武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

新カテゴリ「介護をうける心もち」

2017-10-12 09:17:05 | 武久の視線
私は五十八歳、まだ老いを考えるには若い
しかしながら介護度5と言う生活全般に人のお世話になっている現状

シルバー世代の人たちは言う

「俺の人生、太く短くだよ」
「他人の手がかかるまでは長生きしたくない」
「シモの世話までされるくらいなら死んだ方がまし」

漠然的ではあっても「死ぬ」と言う事実は受け入れている
しかし、こと介護を受ける、ということにはどうだろうか?
殆どの方は介護には否定的、ピンピンコロリと逝きたい願望


しかし願望に反して
殆んどの人は死の前に介護される、人のお世話になる時期がつきもの

老いて死ぬことと、老いて介護されるということは一体、セットなのだ

そこには、他人からやってもらう心苦しさや
自分で出来ぬ歯がゆさや情けなさ
シモのお世話をしてもらう恥ずかしさ、、、

色々な葛藤が生まれる
それらの感情、葛藤をのり越えていかなければ
自分らしい死に方や、穏やかな死に方などはないのだ

僕は今ここに、介護を受ける気持ちを「介護をうける心もち」として記して行こう



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