ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

体験談として

2023-06-21 08:24:50 | 武久の視線

退院してから1年後ぐらいに
病院から何とかカンファレンスとかで人前で話すことを勧められ話をした

話した内容は忘れたが、私の話を聞きに来た人からお礼のメールが届いた

僕は幼い息子を亡くし絶望感で自殺願望に捉われた者ですが
自殺することもままならぬあなたを見て改心しました的なものだった

その話やメールを見聞きした友人は「失礼な奴」と怒ってはいたが
私を見て自殺願望が消えた、この事実を私は喜ばしいことだと感じた

受傷してから初めての感覚だった
こんな私でも他人を救えるのだと言う驚きと、とても嬉しいかったことは忘れない。







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