ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

対話と感性

2017-05-02 11:47:33 | 武久の視線
この業界、否、なんの業界もそういう傾向なのだろうが
この業界に特に思わされる


何を、どんな事を言ったのか?書いたのか?発したのか?よりも
誰が言った、あの先生が言った、あの教授が言った、あの、、、


名僧の法話を有難がるが様に、鵜呑みにする
そして、それを自分の患者や、利用者に当てはめようとする


しかし、患者も利用者も、人それぞれに送って来た人生の物語は
人それぞれにみな違う、培われて来た価値観や性分、人間性などは個々に違う


一番、聴く耳を傾けなければいけないのは、対話しなければならないのは
目の前の患者、利用者、共に働く仲間たちなど、、、


そして、その会話の中から相手を感じとること


潤滑剤としての世間話に終始せず
相手の心を、相手のいいたい事を対話の中から読み取る感性


対話と感性そんなものがこれからの医療、介護
否、ストレス社会現代に不可欠になってくる!と、僕は思う。




(撮影 介護フォトライター 野田明宏)

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