケアスタッフの方は多い






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武久塾オンライン

2022-10-19 06:30:07 | 武久の視線
先月のオンライン武久塾は
僕の在宅生活の中での福祉用品三種の神器でした




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心日記

2022-10-17 07:36:46 | 武久の視線

心日記を書こう

例:〇月×日 気分:くもり
朝から気が重い、これと言った原因など思い当たらないが
何かにつけてやる気が出ない、何を観ても、何を聴いても空しさが残る
季節の変わり目のせいなのだろうか、、、歳とったせいなのか、、、とか

思いついた時に、今の気もち、心の風景など内心のことだけを書き貯め
自己分析に使ったり、心の成長記録と捉えたり、、自分の心と向き合う機会にしましょう




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娯楽

2022-10-16 10:13:53 | 武久の視線
ベッドの上で日々を送る63歳
普通なら定年後の嘱託やアルバイト的なものでもやっているのだろうか、、、

僕が倒れたのが44歳、働き盛りだった
40後半から50半ばまで介護保険で利用できるリハビリ、パワリハに通っていた

パーワーリハビリは介護予防の運動だから当然、高齢者が中心である
しかし僕みたいにリハビリ目的の中途障害者の人が数名はいた

当然、デイサービスだから運動、食事、入浴、レク、外出などがある
高齢者の外出となると観光、買い物が中心になっていた

方や中途障害者はカラオケや映画館など娯楽が中心
普通4.50の人なら働いている時間、そんな時間に僕は娯楽なんか出来なかった

中途障害者グループでもデイサービスでも僕は浮いていた
終いに僕は、問題行動を起こし数年で残念ながら利用禁止となった





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

在宅介護生活

2022-10-15 08:45:57 | 武久の視線
在宅介護生活とは、割合はあるのだろうが色んな形がある
大半を占めるのは親子、夫婦などなのだろうが、最近になりヤングケアラー

それらに共通して言えることは介護生活=大変、不孝と言う世間のイメージ
孤独死などもそうだが、高齢者の一人暮らし=不孝などとラベリングされる

人はみな生きていれば、何かしら大変なことはある
人はみな生きていれば孤独、一人ぼっちを感じることもある

楽しさ嬉しさ面白さだけの人生なんてありはしない
辛抱とか苦労だとかそんなものを全て含めて生きていることになる





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大切なこと

2022-10-14 10:00:35 | 武久の視線


ショック期、葛藤期、取引、あきらめ、受容、、、
障害受容せよ、全ての逆境が複雑に考え、捉えられている現代

人は障害者であれ、健常者であれ、どんな人であれ
逆境の原因が何であれ、人は生きてゆかねばならない

逆境に執着してはいけない
逆境は「ものは考えよう」でひらりかわして生きゆこう

大切なのは理屈なんかじゃない、大切なのは生きてゆくことなのだから。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出来る人が出来ることを

2022-10-13 07:49:31 | 武久の視線


SNSで僕の当事者視線を発信していると

専門職の人には「気づきになりました」とか
中途障害者の人などからは「そう、そんな気もちなのです」とか

僕個人の視線なのだが他人から共感を得ることは多い
介護を受けて感じてきたことを時間つぶしに書いているだけなのだが


最近思う、伝えられる人が伝えることが大切なのだと
僕には余すほどの時間、詩を書く表現力もある、ネットも使える

これが正しく、出来る人が出来ることを、、、なのだな、と、、
、 

#武久塾




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

補足

2022-10-12 08:20:48 | 武久の視線


入浴介助やトイレ介助
スタッフは着衣、介助を受ける人は裸や排せつの露出

そんな場面での、利用者の恥かしさを想像してみよう

話し好きの人は別だろうが
普通は心に余裕はなく何を話されても適当な返答になりがち

つまり、羞恥心を感じる場面で
余計な、どーでもいい話をされても迷惑、不快と感じる


#武久塾




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羞恥心との対話

2022-10-11 07:11:20 | 武久の視線


普通の人にはお風呂とかトイレはプライベートな場所、時間
そんなプライベートなことを要介護の人は他人に介助してもらう

僕は入浴介助やトイレでの摘便、訪問入浴、清拭などを経験している
長年感じていた違和感?嫌悪感?みたいなものの原因を僕なりに感じた

風呂、トイレ、、、
そもそも生活の中ではプライベート(他人に見られたら恥ずかしい所)

介助を受けるにしても
必要最低限の声かけ、必要最低限の会話しか要らないと僕は感じる

#武久塾




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電動車いす

2022-10-10 10:52:23 | 武久の視線


以前、ケアマネに電動車いすの導入を勧められたことがある
勿論、麻痺しながらも唯一動く僕の左手でも操作できるのだろう

使うようになれば自由に車いすを走らせることができる
妻も車いすを押す労力が軽減される、分かってはいる、、、

しかしその話はパスした、なぜなら受傷後

僕は感情失禁と言って感情の高まりを上手くコントロールできない
感極まって泣いたり、笑いが止まらなくなったり、すぐカーッと来たり、、、

自由に動ける車いす
僕には自信がなかった、防波堤に居たり、車道脇を走行していたり

そんな場面で、ある感情をコントロールする自信はなかったのだ



#武久塾




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする