昨日、かみさんが自治会で防災コーディネーターの講演を聞いてきた
僕らの要点とすれば僕は、消防団の見捨てる勇気の対象者である指導
防災時世の流れに逆らう気はもうとう二人ともない
前回の山形県沖地震で揺れていた最中には
かみさんは「父ちゃん大丈夫」と俺に覆いかぶさっていた
本来は逆なのだろうが、、、無念さが残る、、、
詩を書き始めた頃、僕らの関係を擬人化した詩を書いた
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「栗鼠と古木」 武久ぶく
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大汗かきつつ
あれさっ
あれさっ
一息入れつつ
やいしょ
やいしょ
天をあおいで
それさっ
それさっ
くちかけてコケの生えた古木じゃが
栗鼠にゃあ大事な木なんじゃろ
山シケの夜も、満月の夜も
しっかり、がっちり、身を寄せていた
濡れた落ち葉に足をとられ
一緒に転げ落ちたカダンコの丘
ヤイバの陽射しに身をうたれ
水浴びほうけたネムの木の滝つぼ
やさしい虫のねに聞き入って
そのまま寝入ったススキの原っぱ
しずかの森に、しんしんと降りて来る雪を
添いながら、寝ぼけまなこで眺めたブナの祠
いくえにも繰り返される季節
風吹き、雨降り、まばゆい青空
さあ、今夜は仲間との収穫祭
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津波警報が出たら、二人しっかりと手首を結ぼうな。。。