ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

主点

2017-03-15 11:19:33 | 武久の視線
在宅医療や介護保険などの専門職の中で、制度や方法、連携や役わり、、、
さまざまな角度からケアが議論されている

さまざまな職種や立場で、色々な意見やコミュニケーションなどで連携を深めてゆく
ケア対象の患者、利用者、当事者にとっては、あがたいことなのだろう


しかしながら、そこにはブレてはならない主点があると思う
その主点とは
 「その人が、その人らしい老病死を選択してゆけること」 なんだと、僕は思っている


ケアの中で語られる「その人らしさ」はケア側で創り上げたものが多い 


本当の意味の「その人らしさ」を知るためにも
本人、その家族とのコミュニケーションをとらない限り
本物の「その人らしさ」は見える筈もない


立場の意見の言い合いより
互いを認め合える、おりあいをつけられる対話を
                  優しい未来がおとずれるために、、、



(撮影 介護フォトライター 野田明宏)
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